英会話に必要なのは単語力ではなく思考力 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

昨日はオンライン英会話で、フィリピンの先生とこんな会話を楽しんだ。

 
フィリピンでは、給料が月2回支給されるけど、もらった給料の一部は、両親に手渡しているので、お金が溜まらず、日本に旅行したくてもなかなかいけないんだよね。
 
両親は、働いてないの?
 
2人とも働いてるけど、子供が親にお金を送るのは、当たり前でしょ。
 
日本では、あまり、そういう習慣はないよ。
 
え、どうして?
 
親の世代の方が、子供よりお金持ちだったりするから。
 
どうして?
 
今、70才以上の人たちは、会社を辞めたときに、たくさん退職金をもらってるし、毎月、年金も受け取ってるから。
そして、そのお金を活用して、老後に日本よりはるかに物価の安いマレーシアやバリ島に移住する人もいたりするし。
 
あ〜、私も日本に生まれたかった。
 
でも、今の若い人たちは、昔に比べたら、そんなに高い給料も、退職金ももらえなくなってきてるよ。
 
どうして?
 
外国人の労働者がどんどん増えてきてるから、それに伴い、日本人の給料もだんだん減ってきてるんだと思う。
 
このような内容の話を、フィリピンの先生と、実際にはすべて英語でやり取りしたわけだが、こうやってそのやり取りを書き出してみると、先生がいかに私から言葉(英語)を引き出そうとして質問してくれているかがよくわかる。
 
私は昨年まで、自分の言いたいことがなかなか英語になって口から出てこない状態だったのだが、外国人の先生と毎日こんなふうに世間話を楽しんでいるうちに、いつのまにか、自分の言いたいことを英語で表現できるようになってきた。
 
より多くの英単語を記憶すれば、英語を話せるようになる。
中学レベルの文法を学び直せば、英語を話せるようになる。
 
こんな謳い文句に引っかかったら、英語を話せるようになるどころか、ますます口から英語が出てこなくなる状態に陥ってしまう。
 
普段、日本語で物事を考えている私たちが、英語を話せるようになるには、どんな思考法を採用し、英語に触れていく必要があるのか?
 
それを考えながら、毎日、外国人の先生と英会話を楽しめるようになった今の日々は、1年前の自分から見れば、想像もつかないほどエキサイティングなものになった。
 
お知らせ
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