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HIRO'S DIARY vo3

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令和6年8月12日(月)

岳沢小屋~天狗沢~天狗のコル~ジャンダルム~ロバの耳~馬の背~奥穂高岳~穂高岳山荘~

ザイテングラート~涸沢ヒュッテ 3日目 その2

 

去年自分の計画不足で得た貴重な経験を、今年の「北アルプス縦走登山」で生かす事が出来た。

 

と言う事で、今回は予定通りの時間に「涸沢ヒュッテ」に向かう。

 

 

そして午前11時、無事に「涸沢ヒュッテ」(標高2,310m)に到着。

 

 

 

 

まずは受付をするが、その時に去年遅くに着いて迷惑を掛けた事をあやまった。

 

でも「到着が遅れる人は毎年たくさんいるので全然大丈夫ですよ」と言われた。

 

更に、遅くに着いたのに「晩ご飯用意しますよ」って言われてありがたかったですと言ったら

「遅くに着いても、無事でなによりです」って言われた。

 

去年も思ったが、みんなが憧れる「涸沢ヒュッテ」は、やっぱりイイ山小屋だ。

 

と言う事で、受付を済ませた後に裏の登山道を10分ほど登って

穂高の山並みと涸沢カールと涸沢ヒュッテと涸沢小屋とテント場が一望できる場所でパシャッ!

 

 

ちなみに、位置関係はこんな感じ。

 

 

そして、涸沢ヒュッテに戻って玄関の前の広い場所でプロテインとアミノバイタルを飲んで

ハイドレーションに水を補給して、バックパックを整理して明日の準備をして部屋に行った。

 

すると、去年と同じ「キリンソウA」と言う1人部屋だった。

 

 

 

 

 

 

去年は「予約の順番が早かったので1人部屋です」って言われたが、到着が遅かったので

相部屋だと他の人の迷惑になるから、一人部屋に変更になったのかと思っていたが

去年の予約番号は18番で今年は20番だったので、本当にそうなのかもしれない。

 

ちなみに、予約方法は予約日の1カ月前の同日の午前8時から電話で受け付けていて

去年も今年も何度も電話をかけ直して、つながるまで40分かかった。

 

と言う事で、部屋着に着替えてウッドデッキに行って、涸沢ヒュッテ名物の「おでん」

キレイな景色を堪能しながらノンビリ食べた。

 

 

 

ちなみに、ウッドデッキはたくさんあってこんな感じ。

 

 

 

裏には、寝そべる事が出来るウッドデッキもある。

 

 

しばらく景色を眺めた後は部屋に戻って、1人部屋で十分広さもあるので

この日まで出来なかったストレッチを入念にした。

 

すると、気持ちよくなってそのまま晩ご飯の時間まで寝てしまった。

 

そして、晩ご飯を食べる為に食堂に行くと、大好きな「岳」の色紙があった。

 

 

と言う事で、今日の晩ご飯。

 

 

そして、暫くすると隣の席の人が来ないのか食事にカバーがされるのを見て

去年の自分の晩ご飯もこのようにカバーされて、無駄になったのかと思うと申し訳なかった。

 

 

そして、晩ご飯を食べた後は、またウッドデッキに出てコーヒーを飲んでノンビリした。

 

 

 

穂高の山並みを眺めながら、暫くまったりした後に一度部屋に戻った。

 

ちなみに、山小屋の中はこんな感じ。

 

 

 

 

ただ、通路の右側を通らないと左を通ると上の梁で頭を打つ。

 

そして、日が暮れた後に表に出たらテント場がキレイで、空には満天の星が輝いていた。

 

 

そのキレイな星空をGoPro11の「スタートレイル」で撮ってみた。

 

ただ、録画が完了するまで時間が掛かるので、その間にキレイな星空を撮れないか

デジカメの夜景モードとiPhoneの設定を色々と変えて撮ってみたが中々上手くいかない。

 

結局、iPhoneの何も設定しない通常で撮った写真が一番キレイだった。

 

 

そんなキレイな星空を眺めると、生まれた初めて「天の川」を見る事が出来た。

 

そんな中、近くに居た年配の夫婦が高価なカメラで星空を撮影していたので声を掛けたら

プロのカメラマンのようで、カメラに入っている写真を色々と見せてくれた。

 

