お金が足りない。
そう思った時、人はどうにかしてお金を得ようとする。
思い通りにお金を得られたら、ひとまず、ほっとできるけれど、そのうち、また、お金が足りなくなる。
そして、また、お金を得ようと何らかの行動を起こす。
この繰り返しのパターンにはまっている人は、なかなかお金を増やせない。
そして、「いつかまた、お金が足りなくなるのでは…」とお金の心配ばかりすることになる。
そこで、今日は、この「金欠パターン」から、抜け出す方法について書いてみる。
そもそも、なぜ、このような繰り返しが起きるかというと、以下のような神経回路が脳内にできてしまっているからだ。
「お金が足りない」(動機) から 「お金を得ようとする」(行動)
つまり、お金を得ようとする行動の動機が、「お金が足りない」という欠乏感から始まっている。
こうなると、お金を得ようとして何らかの行動を起こし、お金を得られたら、どうなってしまうか?
お金を得てしまうと、「お金が足りない」という動機が消えてしまうので、お金を得ようとする「行動」が起こらなくなる。
だから、しばらくすると、また、お金が足りなくなる。
すると、その欠乏感が動機になり、また、お金を得ようとする行動が起こる。
このように、
動機→行動→動機の消滅→行動が止まる→動機→行動→…
というサイクルを延々に繰り返しているので、いつまで経ってもお金が増えていかないのだ。
では、どうすれば、このサイクルから抜け出し、お金を増やせるのか?
もっともシンプルな解決策をひとつあげれば、お金を得るための行動が起こる動機を変えてしまえばいい。
たとえば、
「お金を得ることが楽しい」(動機) から 「お金を得ようとする」(行動)
というように、動機と行動を一致させてしまえば、お金を得るための行動が続くようになる。
また、スピリチュアル的なアプローチを試みたいなら、こんな方法もある。
お金が足りないと思っている人は、貯金通帳の金額の増減にばかり目が奪われ、お金以外の豊かさが見えなくなっている可能性が高い。
お金は、「豊かさ」を測るための一つの尺度だけれど、お金で測れるのは、「金銭的価値」という観点から見た豊かさにすぎない。
この世界には、「金銭的価値」の尺度において価値ある「もの」もあれば、その尺度では測れない価値ある「もの」や「こと」も、いろいろ存在している。
「豊かさ」とは本来、それもこれも含めての豊かさなのだ。
だから、お金の増減にばかり目が奪われている人は、「金銭的価値」を見るための色メガネを通して世界を見ているようなものなので、そのメガネを外してみると、いろんな豊かさが見えてくるようになる。
空を見上げるだけでも、そこには人が描きだせない「蒼さ」がある。
豊かさは、この世界にいつもあふれている。
それに気づけるようになると、欠乏感は消えていき、金欠パターンは崩壊しはじめる。
矢沢大輔
追伸
エネルギー(波動)の観点からお金を見れるようになると、お金の流れが豊かになります。
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追伸2
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