こっちの「なんじゃ…」、そっちの「なんじゃ…」 覚え易い名前の植物2種 | 和み処 のぉ~んびりと…

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近年、長ぁ~いカタカナ表記の植物が増えましたねぇ…

ムカシは「ダリア」とか「コスモス」、「カーネーション」くらいだったのに…

我家でも長ぁ~いカタカナ名の植物がどんどん増えています。

覚えられないし、覚えてもすぐ忘れるし…で、株元には必ず名札を突き刺しています。

 

そこで、今回は、一度耳にすればすぐに覚えられる名前の植物を2種取り上げてみました。

 

 

【その一】 「なんじゃこれ

本来の名称:「アルブカ スピラリス ’フリズルシズル’

  初めて日本に取り寄せた園芸店主がその草姿を見て思わず発したひと言「なんじゃこれ」が流通名として広まった…という裏話が伝わっているこの球根は、細長い葉が強くカールしています。

 

どうです? カタカナ名を忘れない自信があります?

どうです? この日本語表記名なら一度聞いたら忘れないでしょ?

 

我家にも長年鉢植えがあります。

たった一球から次第に増え、分球させねば…と毎年思いつつそのままなので、鉢から溢れそうになって増え過ぎた球根同士が押し合いながら競り上がっています。

 

多分、今年が8年目…?

多くの花芽が見えていますが、増え過ぎた球根で鉢縁も表土も見えません

 

 

昨年は、一鉢で30数本の花芽を付けました。

今年も、さっと見渡しても20数本の花芽を確認できます。

球根サイズにより、球根の場所により、花芽の出方にずれが生じているので、最終的には花が終わってから花茎を切り取りながらカウントしています。

 

花茎が伸びてきた…

 

例年、GW頃が開花期ですが、今年は遅れているようで…

以前の花姿を張り付けて見ました。

こんな花…です。

 

 

 

 

【その二】 「なんじゃもんじゃ

本来の名称:「ヒトツバタゴ」 (モクセイ科)

  落葉高木。開花期はGW頃。

  1枚の花弁が4つに分かれて4枚の花弁に見える花姿から「何だこれは…」から転じて「なんじゃもんじゃ」と称されるようになったとか。

  それにしても珍しい樹です。

 

近在では、沙沙貴神社(近江八幡市安土町)の境内に10本ほど植えられています。

先日の「こどもの日」に、数年ぶりに花姿を見に出かけてみました。

この日は、神社では祭礼が執り行われていました。

 

この神社「佐々木」姓発祥の地としても知られていますが、神社のご紹介はまた別の機会にでも…

 

なんじゃもんじゃ」の花姿です。

 

当神社最大の「なんじゃもんじゃ」の樹
 

 

確かに4枚の花弁…が確認できます