あの世とは、死んでからいくところと思っていたら大間違い。
この世は、今ある。
あの世も、今ある。
そして、両者は重なり合って、相補関係にある。
「なんてこった!」と思えるような話だけど、私はオカルトには興味がない。
今日は、科学的にこの両者の関係性を解き明かした「量子論」について、数式を使わず、文系の人にもわかるように書いてみたい。
まず、私たちが存在している「この世」、目に見える物質世界の話から。
私たち人間の肉体も、動植物も、様々な物体も、元はというと何からできているのか?
それを解明してきたのが科学だが、すべての物質は、原子からできていることは、学校の科学の授業で学んだ通り。
ここまでが、古典物理学(ニュートン物理学)の話。
そう、私たちが学校で教わった科学は、科学の世界では、いまや「古典物理学」と呼ばれているのだ。
では、現代物理学とは何なのか?
それが量子論で、ここからいよいよ原子の内側のミクロの世界、目に見えない「あの世」の話に入っていく。
原子の内側を覗くと、原子は、「原子核」と「電子」からできていることがわかっている。
地球の周りを月が周回しているように、原子核の周りを電子が周回している。
ところが、電子の性質を調べると、電子は物質ではないことが発見されたのだ。
正確に言うと、電子は「物質としての性質(粒子性)」を持ちながら、「波としての性質(波動性)」も持ちあわせている。
つまり、粒でありながら、波でもある。
この両方の性質をあわせもっていることを「双対性」と呼んでいる。
そして、ここからが、この世とあの世の世界にかかわる話になる。
私たちが電子を観察するまで、電子は波になっていて、私たちには見えない。
つまり、電子は、人間に見られるまで、見えない「あの世」にあるのだ。
そして、私たちが電子を観察した瞬間に、電子は粒子になって「この世」に現れる。
冒頭で、「あの世とこの世は重なり合って、相補関係にある」といったのは、このことを指している。
そして、この世の万物は、原子でできていて、その内側の原子核も電子も、粒子からできているので、この世界の全ての物は、見られるまでは、波として「あの世」に存在していることになる。
それが、ある瞬間、観察者によって見られることにより、「この世」に現れ出てくるのだ。
今夜、夜空に見えている丸い月は、誰も見ていないときには存在せず、人に見られてはじめて姿を現すのだ。
これが量子論が解き明かした、あの世とこの世の関係。
私たちのこの現実世界は、目に見えないあの世の「波の現れ」なのだ。
では、ここから、あの世とこの世の関係が、私たちの人生や生活にどう影響するのかについて話そう。
この世において、私たちは一人一人、別々に存在しているように見える。
この3次元世界では、それぞれの固体は、それぞれ違う位置にあり、別々に存在しているように見える。
人と人が同じ位置に重なって存在していることなどあり得ない。
ところが、あの世においては、それが一つになって存在しているのだ。
なぜなら、あの世では、全てのものが波で、気体のように広がっていて、どの位置にそれがあるとはいえないからだ。
私たち人間だけでなく、全てのものが、あの世では、一つになって共存している。
これを「ワンネス」という。
しかし、私たちが現実に見ることができるのは、この物質化した世界だけ。
あらゆるものが、別々に、違う位置に存在している状況しか、見ることができない。
実際には、あの世とこの世の2つの世界が重なり合っているのだが、私たちには、その片方の「この世」しか見ることができない。
そのため、私たちの意識は、この物質世界に固定化されてしまっている。
こうなると、自分がこの世界で快適に生きていくための条件は、必然的に物質的豊かさを追求することになり、私たちは、日々、その状況の管理に追われることになる。
しかし、私たちがどれだけ奮闘しても、この世界の現実は、なかなか思うようには変わっていかない。
それは、なぜなのか?
その理由は、いまだに私たちが古典物理学の力学だけを信じて、この物質世界(この世)にばかり働きかけようとしているから。
この世と相補関係にある見えない「あの世」とのつながり、ワンネスであることを見失っているからだ。
この世では、お互いが分離しているように見えるけれど、あの世では、私たちは一つ。
この意識のシフトが起こった時、全てが統合されたあの世で、量子的飛躍(クォンタムリープ)が起こり、それがカタチになってこの世に現れる。
これを人は、奇跡と呼ぶ。
矢沢大輔
追伸
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