神奈川県の西部の4市町村で開催されている あしがら雛めぐり。
先日 開成町の瀬戸屋敷ひなまつりを見てきましたが 土曜日に 南足柄の郷土資料館で開催されている 《雛の館・森のひなまつり》(リンクあり)に行ってきました
。
10年以上前に 森のひな祭りを見に行った時に 山の中の古い資料館によくこれだけのお雛様
を集めたものだと感心しましたが 今回ゆっくり見て回り 江戸~昭和までのお雛様81組
や 創作雛 郷土雛などが 丁寧な解説付きで展示されている様子に 改めてびっくり
。
資料的にも価値が高く お雛様好きには たまらない贅沢な空間です。
写真撮影も許可されていて 沢山撮らせていただいたので 自分の資料としての覚書も兼ね 何回かに分けて 雛の館のお雛様
をご紹介しますが 暗い室内や ガラス越しの撮影も多いため ボケ気味の画像が多いのは 大目に見てくださいね
。
駐車場から資料館までの100mほどの道には 可愛いお雛様
の行灯がかけられています。
資料館に入ると 目に飛び込んでくるのが 昭和30年代の御殿雛。
テーマごとのお雛様が展示されている4か所の展示室に向かう廊下にも つるし飾りやタペストリーが飾られています。
昭和のお雛様が勢揃いする展示室。
昭和の終わりに流行したケース入り木目込み人形のお雛様は オルゴール付きのものもありましたよね。
展示中のケース入りのおひな様は 昭和50年代のもの。
江戸時代のお雛様。
明治~昭和のお雛様。
段飾りのお雛様は81組が展示され 展示数 種類とも県内トップクラスだそうです。
詳細は 後日改めご紹介するので 今日は 創作雛をご覧くださいな。
ユニークな竹細工の河童雛
お道具も竹で作られたカエル雛
お雛様に添えられた桜橘
は 2cmくらいの小さな折り鶴です。
和紙人形
南足柄と言えば 金太郎さんのふるさと
《つるしかざり》という名前が付いた 和紙人形にも金太郎さんが登場します。
うさぎが作った折り紙のつるし飾りを金太郎さん
やクマた
ちが 満開の桜の木
に吊るしている様子が 生き生きと表現されて 一押しのお気に入り
。
思わず 目を凝らして見入ってしまいました。
段飾りの和紙雛
男雛は金太郎さん
女雛
は村娘・・・
三人官女は可愛いうさぎ
。
お猿や狸
の五人囃子と 右大臣 左大臣は 熊
と鹿
三仕丁は 犬かしら・・・・
雛段の下ではねずみたちがお餅を焼いています。
桜餅や小田原西部地域特産のみかん
も用意して 森のおひなまつりの準備が整いました
。
立派なお雛様も素敵だけれど 身近な素材を使って作った素朴なお雛様も 楽しくてかわいさ満載
3月3日のひなまつりまであと1週間 しばらくは私のお雛様三昧の日々が続きそうです。