当たり前だが、素人が普通のデジカメとiPhoneで撮った写真とは比べ物にならない

さすがプロだなと思う星空の写真がイッパイあった。

 

その夫婦が帰った後も星空を眺めてノンビリしていると、テント場に泊まっている人達が

寝る前にトイレをする為なのか何人も下から上がってきた。

 

その中の若い夫婦?に「トイレの為にココまで来るのは大変ですね」って声を掛けたら

「そうなんです、本当はココに泊まりたかったんですが予約が取れなかったので

 とりあえず安いテントを買って簡単な食料を持ってテント泊してるんです」って言われた。

 

テント泊している人達は、みんなテント泊が好きでしていると思っていたのでビックリした。

 

そんな中、GoProのバッテリーが切れて撮影が終わったので動画を確認したら

「あっ、見たことある!」って感じのイメージ通りの映像になっていた。

 

 

と言う事で、顔を洗って歯を磨いて午後11時30分就寝。

 

今日の教訓

1、いろんな人たちと話しながらザイテングラートを下ると時間が掛かる。

2、でも、お互いに色々と情報交換が出来るので助かる。

3、涸沢ヒュッテのウッドデッキから見える涸沢カールと穂高連峰は唯一無二の景色。

4、スタートレイルで3時間撮っても出来上がりは17秒。

 

 

4日目 その1に続く。

 

 

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2024年 北アルプス縦走登山のブログ ジャンダルム

 

 

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令和6年8月12日(月)

 

岳沢小屋~天狗沢~天狗のコル~ジャンダルム~ロバの耳~馬の背~奥穂高岳~穂高岳山荘~

ザイテングラート~涸沢ヒュッテ 3日目 その1

 

午前2時に物音で目が覚める。

 

部屋の裏に洗面所とトイレがあるので、早朝に出発する登山者が起きて動き出している。

 

でも気にせずに、そのまま寝る。

 

そして、朝食時間の午前5時までギリギリ寝て起きると

 

えっ?えっ?なんで?なんで?

 

寝る前は全身筋肉痛を覚悟していたが、全く筋肉痛になっていない。

 

昨日、山小屋に着いて部屋で横になったら、スグに両足の太ももの裏とふくらはぎがツって

夜中にもツったのに、朝起きたら全く筋肉痛になっていない。

 

太ももどころか、全身どこも筋肉痛になっていない。

 

何故かは分からないが、とりあえずラッキーだと思う事にして食堂に行く。

 

と言う事で、今日の朝ご飯。

 

 

 

昨日の夕食は食欲がなかったが、今日はいつもの様にご飯を2回お替りしてエネルギーを補給。

 

そんな美味しい朝ご飯を食べていると、窓の外から朝日が昇って来た。

 

 

本当は日の出前に起きて御来光を見たかったが、疲れ果てていたのでギリギリまで寝ていた。

 

でも、筋肉痛になっていない。

 

そして、今日は時間的に余裕があるので、朝ご飯を食べた後に外に行ったら快晴で

表のテラスから景色を見たら山並みがキレイに見えて、左には「常念岳」が見えて

遥か遠くの山並みの右側には「八ヶ岳」が見えた。

 

 

そんな中「ジャンダルムがキレイに見えるよ」って声が聞こえたけど

テラスから見えないのにと思っていたら、みんな山小屋の裏に行ったのでついて行くと

「夕焼け劇場」の看板があって、その先に行くと長い石垣のテラスがあった。

 

 

 

そこから、朝日に照らされた「ジャンダルム」がキレイに見えた。

 

 

そのジャンダルムの上には人が居たが、まだ午前5時30分だ。

 

まだ暗い内に山小屋を出て行ったと思うが、暗い中をヘッドライトの明かりだけで

厳しい稜線を登って行ったと思うとスゴイとしか思えない。

 

いつか自分も、ジャンダルムの頂から御来光を見たいと思った。

 

行かんけど。

 

そんなテラスからは「笠ヶ岳」も朝日に照らされてキレイに見えた。

 

 

そして、ソコから最後に降りて来た真下に降りる岩場が見えた。

 

 

でも自分的には、こんな厳しい岩場を降りた感覚が全くない。

 

 

