ノンデュアリティ(非二元)についての疑問 | 非二元|生きている「おいしさ」を味わう

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今週は、フランス在住の日本人女性や広島在住の男性とノンデュアリティ・プライベートでセッションをzoomでやりました。


コロナ禍において、この一年ですごく変わったと感じるのは、東京以外の方とセッションをできる機会が増えてきたこと。

そして、セッションを受けられる方自身、何らかのメソッドを学ばれ、カウンセリングやセラピー、コーチングの仕事をされている方が増えてきたこと。

この2点が、この一年の間に、すっかり変わってしまったなと感じています。

そして、私とのセッションにおいて、多くの方が確かめたいと思っている内容が、「自分がやっていることが、ノンデュアリティのセッションと、どこが同じで、何が違っているのか、その違いを明確にして、自分が今やっているサービスの質を向上させたい」といったものです。

私自身、10年前まで、コーチングや心理カウンセリング、NlLP、デイマティーニ・メソッドなどを学び、これらのことを仕事にしたいと思って多くの知識を学んできましたが、何をどれだけ学ぼうと、本業にはなり得ませんでした。

仕事になり得るどころか、何をどれだけ学んでも、私自身が苦しみの真っ只中にいたままで、解放感を感じたことは一度もありませんでした(一時的に感じる解放感や気休め程度の安堵感はあったものの…)

そういう点から見て、私がノンデュアリティに出会い、はっきり認識できるようになったのは(これまでに学んできたこととの決定的な違い)は、「根本的に何かが狂っていたり、間違っていたりする自分は存在していない」という事実でした。

しかし、これを頭(理性を司る大脳新皮質の領域)で理解できたとしても、何かの出来事に対してリアクションしてしまう「逃げるか、戦うか」の衝動的反応は、理性では食い止められず、同じ反応が繰り返され、悪循環が継続されたままとなります。

おそらく、多くの人が、この事実に気づいてきて、これをどうすれば、乗り越えられるのか?とその答えを模索されているのでしょうが、その答えは、感情を司っている大脳辺縁系の領域で、衝動的反応を引き起こしているホルモン分泌が起きているのだから、そこにダイレクトにアプローチしていかない限り、悪循環を引き起こしている衝動的な行動パターンは止められない、というのが、私がノンデュアリティに出会って知り得た事実です。

なにより私自身、この事実を知り、感情や体感覚に直接触れられるようになったことで、リバレーション(解放)が起き、それまでずっと信じてきた「どこかが狂っている自分がいる」「その自分が完璧になるには、何かがプラスされるか、変わらなくてはいけない」という幻想が完全に溶けてなくなりました。

ということで、こうした自分の経験を伝えるには、また言葉に頼らざるを得ませんが、私がセッションでやっていることは、ただひたすら、思考と感情がつくり出している「偽の自分(エゴ)」の動きをクライアント本人が見抜けるようになるお手伝いをしているだけで、これ以上のことも、これ以下のこともやっていません。

なぜなら、これだけで、それまで問題を抱えていると思い込んでいたクライアント自身が、その問題が全く解決しなくても、自分が真に求めていた安らぎと、生命のフルフィルメントが、今、ここにあることを感じてれるようになるからです。

お知らせ
ノンデュアリティについて、腑に落ちない点がある人は、非二元のプライベート・セッションか、4月開催の非二元入門にご参加ください。