痛みに耐えているだけで

充分頑張っている

 

って、よく聞きますよね。

これは、そうだと思います。

 

 

じゃあ

この痛みに耐えればいつかは報われる

辛い思いをすれば、涙を沢山流せば、きっと報われる

 

ってのはどうでしょうか?

 

 

これは、半分正解で半分不正解だと

私は思います。

 

 

 

 

 

 

いつか報われるためには

人生の対応力がつくとか

自分を愛し、人を思いやれるようになるとか

自分の方向性を正しく見極めるとか

人間としての器が大きくなる必要がある

と思います。

 

だから、目の前の問題に向き合わず

線維筋痛症であれば

悲劇のヒロインとなって

 

「不治の病だから しくしく」

 

みたいな心境で

毎日やることはただ、「痛みに耐えるだけ」。

 

客観的に見て、これは成長しているでしょうか。

 

 

 

自分を改善させようとして

前向きになろうとしているけど

いい方法が見つからなくて

今は痛みに耐えるだけ、であれば

いつか好転すると思います。

 

(おそらく、多くの人がこの状態ですよね)

 

 

 

でも

「痛みに耐えてる私は頑張っている」

という状態に酔いしれて

 

「痛みに耐えている私は偉い」

からの

 

「私はあなたより痛みや症状が酷いの!」

 

というマウント攻撃状態になってしまったら

治りそう!とは思えないですよね。

 

だって、

人生の目的が「痛みに耐え、悲劇を生きること」なんですもんびっくりマーク

 

 

そりゃ、大病して日々頑張ってますけど

何かずれてますよね。

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、線維筋痛症の期間が報われるには

どうしたら良いのでしょう?

 

それは

自分なりに、前向きに進もうとすることです。

 

いばらの道かもしれません。

カッコ悪いかもしれません。

全然成果が出ないかもしれません。

何年もかかるかもしれません。

 

 

泥臭くていいし、恥をかくこともあるけど

自分の思うように、前に進んでみてほしいです。

 

それが、成長に繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、おもにスピリチュアル界隈で

過酷な人生、壮絶な人生であるほど

何かのレベルが高い

 

みたいな文言を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

スピリチュアルに詳しい訳じゃないですが

言っちゃいます。

 

 

必ずしもそんなことはないと思います。

 

 

 

 

人生にはどうしても波があって

次の頂上が高い場合に、どうしてもその前に

運気が下がるっていうのは、法則としてあると思います。

 

そういう意味では

高いところに到達するために、

低いところを通過した(壮絶)

 

っていうのはあります。

 

 

 

 

 

でも、ある課題があって

(ここ数回の絶望味のスープの記事を

読んで下さった方はわかりやすいと思いますが)

 

同じ課題を解決するのも

いつまでもネガティブな感情をばらまいているのと

前をむくことを決めて進むのでは

辛さが全然違うんですね。

 

不思議なことに

ネガティブな状態をひきずるほど

状況は厳しくなると思います。

 

だから、

同じ課題も、自分のネガティブ具合でいくらでも辛くできます。

 

そうなると

同じ課題を解決するのに

わざわざネガティブの辛い道を通ったほうが

偉くて、何かのレベルが高い

という、矛盾した状態になります。

 

 

 

 

ですので

「辛い思いをしたほうが、レベルが高いよ」

って考えは、個人的に危ないと感じます。

 

 

自分がネガティブだから辛い出来事が多いことに気づけず

ネガティブの沼にハマるほど

 

「私は人より辛いから、レベルが高いのよ」

「ヘラヘラ笑っているあいつは、格下!!」

 

 

みたいな恐ろしい発想にもなりかねない、と

私は思うのですが、みなさんはどう思われますか?

 

 

私は、こんなの、怖すぎる滝汗

 

 

 

 

 

 

というわけでまとめると

 

辛い思いをすれば、報われて

より高いところ(楽しい世界)に行ける可能性はあります。

 

でもそれは

自分が前に進むと決めて、成長できた場合。

 

 

ネガティブな状態で悲劇のヒロインを続けると

辛い世界から抜け出せないかもしれません。

 

その状態でした辛い思いは

自分が呼び込んだものも含まれているかもしれません。

 

 

 

自分が辛い思いをしたからあの人より上とか、

私より辛い思いをしたあの人が上とか、ないです。

 

壮絶な人生の人を神格化する必要はありません。

 

「どちらが壮絶な人生か」で比べることは、危険注意

 

同じ課題でも、ポジティブな気持ちでいる方が

スイーっと進めます。

 

 

 

 

もし、穏やかな幸せを望むなら

ひたすら目の前の課題を

「愛」と「調和」を使って

失敗してもいいし泥臭くてもいいから

自分なりに前進してみてください。

 

 

 

それができたら

時間がかかるかもしれませんが

いつか報われ、希望が見えて

自分が作った楽しい世界へ行けるかもしれません。

 

 

 

自分が作る世界は

今の自分の思いの積み重ねです乙女のトキメキ

 

 

 

 

 

 

ハートのバルーン私が一番伝えたいことです。