箱根板橋 まち歩き その4 香林寺から旧道へ | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

小田原板橋 旧道の裏道散歩 最後に立ち寄ったのは 曹洞宗 南谷山 香林寺

 

 

 

 

門の屋根に見えたのは 寺紋の三つ鱗

三角形の連続模様から作られた鱗紋は 龍や蛇の鱗が連想され作られた名前です。

 

 

 

門をくぐると 六地蔵

 

 

 

まっすぐ伸びた参道の両脇には 梅の古木を背景に 古い石仏が迎えてくれます。

 

 

 

 

 

梅の古木の合間に見えた屋根は 

 

 

 

本堂の鬼瓦を使って作った結界門の屋根。

 

 

 

 

結界門をくぐると 三層仏塔を中心に並んだ十二支守護尊像

方角と時間を示す十二支を生まれ年の守護尊として配置してあるそうで 時計回りに3回回って自分の生まれ年の守護尊にお参りするのが良いそうですが お参りしてから説明を読んだので 1回しか回らず ご利益は半減かも・・・ぼけー

 

 

 

 

 

子年の千手観音

 

 

亥年と戌年の阿弥陀如来

私の守護尊はこの方です。

 

 

 

酉年の不動明王

 

 

 

申年と未年の大日如来

 

 

 

午年の勢至菩薩

 

 

 

巳年と辰年の普賢菩薩

 

 

 

卯年の文殊菩薩

 

 

 

写真を撮り忘れたようですが 丑年と寅年の守護像は 虚空蔵菩薩です。

 

 

ボケた写真になってしまいましたが 手入れが行き届いた広い庭には 早くもシャガが咲き始めていました。

 

 

 

お庭の真ん中で 満面の笑顔に思わず微笑んでしまうこの方は 大黒さんでしょうかね・・・?

 

 

 

こちらのお堂には 大弁財尊天が祀られています。

 

 

 

香林寺の開祖 大樹乗慶禅師の慈母(鎌倉の北条氏)は 江の島の弁財天に祈り 霊夢を見て禅師を生みます。 

禅師は7歳で出家 18歳で現在も本堂裏にのこる韶陽(じょうよう)の石窟に入り 寺を開きます。

その後 江の島弁天に参拝すると 白蛇が現れ 宝玉を賜ったことから 因縁の深きを知り 寺内に江の島辯天を勧請し 香林寺の鎮守としました。

現在のお堂は 老朽化に寄り昭和53年に再建したものです。
 

 

お堂の中を覗くと古いお厨子が見られたので この中に江の島弁財天が祀られているようです。

 

 

 

本堂裏の竹林の中にあるのが 開祖 大樹乗慶禅師が入った韶陽の石窟

 

 

 

竹林には 今年の芽を出した若竹もニョキニョキ

 

 

 

本堂から石窟に行く途中に見えたのは竈と井戸

この竈 ブロックを積んで作ったものなので 古いものではなさそうですが 今でも現役の竈です。

 

 

 

 

境内には ここ以外にも 井戸が設置されています。

 

 

 

昨日もご紹介しましたが この辺りは小田原用水が流れ 水が豊富な場所 井戸も現役で活躍している家庭も多いようですね。

 

 

 

旧道沿いのマンホールにも 小田原用水がデザインされていました。

 

 

 

香林寺の近くには 電気王として知られ 茶道にも造詣が深かった松永左ヱ門が晩年を過ごした国登録有形文化財の老欅荘 茶室 葉雨庵 田舎家無住庵があり 松永記念館として見学ができます。

この日 前まで行ったのですが 時間が無かったっため 日を変えて改めて見に行く予定です。

ここには 広い駐車場も完備されていたので 次回行く時には 車で直接いく事にします。

 

 

 

車を停めた小田原城近くの駐車場に戻る時には 板橋の旧道沿いを歩きました。

 

途中にあるのは登録文化財の旧内野醤油店

 

 

 

 

その向かいにあるのは 元お豆腐屋さんだった店舗をリノベーションしたカフェも併設されたTEA  FACTORY 如春園

 

 

 
 
タイル貼りの外観が残る 趣のある建物です。
 

 

 

店内では 紅茶や緑茶の販売の他 お茶をいただきながら カレーを中心としたランチもいただけます。

ここも次回 行きたいと思います。

 

 

 

 

そして その先には 去年の年末にランチをしに行った 旧朝倉邸 薬膳カフェ KURA

 

 

 

 

箱根板橋 旧道界隈は 美味しいものも食べながら あちこち見学 ぐるっと歩いて1日楽しめる散歩コースです

このまち歩きマップは 薬膳カフェ KURAでいただけるので ランチやお茶をしに行った時にもらってくださいね。