「足りない」という思い込みの愚かさ | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

先週末は、土曜日にお金に関する講座を、日曜日には英会話に関する講座を開催しました。

「お金」と「英会話」。
この2つは表面的にまったく異なる内容の講座に見えますが、実は私がお伝えしたいと思っている本質に違いはありません。

それは、「足りない」という思い込みからの解放です。

「お金が足りない」と思い込んでいる人は、なんとかして収入を増やそうと考え続けます。

何年英語を勉強しても、英語をしゃべれるようにならない人は、しゃべれない理由を「英単語がまだ足りないからだ」と思い込み、さらに英単語を増やそうとします。

このどちらにも共通しているのは、「足りない」という思いで、足りないものがなくなれば、素晴らしい未来がいつか訪れると信じています。

でも、それは勘違いです。

問題なのは、「お金がないこと」でも、「英単語が足りていないこと」でもありません。

「足りないから増やさなければ」というこの思い込みこそが幻想であって、お金の講座では、この愚かさを、三日月と満月にたとえて話しました。

また、英会話の講座では、英単語を記憶すればするほど、なぜ、英語がスムーズに口から出てこなくなってしまうのか、日本の英語教育の皮肉さを、具体的に説明しました。

そして、お金の講座では、自ずと現れ出てくる個性と身の回りの道具を生かしきれば、収入が増えようが増えまいがどっちでもよくなるほど、自由に美しく生きられることを。

同じく、英会話の講座でも、既に知っている英単語(道具)を使いこなせるレベルに磨き上げるだけで、すぐにでも外国人と楽しい会話を楽しめるようになることをお伝えしました。

そして今回、英会話の講座には、16歳の女子高生も参加してくれて、終わってから感想を聞いてみると、「学校の勉強より面白かった」と笑ってくれました。

お知らせ
お金の講座英会話の講座、次回は5月に開催します。