積極的に変化し続ける者『5』
『5』という数字は、
人類と深い所縁（ゆかり）のある数字です。
ヒトが外界を感知するための
主な感覚機能5種類を『五感』と呼びます。
慣用的に『五体満足』という表現も
よく耳にしますし、
（頭・首・胸・手・足、または
頭・両手・両足、漢方では
筋・血脈・肌肉 ・骨・皮、等々）
なによりも
普段目にするのは
ヒトの両手両足、
それぞれの5本の指です。
ちなみに。世界の多くの言語（の数詞）で
十進命数法が使用されているのは
両手に5本ずつ、計10本となるために
計算がしやすいためと言われています。
例）日本語では
10 = じゅう
11 = じゅう（と）いち
12 = じゅう（と）に
英語では
10 = ten
11 = one teen eleven
神聖な図形
対角線を引いた正五角形の中には
黄金比が隠れています。
画像お借りしました
ピタゴラス学派は
黄金比（Golden Ratio）を含む
この五芒星を神聖なものとみなし
学派の紋章としてたことは
よく知られています。
“自然界”が好む数
トム・ハンクスが主演し
映画化もされたの原作、
ダン・ブラウン著『ダ・ヴィンチ・コード』は
数字『5』についての記述が満載で
数秘術に興味をお持ちの方には
ぜひ一読していただきたい一冊です✨
その小説の中には
“女性”、“金星”などを象徴する
五弁の薔薇が再々登場します。
金星は8年周期で五芒星を描くそうです。そして、その8年周期の半分を基準としてオリンピア協議会の開催時期が決められたと言われています。オリンピックの公式マーク『五輪』は金星・五芒星と深いつながりがあることも、小説『ダ・ヴィンチ・コード』で言及されています。
旧約聖書に登場する
知恵の樹の実は、
多くの宗教画で『りんご』として
描かれていますが、
そのりんご実は
水平に切ると
5つの種の仕切があることが分かります。
日本でも
桜・梅・桃
いずれの花びらも
5枚で描かれます。
『5』は、
1から9までの“不完全数”の
ちょうど真ん中にある数字です。
コンパスで円を描く際の
中心点のような存在です。
『5』は宇宙と生命の神秘を内包した
とても魅力的な数字なのです✨
