年越しで作る花見重 追記あり | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

思いがけない事がたくさん起こった今年1年も 間もなく暮れ行こうとしています。

年末年始くらいはゆっくりとと思っていましたが 来年初めの実家のリフォームや 春の玉手箱準備のため 慌ただしく過ごしています。

昨日は 仕事納めが終わってから 長男夫婦が食事に来たり 今日は夕方 次男が帰省してきます。

やっぱり ゆっくり過ごす年末年始は まだまだ私にとっては 夢の夢。

 

このところ  昼間は落着いて作品作りをする時間が取れず 昨日も 夜になってから 作業開始、

完成までには時間が掛かりますが 少しずつでも 作れる時に作っておこうと思います。

 

 

今回作るのは 雛道具を使って作る花見重。

 

松の周囲に鶴が飛び交うおめでたい図柄の重箱です。

 

 

 

4段重ねdr 持ち運び用の取っ手もついています。

 

 

 

1段の大きさ(外側)は 横10.5㎝ 縦9.8㎝ 高さ3㎝

 

 

 

まずは一の重から作ります。

内側のサイズより 縦横は5㎜ 高さは1㎝小さくした型を厚紙で作ります。

 

 

 

 

上面にキルト綿を貼り ふっくらさせ 酢飯に見立てた錦紗を貼り

 

 

 

重箱にセット。

 

 

 

2枚貼り合わせた黄色い錦紗を 1㎜幅 長さ2㎝前後にカットしハサミ 錦糸卵を作ります

 

 

 

2枚貼り合わせたベージュの縮緬を 酢バスの形にカットハサミ

 

 

 

酢飯の上に 錦糸卵をまんべんなく貼り 酢バスも乗せます。

 

 

 

打ち紐にワイヤーを通し くるんと丸めると 春の山菜 蕨(わらび)になりました。

 

 

 

直径2センチの厚紙2枚に 縮緬を貼り 間にキルト綿を挟んで 白と黄色の皮を付けたら スダチの輪切り。

 

 

 

製作途中の写真は取り損ねましたが 直径2センチの若草色の錦紗をぐし縫いして 綿を詰めて作ったのは サヤインゲンの実

 

 

 

ガリに見立てた桜の花びら

 

 

 

粉になるまで切り刻んだピンクの縮緬は 桜でんぶ。

 

 

 

これらをバランス良く並べると 一の重のちらし寿司ができました。

 

 

 

今夜は夜なべで 二の重におかずを詰めながら年越しします。

我が家の家族は あまりおせちは食べたがらないので 食べたいものだけ 簡単に用意して済ませるので 重箱に詰めた 花見弁当が お正月の彩り代わりです。

 

 

さて 色々あった今年1年も たくさんの友人やお仲間さん達に助けられ 何とか乗り切ることができました。

ありがとうの言葉だけでは伝えきれませんが 心から 感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

来年も まだまだ世の中は落着く気配は無さそうですが 1日も早く平穏な日常が戻り とびきり良い事が無くても 当たり前のことが当たり前にでき 穏やかに時間が過ぎていく1年であることを 切に切に切に切に(何度も言いたい!!)願っています。

 

皆さんの所にも 素敵な新年が訪れますようにニコニコ!!

 

 

追記

 

朝は晴れた空が広がっていた大晦日

 

少し前から 雪雲が出始め 

 

 

 

平塚にも パラパラ雪が舞い始めました。

寒いわけですね。

 

               

 

 

大晦日に降る真っ白な雪が 今年1年の災難を浄化して 来年1年が良い年になりますように🙏。