【続報】パナソニック電工の直管形LEDランプ、LEDチップ実装を工夫して線光源を作りだす
パナソニック電工が2010年11月8日に発表したLED照明器具「直管形LEDランプ搭載ベースライト」では、点光源であるLED特有のツブツブ感やギラツキを抑制するため、ランプへのLEDチップの実装を改良した(Tech-On!関連記事)。ランプの光源には、長さ140mm程度の短冊状のセラミック基板上に複数個の青色LEDチップを一列に並べて蛍光体材料で覆ったLEDモジュールを用いている。
このLEDモジュールがあたかも1本の線光源になるように工夫した。青色LEDチップのつなぎ目が見えないように、青色LEDチップの間隔を最適化するとともに、青色LEDチップ間のすき間にも蛍光体材料を十分に設けたとする。すき間に蛍光体材料があることでこの部分も発光に寄与し、LEDチップ間のすき間が目立たないという。 (一部抜粋)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101109/544140/?ST=led
パナソニック電工、直管形LEDランプを搭載した照明器具を発売
パナソニック電工は、直管形LEDランプを光源として使用する照明器具「直管形LEDランプ搭載ベースライト」約80品種を2010年12月24日から順次発売する。日本電球工業会(JELMA)が2010年10月8日に制定した直管形LEDランプの規格「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」を採用した。オフィスや店舗、工場、学校、病院などをターゲットとしており、既設の蛍光灯器具の本体を活用するリニューアル用の交換ユニットなども用意する。
JELMAの規格に準拠したL形口金(給電側2本、接地側1本)は蛍光灯口金の「G13」と互換性がなく、現行の蛍光灯器具に誤って挿入することがない。さらに、L形口金はランプを挿入した後に回転して固定するため、振動などによる落下も防げる。通電するランプピンは片側(給電側)の2本だけの片側給電方式を採用しており、挿入作業時に誤って他方のランプピンに接触した場合の感電も防止した。
ランプの全光束、配光特性、色温度、演色性はJELMAの規格を上回る仕様となっており、例えば、全光束は規格では「2300lm以上」だが同製品では2400lmを実現。これは、蛍光灯(FLR)40W形器具と同等の明るさだ。演色性も規格の「Ra80以上」を上回るRa84となっている。
新しいLEDランプは使い始めた当初、設計照度以上の明るさとなってしまうが、同製品では、余分な電力を自動的にカットすることで適正な明るさに補正し、一定の明るさ(設計照度)を保つ初期照度補正機能も装備する。この機能の効果も含めて、FLR40W形器具との比較では、ほぼ同じ明るさで約 40%の消費電力の低減を見込める。光源の寿命も蛍光灯の約3.3倍の4万時間となる。
LEDランプはガラス管の内面にアルミニウム合金製のヒートシンク兼反射板を固定し、そこに複数のセラミック基板(LEDモジュール)を並べた構造となっている。セラミック基板上には多数のLEDチップを1直線上に等間隔に実装し、それらの上をかまぼこ形の蛍光体層で覆っている。モジュール間は直列で接続されているが、モジュール内の各LEDチップは並列で接続されている。(一部抜粋)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101109/544139/?ST=led
飯野ビルの約5万m2にLED照明導入、竹中工務店
竹中工務店は10月12日、東京都千代田区に建設中の27階建てオフィスビルで、7階以上の全フロアにLEDベースの照明を導入すると発表した。敷設面積で計約5万m2に達し国内で最大規模の導入例になるという。
「飯野ビルディング」完成予想図
飯野海運が建築主の「飯野ビルディング」に導入する。高効率LEDモジュールを使用した基幹用照明器具1万4500台を7階から27階までのテナント事務室フロア部分に設置。照明エネルギー消費量を、同じ面積の標準的な事務所の約半分にすることができる。
