複数の体や物質が、それぞれバラバラに存在している。
あなたが、この分離の考え(唯物論)を信じ切っているなら、宇宙(世界)はその通りに反応する。
「自分と他人」「自分と世界」の分離を証拠づけるような考えにばかり意識の焦点が当たり、「分離」がリアルなものに見えてくる。
でも、これは「信じ込み」によって起きている一種の催眠状態(幻想)に過ぎない。
だから、あなたがもし、苦しみや、焦り、落ち着きのなさをリアルに感じているなら、分離感から派生した何らかの考え(幻想)をいまだに信じこんでいることになる。
しかし、体や物質がそれぞれバラバラに存在しているという考えは、一つの考えに過ぎない。
その考えを信じ込むことをやめれば、宇宙はありのままの姿を現す。
「二つのもの(複数性)がない」という非二元がリアル(現実)で、複数の体や物がバラバラに存在しているという考え(唯物論」が非現実な幻想であったことがはっきり認識できるようになる。
追伸
今日、ここで語ったことは、「思考は現実化する」というアメリカの新興宗教の教えとは、何の関係もありません。
思考は思考に過ぎず、思考以外のものにはなり得ないからです。
ここで言っているのは、どんな考えであれ、その考えを信じ切れば(信仰されれば)、その思い込みを裏付けるような証拠ばかりが見つかり、その考えが事実のように思えてくる、という思考がつくりだしている幻想のカラクリを指摘しているに過ぎません。
ですから、あなたが「思考は現実化する」という考えを本気で信じたなら、「悪いことを考えてしまったから、現実化してしまったんだ」「これからは良いことだけを考えるようにしよう」という、思考の渦にどんどん囚われるようになり、思考を調整することに一生を捧げるような人生が現実の人生のように思えるようになります。
でも、これも思考を信じることから始まった幻想に過ぎません。
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