パーフェクト・フロー | 非二元|目覚めを生きる

非二元|目覚めを生きる

宇宙的自己に目覚める記事を配信。
「迷悟」「苦楽」「生死」の相対を超えた「身体・宇宙」一如の絶対的あり様とは?
迷い、悩み、苦しみのない、日々、生き活きとした生活の実践。


去年の年末から今日まで、毎日、本を読み続けていた。

中国では、唐や宋の時代、禅師と僧の間で、どんな会話のやり取りがなされ、見性(悟り)が起きていたのか?

その一方、日本では、江戸時代にどんな禅師が現れ、僧に対してだけでなく、庶民に対しても、禅の真髄を語り、悩める多くの人たちに大安心をもたらしていたのか?

このような内容の本にしばらく触れていたので、なんとなく漢文や古文にも慣れてきたのだが、そうなると不思議なもので、これまで読み続けてきた英文の本から自然に遠ざかるようになり、英文で書かれたノンデュアリティ(ノンデュアリティ 」の本への興味もすっかり薄れてしまっていた。

ところが、5日ほど前から、YouTubeで英会話の発音に関する動画を観るようになったのをきっかけに、「やっぱり英語を学ぶのは楽しいな」と思い始め、その流れで英語で書かれたノンデュアリティの本を再び読み返すようになったのだが、驚いたことに、これまで何十回も読み返して、内容的にもかなり深く理解できている思い込んでいた本の内容が、まったく違う内容として読解できるようになっていることに気がついた。

そして、3日前、これまでの人生を振り返っても3本の指に入るほど、心が動揺し、その場でじっとしていられないほどの金銭的なトラブルが起きた。
そこで、ひとまず近所のドトールに行き、アイスコーヒーを飲みながら、周りの光景を眺めてしばらくつろいでいると、突然、心の中のザワめきが緩みだし、全身が安堵感に満たされる体験をした。

そして、金銭的トラブルがまったく解決していないにもかかわらず、その夜も、いつも通りにぐっすり眠ることができ、翌日、目が覚めた時、「10年前の自分なら、こんな事が起きたら、夜通し、心が落ち着かず、問題が解決される日が来るまで、ずっとうろたえ続けていただろうなぁ。でも、非二元のプレゼンスに落ち着く方法を知ったことで、こんなにも感覚が変わってしまうんだなぁ」と、あらためて実感することができた。

振り返ってみると、英文の本から一旦遠ざかったことで、心の中が一度空っぽになり、そこに漢文と古文による仏教の不ニに関する教えが大量に入りやすくなり、その上でもう一度、英文によるノンデュアリティに関する本に戻ったことで、これまでとはまた違う感覚で内容を味わえるようになり、それによって、今回のようにどんな出来事が起きても、ほぼ自動的に「無条件の自由」を感じられる変化が起きやすくなったのではないかと感じている。

そして、読み込む言語が自然に変わっていき、それによって生じ始めた感覚の変化も、また、今回経験した出来事も、すべてが生命の完璧な流れ(パーフェクト・フロー)であり、何一つ間違いなど起きていないことを深く確信できるようにもなった。

お知らせ
4月開催の2021年版「非二元入門」の受付を開始しました。
また、非二元ファシリテーター養成講座・導入コースのお申し込み受付は2月12日(金)までです。