たぶん「北アルプス縦走あるある」だと思うが、普通の登山道にいきなり出てきたら

ビックリするような岩場でも、そこまで行く時に超過激な岩場をいくつも乗り越えているので

このくらいの岩場なら全く危険な感じがせず、普通に降りる事が出来たと思う。

 

ただ、そんな感覚を自分でも自覚しているので、どんな岩場や登山道でも気を抜かず

簡単に考えずに行動するように心がけている。

 

小さな石でも上に乗って足を捻るとネンザして、ソコから動けなくなると遭難する事になるので

いつも気を付けているが、こればかりは防ぎようがないので油断せず気を付けるしかない。

 

ちなみに、自分がこの岩場を降りた少し前の午後1時頃に男性が滑落して救助され

その日は濃霧でヘリが飛べず、翌日にヘリで病院に搬送されている。

 

北アルプスでは毎日の様に事故が起きているので、最後まで気を抜いてはいけない。

 

そんな岩場とジャンダルムを眺めた後は部屋に戻って準備をしたが

みんなもう出発していて、廊下に置いているザックと登山靴は残っていなくて

周りに誰も居なくて、自分が一番最後だったと思う。

 

そんな誰も居ない廊下を抜けると、暖炉がある談話室と本が置いてある休憩所がある。

 

 

 

そして、外に出て玄関にバックパックを置いてパシャッ!

 

 

朝ご飯の後はたくさん人が居たが、今はかなり少なくなっていていた。

 

 

ただ、みんな休憩している感じだったので、今から登る人でなく朝早く涸沢から

登って来た人達だと思う。

 

知らんけど。

 

と言う事で、午前7時に「穂高岳山荘」を出発して「ザイテングラート」を下って

「涸沢ヒュッテ」に向かう。

 

 

すると、下ってスグにヘリが飛んできて、下っている間ずっとヘリが飛んで周回していた。

 

 

また何かあったのだろうか。

 

そんな心配をしながら「ザイテングラート」を下るが、ここも毎年滑落してケガ人が出ている

難所と呼ばれているが、昨日のルートの後では問題ない。

 

でも油断せずに慎重に下る。

 

 

今日は「涸沢ヒュッテ」まで行くだけなので、ノンビリ下っても3時間くらいで着くので

慌てる必要はない。

 

そして、いつもなら登りも下りもたくさんの人に抜かれるが、抜かれる人はほとんど居なくて

下から登ってくる人がたくさん居る。

 

そんな人達とすれ違うたびに話をしていると時間が掛かるが、みんなの最初の目的地は

「穂高岳山荘」なので、自分も知らなかった「裏に行けばジャンダルムがキレイに見える」事を

教えてあげると、みんなも知らないようで喜んでくれた。

 

そんな感じで下っていると右側に「前穂高岳」が見えて、山頂に居てる人も見えた。

 

 

 

途中で振り返ると結構急登な岩場を下っている事が分かり、ココを登るのはキツイなと思った。

 

 

そして、更にドンドン下ると「ザイテングラート」の取付きが見えたのでソコで少し休憩した。

 

 

 

 

その先のザレ場を下ると「パノラマコース」の分岐があって、右に行くと「涸沢ヒュッテ」

行けるが、行きたい所があったのでそのまま真っ直ぐ進んだ。

 

 

そんな中振り返ると、右下にある緑が茂った小さな尾根のような「ザイテングラート」

全貌がキレイに見え、その先のずっと登った先のコル(尾根の低くなっているくぼみ)の所が

「穂高岳山荘」だ。

 

 

右に行けばそのままザレ場が続いていたが、コッチは途中から岩場になってキツイ。

 

 

そんな岩場を息を切らしながら下り「涸沢小屋」に着いた。

 

 

 

 

テラスからは、テント場の向こうに「涸沢ヒュッテ」が見えた。

 

 

そのテラスで休憩して山小屋のスタッフと話をしていると、またヘリが飛んできて

そのスタッフが遭難者を捜索していると教えてくれた。

 

そう言えば、8月9日(金)に「奥穂高岳」周辺で遭難して見つかっていない

ニュースがあったが、まだ捜索しているようだ。

 

ちなみに、その遭難者は後日発見されたが残念な結果になってしまった。

 

