瀬戸屋敷の道具たち | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

開成町 あしがり郷で代々名主を務めた瀬戸家




その瀬戸家が 300年前に構えた屋敷が瀬戸屋敷です。




表門は・・・






どこから撮影カメラしても 手前の松の木に遮られ 全体像が上手くとれないのですが 表門をくぐるとすぐ左にあるのが水車小屋です。







水車小屋の中にある木組みは 精米米に使われた道具です。




小屋の表側には 屋敷の周囲を流れる水水しぶきを引きこみ 水車が音を立てて動いています。





水車の傍の水路に置かれる木の箱 何だか解りますかはてなマーク





正解は・・・・




開成町の近くにある «富水»«蛍田»という地名からも解るように この周辺は 綺麗な水水しぶきが豊富な土地です。

この豊富な水水しぶきを利用した道具 昔の人の知恵 凄いですね・・・。



名主さんのお屋敷だけあって 立派な主屋。


 




主屋の中で 特に興味があるのは 右側の入り口から入った所にある 土間と囲炉裏の部屋。







こんな竈(かまど)で炊いたご飯ご飯 美味しいでしょうね。





柱には 古い時計時計も掛かっていました。





土間にあるのは 五右衛門風呂お風呂・・・はてなマーク




土間の外には釣瓶井戸。






主屋の横には  古い農具が展示されています。




この大きい道具は もみ米を選別する «唐箕(とうみ)»です。



唐箕は 内部で風風を送り お米米や豆豆を選別する農具です。

この竹で編んだ箕の大きい機械版。




大きなプロペラプロペラと ハンドルがついた道具 «扇風機»の名札が付いていました。



名主さんほどになると 江戸時代から 扇風機扇風機使っていたのね・・・・えっ

でも 人力でハンドルを回して 大きな羽プロペラを動かすのは大変だろうな・・・・ガーンと思いながら よく読んでみると これは 暑い時に使う扇風機扇風機ではなく 農具のひとつだったんですね・・・・。




電気コンセントコンセントのない時代 昔の人は知恵と工夫で暮らしを便利にしていたんですね。

動くもの 全て電気コンセントコンセントに頼っている現代人は 見習うべきものがありますね


瀬戸屋敷に行かれたら 江戸時代にタイムスリップして 昔の暮らしに思いを馳せてみて下さいねパー!!