やっぱりパジャマは必要! | futari-komorebiのブログ

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ふたりになりたい大人たちのために創られた
天空の隠れ家。

 

またですよ。コロナのせいで今まで木もれ陽のパジャマを作ってくれていた中国の工場が潰れてしまいました。

 

お世話になっているリネン会社の担当者様からそんな報告をもらって、

 

うーん、ちょうどこの高稼働でパジャマの枚数が足りなくなってきてたんですよねー。。

 

他の工場でもいいので何とかならないですかねー?

 

なんて相談していたのですが、うーん、この生地がねー、今は小ロットで受けてくれるところがないんですよねー・・・

 

みたいな感じ。

 

うーん、さて、どうしたものか?

 

 

そもそも今、レストランとかでも使える館内用ウェアを全室に置いているわけだし、

 

何ならあれももともとパジャマとして作られているのを勝手に木もれ陽では「館内着」としてお使いいただいているだけだし、

 

だったら、この「館内着」を「お部屋着」としてお使いいただけばいいんじゃないの?

 

お風呂入ってからそんなに何着も何着も着替えないでしょ、普通。

 

 

とか何とか喧々諤々の議論が繰り広げられていたんですよ。

 

そんなわけで昨年末くらいからだったと思いますが、基本は館内着をお部屋着としてご利用いただき、

 

白いダブルガーゼのパジャマはご希望のお客様のみ貸し出しで、というオペレーションに切り替えてご案内をしていたんです。

 

でもね、案の定、というか、予想以上に、というか、

 

「パジャマもお願いします」

 

っておっしゃるお客様が多くて、

 

そりゃね、お客様のうち半数はリピーター様で、

 

今までパジャマで寝てたのに、パジャマ無くなっちゃったの?

 

って、そりゃね、なりますよね。

 

 

うん、やっぱりパジャマ全部新しく作り直しましょう!

 

という事になりまして、でも今までのダブルガーゼ生地はダメだし、じゃぁ、どうしようか?

 

というのを一から考え直していたんです。

 

いつものリネン会社さんの担当者様にもいろんな生地サンプルを見せてもらって、触らせてもらって、

 

 

これはあのホテルのやつですよね、とか、前職のホテルでこれ使ってたなー、とか、

 

最近ではこの生地が結構人気なんですよー、とかとか・・・

 

うーん、難しい。

 

 

とりあえず気になる生地をいくつかピックアップして、実際にサンプルで一着ずつ作ってもらって、

 

実際に広げてみて、着てみて、みんなどう思う?とか聞きながら・・・

 

迷ったときはみんなの意見を聞いて決めたいところだけど、でもそんなことしてたら全然先に進まないし、うまく決まらな事くらいわかってるんです。

 

 

迷ったときはやっぱり支配人の、自分の感覚を信じて決めるのが一番なんですよ。

 

お褒めのお言葉も、ご批判も、支配人が受け止めて、木もれ陽の血肉にしてゆくしかないんです。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが今日からこのパジャマをまた全室に設置させていただくこととなりました。

 

問題の生地ですが・・・

 

「ディープワッフル」というやつです。

 

 

えっ? 散々引っ張って、ワッフル生地かーい!というご意見、はい、ごもっともです。ちゃんと受け止めますよ。

 

でもね、なんだかんだでやっぱり一番いいんですよ。

 

ふかふかで柔らかいし着心地も最高。

 

だから今でも色んなところで使われているわけだし、支配人も何周か回ってここに行きついてしまったんだと思います。

 

ただね、ただの「ワッフル」生地ではなく、「ディープワッフル」生地ですから。

 

今まで知ってたあのワッフルよりも、もっと凸凹が深くて、その分さらにふかふかで、

 

いいんですよ。

 

木もれ陽のお部屋で、ディープワッフルパジャマで、パジャマパーティ。

 

いいですよ。

 

 

 

自撮り写真で顔隠すのが意外にむずいことを知った支配人