脳内地図が変わるまで人は路頭に迷う | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

人は、現実の世界で起こっていることを、ありのままに捉えてはいない。


目を通して受け取った情報を、脳内で処理して、映像として知覚した瞬間には、もう現実のものとは違うものになっている。
映画のマトリクスで描かれた世界のように…。


肉体が接する世界に「道路」があり、それがリアルな現実だとするなら、脳内に浮かびあがった道路の映像は、現実の道路ではなく、それが記された「地図」のようなものにすぎない。


人は、その脳内の地図を頼りに、物事を認識し、現実の道の上を歩いている。


車を運転する時には道路地図が必要で、地下鉄に乗る時には路線図がなければ乗り換えられないように、人は地図に頼って、行動している。


しかし、現実の世界は常に変化しつづけている。
昔、そこにあったはずの道が、今はなくなっていることだってある。


地形が変わったのなら、それに合わせて地図を書き換えないと、道に迷うことになる。


古い地図は、役に立たない。

江戸時代の地図をもって、今の東京を歩いたら、どこにいるのかもわからなくなってしまう。


現実の世界は刻一刻と変わり続けている。
昔の地図は通用しない。


現実の変化に合わせて、脳内の地図を新しいものに書き換えていかなければ、人生だって行き詰まる。


時代とともに、働き方だってものすごく変わった。

高度成長期は、会社に就職して、長く勤めれば勤めるほど、給料があがったし、退職金ももらえて、老後の心配もいらなかった。


だから、多くの人が会社員になることを目指して、いい会社に就職することを目指して、必死に勉強した。


でも、状況はもう既に変わっている。


なのに、人間の脳内地図だけは、その現実の状況に対応して、書き換えられないでいる。


問題なのは、変わってしまった現実の状況の方ではない。

状況の変化を受け入れられず、書き換えられないまま放置された、人間の古い脳内地図のほうだ。


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