と言う事で「涸沢小屋」を後にして、スグ先の「ある場所」に立ち寄った。

 

 

ココは、去年の「北アルプス縦走登山」3日目に北穂高岳から南陵ルートを下って

真っ暗な中で山小屋の明かりが目の前に現れて「やっと人がいる所にたどり着いた」と思い

「これでなんとか涸沢ヒュッテにたどり着ける」と感じて安堵した場所だ。

 

 

そんな自分の計画不足で得た貴重な経験を今年の「北アルプス縦走登山」で生かす事が出来た。

 

と言う事で、今回は予定通りの時間に「涸沢ヒュッテ」に向かう。

 

 

3日目 その2に続く。

 

 

2023年 北アルプス縦走登山のブログ 大キレット

 

 

2024年 北アルプス縦走登山のブログ ジャンダルム

 

 

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岳沢小屋~天狗沢~天狗のコル~ジャンダルム~ロバの耳~馬の背~奥穂高岳~穂高岳山荘~

ザイテングラート~涸沢ヒュッテ 3日目 その1

 

午前2時に物音で目が覚める。

 

部屋の裏に洗面所とトイレがあるので、早朝に出発する登山者が起きて動き出している。

 

でも気にせずに、そのまま寝る。

 

そして、朝食時間の午前5時までギリギリ寝て起きると

 

えっ?えっ?なんで?なんで?

 

寝る前は全身筋肉痛を覚悟していたが、全く筋肉痛になっていない。

 

昨日、山小屋に着いて部屋で横になったら、スグに両足の太ももの裏とふくらはぎがツって

夜中にもツったのに、朝起きたら全く筋肉痛になっていない。

 

太ももどころか、全身どこも筋肉痛になっていない。

 

何故かは分からないが、とりあえずラッキーだと思う事にして食堂に行く。

 

と言う事で、今日の朝ご飯。

 

 

 

昨日の夕食は食欲がなかったが、今日はいつもの様にご飯を2回お替りしてエネルギーを補給。

 

そんな美味しい朝ご飯を食べていると、窓の外から朝日が昇って来た。

 

 

本当は日の出前に起きて御来光を見たかったが、疲れ果てていたのでギリギリまで寝ていた。

 

でも、筋肉痛になっていない。

 

そして、今日は時間的に余裕があるので、朝ご飯を食べた後に外に行ったら快晴で

表のテラスから景色を見たら山並みがキレイに見えて、左には「常念岳」が見えて

遥か遠くの山並みの右側には「八ヶ岳」が見えた。

 

 

そんな中「ジャンダルムがキレイに見えるよ」って声が聞こえたけど

テラスから見えないのにと思っていたら、みんな山小屋の裏に行ったのでついて行くと

「夕焼け劇場」の看板があって、その先に行くと長い石垣のテラスがあった。

 

 

 

そこから、朝日に照らされた「ジャンダルム」がキレイに見えた。

 

 

そのジャンダルムの上には人が居たが、まだ午前5時30分だ。

 

まだ暗い内に山小屋を出て行ったと思うが、暗い中をヘッドライトの明かりだけで

厳しい稜線を登って行ったと思うとスゴイとしか思えない。

 

いつか自分も、ジャンダルムの頂から御来光を見たいと思った。

 

行かんけど。

 

そんなテラスからは「笠ヶ岳」も朝日に照らされてキレイに見えた。

 

 

そして、ソコから最後に降りて来た真下に降りる岩場が見えた。

 

 

でも自分的には、こんな厳しい岩場を降りた感覚が全くない。

 

 

たぶん「北アルプス縦走あるある」だと思うが、普通の登山道にいきなり出てきたら

ビックリするような岩場でも、そこまで行く時に超過激な岩場をいくつも乗り越えているので

このくらいの岩場なら全く危険な感じがせず、普通に降りる事が出来たと思う。

 

ただ、そんな感覚を自分でも自覚しているので、どんな岩場や登山道でも気を抜かず

簡単に考えずに行動するように心がけている。

 

小さな石でも上に乗って足を捻るとネンザして、ソコから動けなくなると遭難する事になるので

いつも気を付けているが、こればかりは防ぎようがないので油断せず気を付けるしかない。

 

