日本最古の三門と通天橋《東福寺》 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮りしながら、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

おやじの百寺巡礼

         ≪NO62≫

 

東福寺(とうふくじ)《京都市

        令和6年3月6日(水)

 

大混雑の清水坂を避けて

茶わん坂五条坂と下り

五条坂のバス停から

202系統の市バスに乗車します。

五つ目のバス停が

東福寺でした。

案外近いのですね。

 

バス停から

変わった三門が見えたので

寄ってみました。

萬壽禅寺と書いた

石標が建っていました。

 

東福寺の塔頭(たっちゅう)

一つでした。

東福寺25の寺院を抱える

巨大な寺なのです。

 

目の前の東大通を渡り

歩いていくと

東福寺と書いた

大きな石柱がありました。

 

まだまだ長い寺道が続き

次々に

覗いてみたくなる

塔頭が現れました。

 

ようやく木の橋らしきものが

見えました。

臥雲橋(がうんきょう)」です。

車はもちろん

渡れないようです。

 

臥雲橋の上から

有名な「通天橋(つうてんきょう)

が見えました。

 

日下門(くさかもん)」から

いよいよ

東福寺境内にはいります。

 

すぐ右に

禅堂」がありました。

 

左には「経蔵」が建っています。

 

そして正面には

大きな伽藍である「本堂(仏殿)

が見えました。

支える柱も巨大です。

 

そして昔なら

人々は

この三門をくぐって

参拝するのでしょう。

有名な

日本最古の三門三解脱門)です。

立派な建造物です。

 

境内を一巡りして

本堂で拝礼し

 

通天橋へ向かいました。

 

拝観受付を通り

木組みの「通天橋を渡ります。

この通天橋は「洗玉澗(せんぎょくかん)」という

渓谷の上にかかり

ここから見る紅葉

天下一品なのだそうです。

 

向こう側の

開山堂(常楽庵)」へ向かいます。

 

普門院前庭園

きれいに手入れされ

とてもきれいでした。

 

開山堂から再び通天橋を渡り

方丈の「八相の庭」を

見学するため

庫裏(くり)へ向かいます。

方丈の八相の庭は石庭で

東西南北それぞれ

枯山水が

とてもきれいに

整備されていました。

 

 

方丈の通天台」から見た

通天橋です。

秋の紅葉の頃に

一度訪れていものです。

東福寺は奈良の東大寺の「」と

興福寺の「」の二文字をとって

東福寺」と名付けられたと

言われています。

 

創建当初から

この奈良の巨大な二つの寺に

負けない規模だったようです。

 

そして

今でも京都最大の寺であり

紅葉の名所なのです。

 

ですが

紅葉の時期を外すと

今回のように

とても静かで落ち着く、

大きなお寺ですが

私好みのお寺です。

 

ゆったりとした時間を

この東福寺で過ごし

 

三日目の寺巡りを

〆ることにしました。

 

再び東福寺バス停に戻り

市バス207系

乗車し

大宮五条のホテルに戻りました。

       (R6.3.24記)

 

東福寺(とうふくじ)

【宗 派】 臨済宗東福寺派大本山

【寺 号】 慧日山(えにちざん)

【所在地】 京都市東山区本町15-778

【電 話】 075-561-0087

【拝観時間】9:00~15:30

【拝観料】 通天橋、方丈庭園込み800円

      R6.4月から1000円

【交 通】 市バス「東福寺」

          下車徒歩10分