和楽器が描かれた 鮮やかな赤地の錦紗が届きました
描かれているのは 尾羽のような羽の上に 鳳凰
のように広げた羽と 2種類の和楽器。
羽のような形の物 宝尽くしの隠れ蓑なんでしょうか・・・・。
一見 お雛様のように見えるのは 隠れ笠・・・
実物の笙は見たことが無いのですが 17本の竹管を 桜
などの木で作った《頭(かしら)》と呼ばれるお椀型
の物に 水牛の角で作った蓋をして 差し込んだ構造だそうです。
調べてみたら 多くの笙本体には 模様が描かれているものは少なく 頭の部分のみ 蒔絵が描かれている程度のようですが ここに描かれている笙は 竹管は 鹿の子模様の雲 頭には 七宝文様が描かれ 雅な雰囲気を醸し出しています。
もう一つの絵柄には 唐草文様の太鼓
。
やっぱり 広げた羽は 鳳凰に見える・・・・・
鮮やかな赤と パステルカラーで描かれた模様が とても優雅で 一目惚れした古布でした