奈良旅 その3 唐招提寺  ~あの方に会いに~ | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

薬師寺を参拝した後は 奈良らしい自然が残る道を歩き 唐招提寺へ。

 

 

 

柿が特産の奈良ですが この辺りの柿は 小ぶりの柿が多いのかしら・・・?

 


 

 

唐招提寺も 20代の頃何回も訪れた場所。

 

 

 

 

金堂の屋根は 天平の甍そのものの

 

 

 

薬師寺のきらびやかな鴟尾と異なり

 

 

 

すっかり古代の色 

白い落とし物が気の毒だけどね。

 

 

 

唐招提寺に来たのは 金堂にいらっしゃる大好きな千手観音様に会うため。

20代の頃 初めてこの千手観音様に会った時の衝撃と感動!!

元は1000本あった手は 現在953本になっているそうですが 不安や悩みを抱えながら会いに来た若かった日に このたくさんの手がどんなことでも救ってくれるような気がして いつまでも見ていたことを覚えています。

その後も決して平たんな人生ではなかったけれど 何とかこの年まで生きてきて 今はそれなりに良い人生だったと思っている。

今回は そのお礼参りも兼ねての参拝になったかな。

 

 

 

 

金堂奥の講堂

 

 

 

ついつい目が行く 屋根飾り

 

 

 

丸瓦や鬼瓦 今の時代であっても 決して古さを感じない見事なデザインのアートですね。

 

 

 

 

講堂の中には弥勒如来様が安置されていますが 今回 解体修理の真っただ中。

光背を外し 台座から下りたお姿で安置され 目線の高さでお会いすることが出来ました。

こんな貴重なお姿を見ることが出来るとは・・・・

 

 

 

唐招提寺と言えば 歴史の教科書にも必ず掲載されている鑑真和上像ですが 特別公開は 6月の6月の3日間のみ。

残念ながら いつも御影堂の前で手を合わせるだけで まだ1度もお会いできていません。

 

 

 

御影堂前の道は 静かに散策にっぴったりの道。

 

 

 

土塀が続く静かな道は 天平時代にタイムスリップしたような・・・・

 

 

 

 

やっぱり目が行くのは 屋根飾り

ここは 門の屋根なので お堂の屋根と違って 低い位置から見られて嬉しいです。

 

 

 

 

 

冬の小径に色鮮やかな くちなしの実

 

 

 

唐招提寺も参拝者がとても少なくて とても静かに参拝でき 奈良旅1日目は 貴重な時間を過ごすてきました。