幸福を求めているなら、その幸福を求める心は、幸福を渇望している。
つまり、その心は幸福ではなく、落ち着きのない状態になっている。
不幸とは、この落ち着きのない、今を否定する心のことだ。
幸福は、心の状態ではない。
心の状態を良くすれば、幸福になれると勘違いしてはいけない。
その思い込みそのものが、幸福を渇望している心の働きであり、不幸を生み出しているものだからだ。
幸福を探し求める心が静まった時に、幸福は姿を現す。
幸福は消えたことなど一度もなく、いつも、今ここにあるものだ。
ただ、幸福を求める心に覆われ、それを見失ったかのように思えるだけだ。
矢沢大輔
お知らせ
思考で幸福をつかもうとしても、幸福を捉えることはできません。
なぜなら、幸福とは、思考以前にあるもの、思考とは関係のない唯一の存在だからです。
幸福をダイレクトに感じてみたい方は、来月開催の奇跡学校か、非二元の個人セッションをお受けください。
矢沢大輔の講座