不登校の子供 ~話し方の個性~ | 不登校対応の相談~改善策ブログ~

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元不登校で現在は起業家の木村優一が、「親に求められる不登校対応」をお伝えします。



当たり前のことですが、
人にはそれぞれ「話し方」に差があります。



結論からスパッと話す人、結論までなかなかたどりつかなくて話が長くなる人、話の最後まで結論が見えない人…


結論一つに関しても、このように「話し方」の違いがあります。



その他にも、次の言葉が出てくるまでに少し時間がかかる人、話しながら考えを整理している人…など、いろんな違いがあります。



当然、不登校の子供も同じで、
子供それぞれに「話し方」の違いがあるんですね。



それなのに、不登校の子供を持つ親御さんの多くは、自分の「話し方」に子供を合わせようとします。



・子供が「次の言葉が出てくるまで時間がかかるタイプ」なのに、少し沈黙になると親が話し始めて、結局、子供は大事な部分を話せない



・子供は話しながら考えを整理しているのに、その整理を待つのではなく、親の考えをアドバイスする(例:「そういうときは~~すればいいんだよ」)



ヒドい親御さんになると、子供の話が終わる前にそれをさえぎり、話し始めます。



それって、不登校対応以前の問題ですよね。



日常生活で誰かとコミュニケーションをとるときに、
相手の話し方を尊重して、最後まで話を聴くのは「優しさ」です。



それができていない人は倦厭されがちで、
いろんな人から「あの人っていつも人の話を聴かないよね~」と陰で言われているでしょう。



(たまにいますよね。日常生活でのコミュニケーションが「朝まで生テレビ」の出演者のようになっている人が・笑)



相手の話し方を尊重して、最後まで話を聴く。
これは、一般的にマナーとして必要なのはもちろん、不登校対応でも特に重要なことなのです。



あなたは、子供の「話し方」を尊重し、話を最後まで聴いていますか?



それができていないなら、論外ですよ。



親が自分の「話し方」を離れ、子供の「話し方」を尊重し、「子供にとっての話の最後」まで聴けたとき、はじめて子供の心が見えてきて、サポートしやすくなります。



そうして、不登校好転へと動き出すのです。



「子供の話を聴く」ということは、
「親が自分の話し方を離れる」ということでもある。



このことを忘れないようにしてくださいね。




木村優一





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あなたのほんの少しの行動が
日本のどこかで苦しんでいる不登校の子供を救うかもしれません。


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