ホームシアターに流れ続ける映画の話 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

どこの映画館に行くよりも、わが家(ホーム)のスクリーンは大きい。

このスクリーンには、いつも最高傑作の映画が上映され続けている。

それは人生という名の映画。

この映画には、監督も脚本家もいない。

それでも、人生のシーンは自動的に展開していく。

そして、スクリーンから距離を置いた席から映画を眺めている観客もいない。

映画の中に現れる一人の登場人物に成り切り、ハラハラドキドキしながら、時に涙したり、時に大笑いしながら、人生という劇に没頭している。

これほどリアルな映画はない。

映画を見ているのか、それとも、これが現実なのかがわからなくなるほど、人生という名の映画はよくできている。

しかも、料金は無料。

お金を一切支払わなくても、この映画は提供され続けている。

しかし、映画の中の登場人物になりきり、人生という映画の中のフィクショナルな問題を解決しようと動き出すと、途端にこの映画は楽しめなくなる。

問題とその問題に悩まされている自分とがとても現実的なものに思え、これが映画とはとうてい思えなくなる。

人生という映画を楽しむ余裕などまったくなくなり、時に登場人物は大暴走して、どこかの神社の宮司のような騒動を巻き起こしてしまう。

しかし、ホームシアターに流れている映画は、映画の中の登場人物に対して、物語の流れを変える努力など一切求めてはいない。

ホームシアターの椅子は、登場人物がどれだけ人生の展開にくたびれ果て、絶望していようと、あなたに自らを差し出し、こうささやいている。

人生の展開を変えようと、もがき苦しむのをやめて、ここにゆったりと腰掛け、この人生という映画の展開を眺めてみませんか?と。

そして、このホームシアターの椅子とは、あなたが今、腰掛けている、まさにその椅子。

ここが、あなたが求めていた安らぎの場所、ホーム(わが家)。

お知らせ
今週末の日曜は、今年最後のノンデュアリティ・エクスペリエンスです。
普段見えていなかった人生という名の映画を見てみたいなと思ったら、遊びに来てください。