ずっと探求の苦しさが続いていて、今日こそ真実を知ってラクになりたい、ということだったので、「苦しんでいるのは答えを探し続けている私だ」と冒頭伝えてから、セッションを始めた。
そして、セッションが終わる頃、真実を知りたがっていた彼女はいなくなり、生だけが残って、その生が非二元のフリートークを楽しみ始めた。
もうそこには、彼女も矢沢大輔も存在しておらず、笑い話だけが自然に現れ出てきた。
そして、最後に彼女はこう語った。
「私が聞きたかった話は昨日のトランプ大統領の演説ではなく、この話だった」と。
この言葉は、まるでアメリカを変えられる「誰か」が現実に存在していると思い込んでしまった人々の夢物語を、一撃にして笑い飛ばしてしまうに充分な生の爆撃花火だった。
色鮮やかな生の花火は、いつも打ち上がっている。
この花火から、切り離されて存在している人も物も存在していない。
何かを変えられるような誰かなんて、そもそも存在していない。
あるのは、いつも花開き続けるこの一つの生だけ。
その生は、既に完璧であり、何も隠してはいない。
生はいつも開けっぴろげ。
その生の美しさを見失える個人の私など、どこにも存在していない。
お知らせ
分離の幻想が崩壊すると、生のフレッシュさをダイレクトに感じながら生きられるようになります。
興味のある方は、非二元のプライベートセッション、またはノンデュアリティ・エクスペリエンスにご参加ください。