挨拶って
別に義務じゃないですよね。
それなのに、挨拶に囚われていた人間がいるんです。
私です![]()
どうしてかっていうと
子供の時に
「挨拶は大切だよ」
と、親がちゃんと教えてくれたから。
学校で
「挨拶をしましょう」
と、習ったから。
優等生タイプの私は
先生から褒められることが正しいと思っていて
「挨拶は良いこと」
と、しっかりインプットされました。
新入社員のときは
ただひたすら大きな声で挨拶するだけで
先輩方から、可愛がっていただき
会社での人間関係は、すこぶる順調!
この体験により更に
「挨拶は良いこと」
という考えが強固になりました。
ところが、現在の近所づきあいにおいて
この考えが足かせになっていたと気づきました![]()
挨拶は義務じゃないし、
どういう関係性を築きたいかで
挨拶の頻度なんかは自由なはずなのに
この考えのせいで
挨拶をしないご近所さんにイライラ![]()
挨拶をしない自分に罪悪感![]()
つまり、挨拶をしない側の人間が
「悪い」
という「固定概念」で、
余計なストレスを溜めていました。
そして、ここでも、ちゃんと挨拶すべき!という
「完璧主義」が潜んでいて
(ひえーーこんなところにも
)
余計にイライラしてました。
でも、実はそのご近所さんと
自分だって適度に距離を置きたいと思っていて
実は今がベストなんです。
それであれば
挨拶したり、されなかったり
今のまま丁度良いはずなのに、
あーー、無駄にイライラしたわい![]()
少し違う話ですが
意外と、人生は置かれた状況がベストなことが多いと思います。
線維筋痛症になり痛いことがベスト!とは言いませんが
線維筋痛症になって置かれた状況が
実は自分でもびっくり、
ベストな状況だと気づくかもしれません。
また、昔、線維筋痛症の病院の先生から
『あなたは「しなきゃいけない」が多すぎる』
と言われました。
短時間の診察でそれを言われるのだから
そんなものの言い方ばかりしていたのだと思います。
意外な場所に潜む
「完璧主義」と「いらなくなった固定概念」
を発見できたことは良いことなので
暖かい陽気に身を任せて
「挨拶しなきゃいけない」を手放していこうと思います。
私が一番伝えたいことです。
