こんにちは
今日も子ども部屋の続きです
これは要望というよりも、最後までどうしようか迷っていたことなのですが…
「年の差・異性の兄妹が使うので、今現在も今後成長してからも使い勝手がいいような間取りにする」
ということでした。
マイホーム計画中、息子2年生、娘2歳…だったので、今からすぐに子ども部屋を2つ使うわけではなく…。
ということで、
どんな感じにしたら一番使い勝手が良くできるか、かなり悩みました
昨日書いたように元々個々の部屋は狭く作る予定なので、一緒に遊んでいる今は仕切らずに広く使えるようにした方がいいのかな…?とか。
それで、まず子どもの年齢(学年)の年表を作ってみたりして…。
息子が中学になったら完全に仕切るとして…あと4年か~。でもその頃まだ娘は2年生。自分の部屋が無くても大丈夫ではある…。
とか考えていくと…個人の部屋が必要で、絶対に完全に仕切りたいのって息子が高校生で娘が5年生からの3年間かな?
息子が大学生になったら家を出ていく?と考えた場合だけど。
もしそうなったとしたらその後は、娘も服とか増えて広く使いたいかもしれないしな…とかさ・・・
年が離れているので、
絶対にしっかり区切りたいのは数年間だけなんだよな~
工事したらまた元に戻して広くするなんて大変だしな~
と、私の中では決着案がなかなか見つからず、悶々と毎日考えていたのです…。
これについて設計士さんと担当さんと打ち合わせの際には本当にいろいろ相談しました。
(私たち夫婦と、設計士さん、担当さんの4人でいつも打ち合わせしていました)
2部屋をつなげて作って、必要になったら仕切る場合どうなるかも相談しました。
家具で仕切るとか、その時期になったら壁を入れる工事をするとか…。
その方が使い方としては便利なんだよな~と思ったのと同時に…
後から仕切るとなると、その時期になったら、きっと私たちのことだから面倒になるなって思ってしまったんですよね
きっと、仕事をしていたら忙しくて打ち合わせもままならないし、工事の時に部屋のものを全部動かしたりしないといけないし…工事の間は家にいないとダメだし…。
家具で仕切るにしても、ちょうど良いのを探さないといけない…
やっぱり何かと面倒!!
私たち、その時になったら絶対に面倒になって後悔するし…工事だと最悪やらないか適当な仕切りで終わってしまいそう…って思ったんです
じゃあどうする?ってなった時に…。
担当さんからなんとも素晴らしい鶴の一声が!!
そう例のいつもの女性の担当さんですよ~。
(参考記事↓↓記事の最後の余談でステキな担当さんについて書いています♪)
煮詰まっていた時に担当さんがふと・・・
「“けんどん”なんてどうですか?」
けんどん
「扉みたいなので、これなら簡単に取り外しができます」
少し説明をきいてすぐに・・・
採用!!!
一瞬で決まりました
それ以来その担当さんのお名前を入れて
「〇〇けんどん」って打ち合わせ中はみんな言っていました(笑)
毎回こんなことがあって、本当に楽しい打ち合わせでした~
ちなみにケンドンを調べたら…
「家具・建築物の構造の一種で、収納部の蓋・扉の開閉手段のひとつ。箱などの戸や蓋を嵌め込む方式で、上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む方式。慳貪とも書く。 基本的な構造は「レールにはめこむもの」であり、上から蓋・扉をはめこむもののことを意味する。」
って説明でした
子ども部屋の中から撮った写真です。右側が部屋の出入り口の引き戸。
矢印がケンドンです。外すと、奥にあるもう一つの子ども部屋とつながります。
たった扉一枚分だけの幅で、つなげるか閉じるか…なのですが。
これだけでも全然違う!!
取り外すとそれだけでも感覚的に広く感じるし、2部屋を行き来できるのが、子どもにとって(いや私もですが)かなり楽しくて
便利だし、遊び心もあってとても気に入っています♪
これ本当にナイスな解決策でした
これなら、ズボラで面倒くさがりの私たちでも管理しやすい!!
実際に結構つなげたり外したり、臨機応変に使っています。
実は今、私が時間あるので、ミシンや趣味などの時間をしっかり確保したくて、けんどんをはめて息子の部屋と区切って使っています。子どもが寝てからも作業したりするので…。
なので将来の娘の部屋部分は今は私が占領しています
とりあえず今年度はこうやって使う予定。(ごめん子どもたち…)