HIRO'S DIARY vo3

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令和8年8月9日(日)立山駅 → 美女平 → 室堂 → みくりが池 → 雷鳥沢キャンプ場 →

剱御前小屋(別山乗越)→ 剣山荘 → 剱岳(富山県)その1

 

午前5時30分起床。

 

着替えて登山の準備をして「立山駅」に行って、ケーブルカーの列に並ぶ。

 

 

 

 

そして、午前6時40分発のケーブルカーに乗って「美女平」で高原バスに乗り換える。

 

 

 

室堂ターミナルまで50分の道のりだが、所々で運転手さんがアナウンスでバスから見える

景色の案内があって、途中に見えた日本一の落差350mの「称名滝」が見える場所で止まって

撮影タイムがあったので、バスの中から パシャ!

 

 

そして、春先の雪の壁で有名な立山黒部アルペンルートを立山駅からのケーブルカーを含めると

標高を一気に2000m上げて、午前8時に「室堂」に到着。

 

 

 

そこから、この後54年の営業を終え閉館する事になる「ホテル立山」の横を通って先に進み

「みくりが池」に着いた。

 

 

 

 

そして、更に下ると「地獄谷」が目の前に現れた。

 

 

その名の通り、昔は近づくと死に至ると言われ、今もモクモクと火山ガスが出ていて

風が吹くと目が痛くなり喉も痛くなって息苦しくなる。

 

ちなみに、近くには「火山ガス情報ステーション」があってガスの数値を監視しているようだ。

 

 

そして、しばらく進むと眼下に「雷鳥沢キャンプ場」が見えた。

 

 

その先には今から登る「剱御前小屋」がある「別山乗越」までの登山ルートが見えた。

 

 

 

と言う事で「雷鳥沢キャンプ場」までの階段を下って行くが「室堂ターミナル」から

「雷鳥沢キャンプ場」までの標高差は200mなので70階建てのビルと同じで

帰りは疲れ切った身体でココを登り返すと思うと気が重い。

 

そして、そんな階段を何人もの登山者が息を切らしながら登り返してくる。

 

やっぱり気が重い・・・。

 

そんな中「雷鳥沢キャンプ場」を抜けて木の橋を渡り左に曲がって登山口に到着。

 

 

 

 

いよいよココから「剱岳」山頂アタックへの挑戦が始まる。

 

 

つづく・・・。

 

 

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令和8年7月18日(土)武奈ヶ岳(滋賀県)

 

と言う事で、どうするか冷静に考える。

 

目の前の登山道が通れないので、ビバークして翌朝から行動するしかないのか。

 

 

どうすればいい。

 


究極の選択を迫られる・・・。

 

 

この状況で一番現実的なのは、ビバークして翌朝に別のルートを使って駐車場に戻る事だ。

 

でも、分岐点の「大摺鉢」はスグそこで、そこを渡れば駐車場まで30分。

 

いくら目の前の登山道が崩落していたとしても、ここを抜ければ30分で行けるのに

7時間かけて遠回りするのは気が滅入る。

 

しかも、標準タイムが7時間なので実際にはもっと時間が掛かると思う。

 

と言う事で、もう一度ここを渡れないか冷静に考えてみる。

 

北アルプスの岩場や崖は確かに危険だが、手掛かりや足掛かりがあるので

気を付けて慎重に行けば何とかなる。

 

でも崩落した登山道の大きな岩には手掛かりも足掛かりもなく

もしそこをクリアできたとしても、その先の砂場で足を踏ん張って前に進むのは無理そうだ。

 

ただ、もう一度冷静に見てみると、右上に木が生えていて、そのすぐ下には黒い土があるので

その木を掴みながら、黒い土に足を置いて踏ん張れば、なんとか渡れそうな気がする。

 

五分五分なら絶対行かないが、渡れそうなルートが見えて80%以上の確率で行けると思う。

 

たぶん。

 

と言う事で、ここを渡る決断をして、覚悟を決めて少し先の木に手を伸ばして掴んで

更にその先の木を掴んで前に進もうと思ったら、その木が根元からゴッソリ抜けた。

 

 

マジか・・・。

 

 

とりあえず元の場所に戻って、もう一度冷静になって掴む木をイメージして再度挑戦する。

 

出来るだけ太い木を掴み、木が抜けないか確認しながら黒い土を踏ん張って少しずつ前に進む。

 

そして最後の着地地点は、もし滑落しても登山道に落ちるようにかなり奥まで行って

なんとか登山道に降りる事ができた。

 

 

そして、振り返って崩落した登山道を見るとこんな感じで、右上のU字の木が無い所が

向こう側の登山道が切れ落ちている所だ。

 

 

こちらから見ると、ほぼ垂直に崩落している事が良く分かる。

 

そんな崩落場所をなんとか渡り切り、すぐ先の「大摺鉢」を渡って登山道の入口まで降りて

午後4時、無事に?ヴェル号に到着。

 

 

 

 

 

 

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ハイク時間10時間、標高差736m、総歩行距離10kmの行程でした。

 

