「英単語記憶」は、イジメ? | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

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英単語をなかなか覚えられなくて、困っている人は多い。

 
なぜ、覚えられないかというと、「単語」ほど覚えにくいものはないからだ。
 
覚えにくいものを覚えようとしているのだから、誰がやっても覚えられないのは当前だ。
 
それゆえ、誰が語った言葉だったか忘れてしまったのだが、「英単語記憶はイジメだ」という指摘は、ある意味、的を射ている。

 

私の姪は、中学生の時から英語を話せたのだが、当時「どうやって英単語を覚えてるの?」と聞くと、「英単語の意味を覚えるってどういうこと?」と答えて、私を驚かせた。
 
彼女には、言葉を単体で覚えるという感覚がなかった。
 
これは考えてみると当たり前のことなのだが、言葉は単体では意味をなさない。
 
たとえば、putという単語の意味を、私たち日本人は「置く」と覚えているけれど、そう覚えている限りは、「この時計を壁に掛けて」と言いたい時に、「put this clock on the wall」という言葉が出てこなくなる。
 
言葉というものは、いくつかの単語が集まって(文章になって)初めて意味を成すものであり、単語単体では意味を成さない。
 
日本語で「ヤバい!」と言っても、その前後で語られた言葉や状況がわからなければ、「危ない」という意味で言っているのか「スゴイ」という意味で言っているのかがわからないように。
 
単体では意味をなさない「単語の意味」を単体で覚えようとしているのだから、覚えられないのは当然の帰結。
 
なぜなら、記憶とは「意味」を成す関連付けができることで定着するものだからだ。
 
だから、英語を使ってコミュニケーションを取れるようになりたいと思っているなら、「英単語の意味を覚える」という発想そのものを捨てた方がいい。
 
「英単語をたくさん覚えれば、いつか英語を聞き取れ、話せるようになる」と思いこんでいる人がいるけれど、英語でコミュニケーションを取れるようになった人は、アメリカ人であろうが日本人であろうが、単語の意味を単体で覚えようなんて無茶なことはしていない。
 
英語を話したくても、あなたの口からなかなか言葉が出てこないのは、頭の中で、自分が知っている単語を組み立てて、英文をつくろうとしてきたからだ。
言葉をバラバラの単語に分解して、単体の意味ばかり覚えようとしてきたからだ。
 
こんなことをやっていたら、いつまでたっても英語を聞き取れるようにも、話せるようにもならない。
 
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