ちなみに、自分がこの岩場を降りた少し前の午後1時頃に男性が滑落して救助され

その日は濃霧でヘリが飛べず、翌日にヘリで病院に搬送されている。

 

北アルプスでは毎日の様に事故が起きているので、最後まで気を抜いてはいけない。

 

そんな岩場とジャンダルムを眺めた後は部屋に戻って準備をしたが

みんなもう出発していて、廊下に置いているザックと登山靴は残っていなくて

周りに誰も居なくて、自分が一番最後だったと思う。

 

そんな誰も居ない廊下を抜けると、暖炉がある談話室と本が置いてある休憩所がある。

 

 

 

そして、外に出て玄関にバックパックを置いてパシャッ!

 

 

朝ご飯の後はたくさん人が居たが、今はかなり少なくなっていていた。

 

 

ただ、みんな休憩している感じだったので、今から登る人でなく朝早く涸沢から

登って来た人達だと思う。

 

知らんけど。

 

と言う事で、午前7時に「穂高岳山荘」を出発して「ザイテングラート」を下って

「涸沢ヒュッテ」に向かう。

 

 

すると、下ってスグにヘリが飛んできて、下っている間ずっとヘリが飛んで周回していた。

 

 

また何かあったのだろうか。

 

そんな心配をしながら「ザイテングラート」を下るが、ここも毎年滑落してケガ人が出ている

難所と呼ばれているが、昨日のルートの後では問題ない。

 

でも油断せずに慎重に下る。

 

 

今日は「涸沢ヒュッテ」まで行くだけなので、ノンビリ下っても3時間くらいで着くので

慌てる必要はない。

 

そして、いつもなら登りも下りもたくさんの人に抜かれるが、抜かれる人はほとんど居なくて

下から登ってくる人がたくさん居る。

 

そんな人達とすれ違うたびに話をしていると時間が掛かるが、みんなの最初の目的地は

「穂高岳山荘」なので、自分も知らなかった「裏に行けばジャンダルムがキレイに見える」事を

教えてあげると、みんなも知らないようで喜んでくれた。

 

そんな感じで下っていると右側に「前穂高岳」が見えて、山頂に居てる人も見えた。

 

 

 

途中で振り返ると結構急登な岩場を下っている事が分かり、ココを登るのはキツイなと思った。

 

 

そして、更にドンドン下ると「ザイテングラート」の取付きが見えたのでソコで少し休憩した。

 

 

 

 

その先のザレ場を下ると「パノラマコース」の分岐があって、右に行くと「涸沢ヒュッテ」

行けるが、行きたい所があったのでそのまま真っ直ぐ進んだ。

 

 

そんな中振り返ると、右下にある緑が茂った小さな尾根のような「ザイテングラート」

全貌がキレイに見え、その先のずっと登った先のコル(尾根の低くなっているくぼみ)の所が

「穂高岳山荘」だ。

 

 

右に行けばそのままザレ場が続いていたが、コッチは途中から岩場になってキツイ。

 

 

そんな岩場を息を切らしながら下り「涸沢小屋」に着いた。

 

 

 

 

テラスからは、テント場の向こうに「涸沢ヒュッテ」が見えた。

 

 

そのテラスで休憩して山小屋のスタッフと話をしていると、またヘリが飛んできて

そのスタッフが遭難者を捜索していると教えてくれた。

 

そう言えば、8月9日(金)に「奥穂高岳」周辺で遭難して見つかっていない

ニュースがあったが、まだ捜索しているようだ。

 

ちなみに、その遭難者は後日発見されたが残念な結果になってしまった。

 

と言う事で「涸沢小屋」を後にして、スグ先の「ある場所」に立ち寄った。

 

 

ココは、去年の「北アルプス縦走登山」3日目に北穂高岳から南陵ルートを下って

真っ暗な中で山小屋の明かりが目の前に現れて「やっと人がいる所にたどり着いた」と思い

「これでなんとか涸沢ヒュッテにたどり着ける」と感じて安堵した場所だ。

 

 

そんな自分の計画不足で得た貴重な経験を今年の「北アルプス縦走登山」で生かす事が出来た。

 

と言う事で、今回は予定通りの時間に「涸沢ヒュッテ」に向かう。

 

 

3日目 その2に続く。

 

 

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