何とか無事に戻って来ました。

 

この日の2週間前くらい前に2日連続で大雨が降ったので、このルートの登山道が崩落して

いないか色々と調べたけど、情報が出てこなかったので大丈夫だと思っていたのですが

渡れないくらいの崩落があったのは予想外でした。

 

自分は「大摺鉢」の分岐を左に行ったのですが、通常は右に行くので

そのスグ先の場所が崩落していて、行けないとあきらめて引き返している登山者は結構いると

思うのですが、登山として成り立っていないのでその事を登山のサイトやHPで発信して

いないのだと思います。

 

とりあえず、今回は無事に戻って来る事が出来たのですが、比良スキー場跡で休憩している時に

痛みが出た左足の状態が、今後の登山に影響がないか心配です。


今回の教訓

1、沢のルートは涼しいがコケで滑るので冷や汗をかく。

2、そんな危険なルートでは誰にも会わない。

3、登山道に出るとシャレにならない暑さだが頑張って登ると達成感がある。

4、山頂で強風が吹くと色々な物が飛ばされる。

5、事前に崩落情報は無かったが先日調べたら自分と同じ方法で

  崩落した登山道を渡った人がいた。

 

 

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令和8年7月18日(土)武奈ヶ岳(滋賀県)

 

比良スキー場跡を下って、池の横の休憩場でハイドレーションに水を補給。

 

 

その時、左足の甲の外側の土踏まずの当たりに少し痛みがあったが

歩けない程ではなかったので、そのまま山頂を目指す事にした。

 

しかしこの時、最後の最後に究極の選択に迫られる事になるとは知る由もなかった。

 

と言う事で、炎天下の中を山頂に続くゲレンデ跡を登ってリフト降り場跡に着くと

暑さでヘロヘロになった。

 

 

 

 

そこからドンドン登り、コヤマノ分岐を右に曲がったら山頂が見えた。

 

 

 

 

そして午前11時30分、標高1214mの「武奈ヶ岳」に到着。

 

 

 

山頂に着いた頃には雲が出て、風も強かったので涼しかった。

 

そして、いろんな物が飛ばされないように手で押さえながらお昼ご飯を食べたが

他の人は帽子が飛ばされたりして、みんなバタバタしていた。

 

そんな中、お昼ご飯を食べた後は反対側から下山開始。

 

 

 

暫く下って「細川越」を右に曲がって湿地帯を進む。

 

 

 

そこから更に下り、沢を歩いて橋を渡って「広谷」に着いた。

 

 

 

 

すると、その先に縄文杉のような大きな木が目の前に現れた。

 

 

そして、更に下ると「大摺鉢」まで20分の案内版が出てきた。

 

 

そこから沢を左右に横切りながらドンドン下り「大摺鉢」までスグそこまで来た。

 

 

 

すると、目の前の登山道が20mくらい崩落していた。

 

 

たぶん先日の豪雨で崩落したのだろう。

 

写真では真っすぐ行けるように見えるが、実際はほぼ垂直に切れ落ちていて渡る事が出来ない。

 

とりあえず少し戻って、右側の木の間を抜けて向こう側に行けないか確かめてみるが

急斜面で木も密集していて登る事は出来ない。

 

と言う事で、この場合の選択をいくつか考えてみる。

 

1つ目は、途中まで戻って登りで通った沢を下って大摺鉢の向こう側まで降りる。

 

途中まで戻るのに1時間、そこから沢を下るのに1時間以上で、今から行くと日が暮れて

ヘッドランプはあるが暗い中をコケで滑る沢を下るのは、どう考えても危険でたぶん滑落する。

 

2つ目は、広谷まで戻って左に曲がって釈迦岳を通って、スゴク大回りして駐車場まで戻る。

 

標準タイムで駐車場まで7時間、実際にはもっと掛かり暗い中で始めての登山道を行くのは

危険だし、そもそもそんな体力はもう無い。

 

3つ目は、武奈ヶ岳まで戻って反対側に降りてタクシーで駐車場まで戻る。

 

これも標準タイムで反対側まで6時間、実際にはもっと掛かり今から登り返す体力はもう無い。

 

4つ目は、少し戻ってビバークする場所を探し、翌朝に上のどれかのルートで駐車場まで戻る。

 

ツェルトはあるし非常食も行動食の残りもあるし、沢の水を汲めば大丈夫なので

この方法が一番現実的だ。

 

5つ目は、救助要請をする。

 

最寄りの警察署と消防署から駐車場まで30分で、そこからココまで30分なので

遅くても2時間くらいで来てくれて、救助隊が反対側からロープを張りながらこちら側に来て

そのロープを使って、安全を確保した状態で向こう側まで渡してくれるだろう。

 

でも、遭難した訳でもなくケガをして動けない訳でも無いのに 救助要請をするのは問題外だ。

 

 

と言う事で、どうするか冷静に考える。

 

目の前の登山道が通れないので、ビバークして翌朝から行動するしかないのか。

 

どうすればいい・・・。

 

 

究極の選択を迫られる。

 

 

つづく・・・。

 

 

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