令和6年8月11日(日)
岳沢小屋~天狗沢~天狗のコル~ジャンダルム~ロバの耳~馬の背~奥穂高岳~穂高岳山荘
2日目 その3
なんとか無事に安全な所まで辿り着き、ココから「奥穂高岳」はもうスグだ。
そして10分ほど登って来た入口にこんな看板があった。
その看板から少し登り、北アルプス最高峰で、富士山(3,776m)と北岳(3,193m)
に続く日本で3番目に高い、標高3,190mの「奥穂高岳」に着いた。
ちなみに、この祠(ほこら)に上がる足場は幅が狭くて、高さも一番下まで5m以上あって
ココで落ちたらシャレにならないので、重いバックパックを持ち上げる時に
バランスを崩して落ちそうだったので、慎重に持ち上げて降ろす時も慎重に降ろした。
と言う事で、ココから「穂高岳山荘」までは、特に危ない場所はない岩場とガレ場だが
最後に真下に降りる岩場があるので、最後まで気を抜かずに降りなければならない。
そして、30分ほどで「穂高岳山荘」が見えた。
ココからハシゴとチェーンを使いながら降りて、最後の岩場を降りる。
そして午後5時、無事に「穂高岳山荘」(標高2,996m)に到着。
今日の朝、「岳沢小屋」を出発して13時間が経っていた。
通常の山小屋の夕食は午後5時からで、遅くても午後3時までには到着しないといけないので
謝らなければと思って受付に行くと、自分の前に2人居て後ろにも2人並んだ。
そして、遅くなった事を受付で謝ると「全然大丈夫ですよ」と言われた。
この山小屋はいろんなルートの合流場所なので、遅れる登山者が居るのかもしれない。
ちなみに、夕食は通常2部制だが、この山小屋の収容人数は250人なので4部制で
夕食時間は最後の午後7時だった。
だから全然大丈夫だったのかもしれない。
受付を済ませた後、表の広い場所で翌日の準備をして部屋に行った。
ちなみに、部屋の名前は「岩ひばり」で更衣室の表示は何なのかよく分からない。
部屋の中はこんな感じで、自分のスペースは布団1枚分。
と言う事で、山小屋の自分のスペースは限られていて、部屋でバタバタしたら他の人に迷惑だし早く着いた人が寝ている場合もあるので、いつも自分は山小屋の外でバックパックを開けて
プロテインをシェイクしてアミノバイタルと一緒に飲んで、ハイドレーションに水を補給して
ジップロックに入れた行動食の整理と補給をして、荷物の整理をして翌日の準備をしてから
部屋に入って静かに部屋着に着替えて、脱いだ服を乾燥室に行って干している。
そんないつものルーティンをして、疲れ果てた身体を休める為に夕食まで横になった。
するとスグに、両足の太ももの裏とふくらはぎがつったが
何度か足を曲げたり伸ばしたりすると収まったので、そのまま寝てしまった。
と言う事で、今日の晩ご飯。
でも、疲れ果てて食欲がない。
コロナになってもインフルになっても肺炎になっても
全く食欲は無くならなかったのに、疲れ果てて食欲がわかない。
それでも、翌日に備えてエネルギーを補給しないとダメなので頑張って食べる。
そして、部屋に戻って横になっているとそのまま寝てしまった。
でも、コンタクトを外さず寝てしまったので、目がパシパシになって目が覚める。
と言う事で、顔を洗って歯を磨いてコンタクトを外して
明日は全身筋肉痛で起き上がれないだろうと思いながら、午後10時就寝。
今日の教訓
1、ジャンダルムは登るのが難しい訳でなくソコまで辿り着くのが難しい。
2、ロバの耳は気合を入れれば大丈夫。
3、馬の背は気合を入れても右の平らな壁は登れない。
4、穂高岳山荘の洗面所の水はチョロチョロしか出ない。
5、だから顔を洗えないのでフェイスタオルを濡らして顔を拭く。
6、本当はダメだけど日が暮れる前に山小屋に着けばギリギリセーフ?





































