予定通りに展開しない現実の完璧さ | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

本来の予定なら、私は昨日(1月8日)、実家の大阪から東京に戻る予定だった。

しかし、母親から、「もうちょっとゆっくりしていけるんやったら、ゆっくりしていきぃなぁ。お父さんも喜んではるし」と言われたので、明日10日まで大阪に滞在することにした。

そして、今日の昼、外に出かけようとしたら、母親に行き先を聞かれ、「堺筋本町でシューマイ食べてくる」と応えると、残念そうな声で「ほんなら、えぇわ」と母親がつぶやいた。

「なんなん?」と聞き返すと、「百貨店のあるとこに出かけるんやったら、今晩の献立考えるの面倒やから、お弁当こうてきてもらおうかなとおもて聞いたんや」というので、「ほんならシューマイの店、難波にもあるから難波で食べてくるわ」と答えたら、「そら、助かるわ」と母親の声が明るくなった。



そして、難波のシューマイの店に行ってみると、通りに沿って、ものすごい数の露店が並んでいた。

「そうか、今日から今宮戎のえべっさんの日やったんや」とわかり、お参りしていくことにした。


母親が「もうちょっとゆっくりしていき」「これからどこいくの?」という一言を発しなければ、今日、このような現実を見ることはなかった。
何もかもが、予定にはなかったことだが、現実は素晴らしい光景となって活気づき、目の前に見事に現れ出てくる。

明日は、京都に寺で、「悟りの窓」「迷いの窓」を通して現実の光景を眺めてから、東京に戻ろうと思う。

でも、これも、今のところの予定に過ぎない。
明日、どんな現実が実際に現れ出てくるかは、私にはまったくわからず、知りようもない。

それでも、現れる現実は寸分違わず完璧だ。

お知らせ
東京での非二元(ノンデュアリティ)のプライベート・セッションは、1月11日(金)から再開します。