照明器具は低消費電力かつ高輝度なCOB(チップ・オン・ボード)タイプのLEDモジュールを採用したもので、東芝ライテックが開発した。発光面はLED特有のまぶしさを改善して均一な光が得られる高性能アクリル板を採用している。 (一部抜粋)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101102/544074/?ST=led
ついに国内規格が決まった直管形LEDランプ、日本電球工業会に規格の特徴を聞く
LEDを光源に使う直管形LEDランプについて、日本電球工業会(JELMA)は2010年10月8日に規格「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」(JEL801:2010)を制定した。オフィス・ビルなどで一般的に使われる直管形蛍光ランプの代替として、直管形LEDランプへの期待が膨らんでいる。韓国製などの日本で販売される直管形LEDランプはあったが、取り扱うのは中小企業が中心であり、規格がないために主要なランプ・メーカーは製品投入に二の足を踏んでいた。今回、規格が制定されたことで、直管形LEDランプの普及に弾みがつきそうだ。
直管形LEDランプについては、ランプの互換性や明るさ、重さ、安全性などを課題とする声があった。今回の規格は、こうした不安要素を払拭するための内容を盛り込んでいるという。JELMAの専務理事である武内徹二氏と技術部長である八木敏治氏に、規格策定の背景や規格の特徴などについて聞いた。
――規格制定に至った経緯を聞きたい。
JELMA 照明に使うランプはまず、安全性や互換性を確保していなければならない。現在、市場に出回る直管形LEDランプは、照明器具に対して電源工事が必要なものや、蛍光ランプの代わりに器具にそのまま取り付けられるものなど複数ある。さらに、電力投入が一般的な蛍光ランプのようにランプの両端のものもあれば、片側からのみ投入するものもある。これでは、ランプの互換性があるとはいえない。
それにもかかわらず、ランプの口金には直管形蛍光ランプと同じ「G13」を用いているものがほとんどである。そのため、消費者がLEDランプを誤って互換性のない器具のソケットに接続する状況が出てきてしまう。さらに、日本国内にはG13の口金を備える照明器具は、古いものから最新鋭のものまでいろいろとある。電源回路に違いがあるので、どの照明器具でも蛍光ランプの代わりにLEDランプを使えるという状況とはいえない。 (一部抜粋)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101101/544027/?ST=led
パナソニック、独自の放熱技術でLED電球の業界トップの明るさと省エネ性を両立
パナソニックは、LED(発光ダイオード)電球「EVERLEDS(エバーレッズ)」で、独自の放熱技術によって業界トップの明るさと高い省エネ性を両立させた一般電球タイプ(E26口金)を11月25日に発売する。熱伝導性と放熱性能を高めた。昼光色相当と電球色相当があり、昼光色相当では同社の従来品のLED電球と比べて、同じ消費電力で1.4倍となる業界トップの明るさを実現した。
本体とLEDパッケージを緊密に接合して熱の伝導性を高め、LEDパッケージからの熱を口金方向に効率的に逃がすと同時に、アルマイト加工を本体表面に施して放射率を向上させ、高い放熱性能を確保した。昼光色相当の一般電球60形相当で、全光束825Lm(ルーメン)の明るさと消費電力9.2Wを実現した。消費電力9.2Wでの明るさとしては従来の1.4倍となる。同じ明るさの白熱電球と比較すると、1灯あたりの電気代を年間約1970円節約できる。
LEDパッケージは温度が低いほど発光効率が高く、温度を下げればエネルギー消費効率は高くなる。しかし明るくするには消費電力を増やす必要があり、その結果温度が上昇してしまう。エネルギー効率と明るさ向上の両立のために不可欠となるのがLEDパッケージの温度を下げる放熱技術で、同社はその技術を新たに開発した。
明るさと省エネ性能を高めながら、寿命は従来のLED電球と同等の約4万時間ある。本体サイズも、エバーレッズシリーズに共通する白熱電球に近いコンパクトボディーを採用し、置き換えを容易にした。密閉型器具にも対応する。LED電球の普及が始まり、メーカー間の競争が激化するなか、同社は明るさと省エネ性能の両立で差別化を図る。
■提供 ECO JAPAN

