暗記学習の退屈さと非効率性 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

昨日は、アクティブ・ブレインの読書法コースを開催しました。

 
読書法コースでは、単行本や新書をどのような手順で読み、内容をどうまとめれば、内容が記憶に残り、仕事や生活に活かせるようになるかをお教えしているのですが、昨日は、法律の文章を覚えられなくて困っている方が参加されていました。
 
「どうすれば、効率よく法律を覚えられるようになるのか?」という質問を受けてから一日が過ぎたのですが、こんなふうにお答えしたほうがよかったかなと思える考えが出てきたので、ブログでその内容を皆さんにもお伝えしておこうと思います。
 
まず、「法律」というのはルールです。
 
ルールというのは、紙に書かれた決まり事で、ルールを知らなければ、野球も、サッカーも、将棋も楽しめません。
 
ルールを知らなければ、ゲームも楽しめない。
そういう意味では、「ルールを知る」ことは大事なことです。
 
しかし、「ルールを知る」というのは、ルールを理解することであって、記憶することではありません。
 
たとえば、野球を楽しむには(プレイするにしろ、観戦するにしろ)、野球のルールを知っておく必要がありますが、それは野球のルールブックを熟読して、内容を記憶する作業とは異なります。
 
野球を楽しんでいる子供であれ、プロ野球選手であれ、ルールブックを熟読してルールを記憶したわけではなく、実際に野球をプレイしながら、ルールの理解を深めていったからです。
 
一切、プレイする(楽しむ)ことなく、ルールブックだけを読み、ルールを覚えようとする作業ほど、脳にとって、退屈で耐え難いものはありません。
 
実際にプレイをしていれば、いろんなケースに遭遇することになり、様々な経験を通じて、ルールというものは、自然に把握できるようになるものだからです。
 
今、法律の勉強をしている人は、野球でいえば、選手ではなく、審判になることを目指してルールをまなぼうとしているのでしょうが、プロ野球の審判になった人だって、実際に 野球のグラウンドに何度も立ち、実際にプレイをジャッジする経験を積み重ねて、プロの審判になっています。
 
ルールブックに書かれた文字だけを読んで、正確にその内容を記憶したところで、審判にはなれません。
 
今、実際に起こっている出来事に対して、ルールに基づいた正確なジャッジを素早く下せる。
 
これが審判の仕事であり、実際のケーススタディの経験を積まずして、その能力を高めることはでいないからです。
 
もし、あなたが今、法律の勉強をしていて、思うように学習がはかどらないと感じているなら、実践がともなわない、文字だけを見て内容を記憶しようとする机上の学習に陥っていないか、一度、ご自分で確認してみてください。
 
お知らせ
英語学習も、英単語や文法を覚える暗記中心の学習から、スマホを使って発話練習を繰り返す実践的な学習に切り替えると、3ヶ月ほどで英語を使って外国人とコミュニケーションを取れるようになります。
英語を話せるようになる学習法を知りたい方は、下記の講座にご参加ください。
 
また、次回のアクティブ・ブレイン読書法は、11月18日に開催します。