心屋認定カウンセラーでパーソナルスタイリストのふたばです。
バンクーバー滞在記。
前回のスクールライフ編に続き、今回はキャンプ編。
元々、このキャンプがあったので、バンクーバーに行くことを決めました。
今年5月に友達が帰国した際、「仕事辞めるならキャンプおいでよ~」って誘われて。
キャンプなんて、せいぜい小・中学生の時の林間学校ぐらい。
自分がキャンプ好きなのかも分からなかったけど、ふと浮かんだ「行ってみたい」気持ちに従ってみました。
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学校初日の月曜日の夕方。
参加者の一人のお宅でキャンプミーティングを開くという事で、私もそれに連れて行かれたんです。
これが結構キツかったー
バンクーバー生活始まって早々に、心を閉ざすことに…
私が知っているのは友達とその子供たち、そして週末に一緒にハイキングに行った友達のパートナー。
後は皆さん初めまして、もちろん全員カナダ人。
(友達は日本人、その子供たちはハーフ)
そもそも初対面が得意じゃない私。
コミュニケーションは超ナチュラルスピードの英語。
分かってはいたけど、友達は私を気にしない。
彼らの会話に全く入れない
私以外は行き来のある間柄だから、私が知らない話題も出てくるわけで...
彼らの会話に全く入れない
なんとなーく子供の相手をしたりしてたけど、「なんで私ここにいるんだろう?」って思いで頭が支配されました。
その日以来、キャンプに行くのが凄く憂鬱になって…
いっそのこと、キャンプに行くのを止めようかとも思いました。
他にも諸々あって、一人でゆっくりしたい気分が高まってたし。
なんだけど、ガイドブックを借りて調べても、3泊4日を使って行ってみたいところが近場に無い...
自分が居心地悪い空間に敢えて行くのか?
友達にはキャンプに行かないかもしれない、という事は伝えつつ、自問を繰り返すこと数日。
だんだん、仕事を辞めて解放感いっぱいのはずなのに、異国の地に来てまで悶々としている自分がなんだか可笑しくなって来て
もう閉じてもいいや!
そう開き直ってキャンプに行くことにしました。
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どこに行くのか?
それすらも聞いてない…
着いた場所は、バンクーバーから車で3時間ほどのチリワックという所。
Chilliwack Lake ほとりにキャンプサイトが整備されていて、そこにテントを張ってのキャンプ。
3つのキャンプサイトで、総勢人間10人、大人5人と子供5人、そして犬1匹でのキャンプでした。
到着してまず取り掛かったのが、テントの組み立て。
もちろん初めてで、何がどうなっているのか最初はさっぱり分からなかったけど、組み立てている内に構造が分かってきて、最後には無事組み立てることができました!
あ、これは友達が組み立てたテント。
夕食作りは大人達で。
例のミーティングの時に当番とメニューが決められていて、初日は友達カップルによるジャパニーズカリーとBBQ。
私はご飯担当。
普段から鍋でご飯を炊いているので、余裕のよっちゃん
ただね、洗い物が…
水道はあるとはいえ、洗い場になっているわけではないので、桶に水を張って洗剤入れて洗い、別の桶に水を張ってすすぐしかない。
カレー&ご飯はまだマシだったんだけど、翌朝の卵料理の後始末がヤバかった!
取れない取れない...
キャンプにこびりつき系の料理、不向きです。
もしくは、テフロン加工の鍋持参をお勧めします!
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日中はみんな思い思いに過ごす感じ。
電波が遮断された空間だったので、もちろんネットは無し。
本を読んだり、昼寝したり、泳いだり、子供と遊んだり...
私も本読んだり、景色や人を眺めてたり、ちょこっと湖に入ったりしてました。
でも、やっぱりみんな都会人。
3日目の朝は、街中に出ました(笑)
私的にも体調を整えるのに、一瞬でも街に出られて良かった!
キャンプ場にトイレはあるとは言え汲み取り式、通称「ぼっとん便所」です。
ハエもいっぱいいるし、小っちゃい方はいいにしても、おっきい方は落ち着いて用を足せない、意外にデリケートな私。
キレイなトイレはイー
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閉じてもいいと自分に許可してたので、無理して会話に加わろうとせず、みんなの言動に注目してました。
大らかな人
こだわりが強い人
気が利く人
気が短い人
周りを気にしない人
時間を気にしない人
... etc
当たり前なんだけど、色んな人がいる!
知らず知らずのうちに、「カナダ人は」って一括りにしてしまっていた自分に気が付きました。
どこの国の人であろうと、ひとりひとり違うわけだから、「〇〇人は」って簡単にまとめられないですよね。
あ、でも、「バンクーバーの人は優しい人が多い」っていうのは言えます!
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子供たちの様子も、実に興味深かったー!
6歳の女の子は11歳の女の子に影響され、11歳の女の子は15歳の女の子に影響され、ちょっと背伸びをした態度になってて。
で、その上の子がいなくなると、年相応の態度に戻る感じ。
「早く大人になりたい!」って子供共通の無意識なのかもしれません。
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そうそう、私にもお友達ができました!
一緒に来ていたラブラドールレトリーバー
彼は、介助犬のトレーニング中で、とってもいい子。
キャンプの買い出しの時にも会ってたんだけど、その時はトレーニング中だったので、撫でたりできませんでした。
断然犬派の私。
ワンちゃんと触れ合うだけで癒されるー
この彼を巡ってちょっとした事件が起こったんですが、それも貴重な体験でした。
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それ目的でバンクーバーに行ったはずなのに、行くのを止めようかと思った3泊4日のキャンプ。
結果的に、行って良かったです!
自然の空気もいっぱい吸えたし、なにより、自分の視野が狭かったことに気づく事が出来ました。
キャンプ、結構好きかも
でも、3泊4日はちょいと長い!!