洋服で、

外国のサイズって全然違いますよね。

 

アメリカサイズの服を購入したのですが

私にピッタリなのはSサイズ。

 

でも日本ではLサイズがピッタリなんですよね。

 

だからって、

アメリカのサイズが間違っている訳でも

日本のサイズが間違っている訳でもなくて

 

ルールが変われば、

自分がどこに分類されるかも変わってきますよね。

 

 

 

 

 

 

 

私もあまり詳しくなくて

聞いた話がメインになってしまうのですが

 

線維筋痛症の基準も、

今と昔では変わってしまいました。

 

 

線維筋痛症の定義って

 

「他に疾患が無いのに、痛みがある」

 

ってことだったので

 

 

昔はレントゲンや血液検査をして

 

リウマチ系の疾患や

 

特に精神疾患(特にうつ病だと思います)

がある場合を

厳しく除外していました。

 

 

リウマチ系の疾患は毎回血液検査をしていて

もしリウマチだと判明すれば

即、線維筋痛症の診断は変更されたことでしょう。

 

 

精神疾患の検査は毎回用紙をたんまりもらって

うんざりしながら記入していました。

 

(それを患者全員分チェックする先生はもっと大変)

 

 

私は精神疾患がなかったので、わかりませんが

おそらく

精神疾患が発見された段階で

「当院では診察できません。お帰りください。」

と言われそうな雰囲気でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところがどっこい

 

今は聞くところによると

うつ病やリウマチ系の疾患があっても

「二次性線維筋痛症」の診断がつくそうです。

 

ルールが180度変わってしまったようです。

 

 

 

それで

本来は難病的なはずの線維筋痛症ですが

今や

沢山の線維筋痛症の方のブログがあって

「線維筋痛症の人って、精神科に通院している方が多数」

に見えてしまいます。

 

 

 

どうしてこのような現象が起こるかというと

 

精神疾患がある方って

「精神的に辛いのをブログで訴えるから」だと思うのです。

とにかく、ブログで書く!!

 

 

で、

精神疾患で線維筋痛症と診断された方って

「痛くて辛い」

「〇〇に傷ついた」

 

みたいな訴えがメインなんですよね。

 

それでいて、

体への対処にはあまり目を向けていないのが特徴。

 

 

それと、

日によって体調が全然違うんですよね。

 

何となくですが(ただのいち患者としての予想ですが)

精神状態が安定している日は、元気はつらつ。

精神状態が悪い日は、ダウン。

 

と、精神状態にとても左右されている気が。

日によって、心身の状態が別人です。

 

 

 

 

一方、一次性線維筋痛症の場合

例えばベースが「寝たきり」だとしますと

 

精神状態が不安定な日は

「寝たきりで、痛みが強い」

精神状態が安定している日は

「寝たきりだけど、痛みが軽い。少し起きられた」

 

くらいの差なんですね。

 

 

そして、考えることは

「自分の体のこと」です。

 

辛い事や理不尽なこともありますが

「痛い、辛い」と誰かに訴えるエネルギーはなく

わずかなエネルギーで「体のこと」を考えるのです。

 

 

だから、一次性の線維筋痛症の方って

情報収集が精一杯で

自分から発信する元気が無い方が多いかもしれません。

 

ましてや、一日に何度も更新する元気なんてないです。

 

よって、ブログを見ていると

「線維筋痛症の方は、精神科に通院している方が多い」

となるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

洋服のサイズの基準の違いは

国によって体型が違うから当然のことですが

 

線維筋痛症の基準の場合

病気そのものは変わらないのに

基準が変わって、誰にでも診断がつきやすくなり

患者が賢くなる必要があります。

 

自分のタイプを見極め

適切な対処が必要だと思います。

 

 

タイプを見極め、対処ができれば

きっと快方に向かいますキラキラ

 

 

 

 

 

 

ハートのバルーン私が一番伝えたいことです。