清水の舞台から古都を望む《清水寺》 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮りしながら、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

おやじの百寺巡礼

         ≪NO61≫

 

清水寺(きよみずでら)《京都市

        令和6年3月6日(水)

 

高台寺を出て

また静かな趣のある道を

清水寺まで歩きます。

まだこの辺りは

静かな町並が続きます。

 

二寧坂二年坂)を歩きます。

人混みが増えてきました。

 

そして左手を見ると

法観寺の「八坂の塔」が見えてきました。

美しい町並みに溶け込んだ

形の良い五重の塔です。

 

そして大混雑の三寧坂三年坂)を上り

清水坂を上りあがると

朱塗りの鮮やかな清水寺の「仁王門」が

現れました。

仁王門から振り返ると

清水坂大混雑の様子が良くわかります。

仁王門をくぐり

数段の石段を上りながら

三重塔を右に見て

人混みに押されながら前に進みます。

 

参拝受付を通り

普門閣(ふもんかく)」という扁額を掲げた

轟門(とどろきもん)」をくぐります。

 

本堂に向かう廊下も大混雑です。

 

ようやく、かの有名な

舞台」にたどり着きました、

舞台から眺める

奥の院」の前の参拝客も

こちらの舞台を写しているのでしょう。

大賑わいです。

遠く清水寺の塔頭「泰産寺(たいさんじ)」方面には

子安の塔」が拝めます。

 

舞台の下にはこれも大行列

音羽の滝」です。

 

本堂の舞台を出ると

神社がありました。

地主神社」です。

 

案内板どおりに進み

子安の塔」がある

泰産寺まで登ってみることにしました。

 

途中には堂宇がたくさんあります。

 

釈迦堂」や

 

百体地蔵堂」などは

観光客は

あまり目もくれません。

 

奥の院から見える舞台

古都の町並み

観るために

人の流れは前に前にと進みます。

 

阿弥陀堂」の「阿弥陀如来」を

参拝させていただきました。

 

奥の院からみる

本堂の「舞台古都の街並みです。

遠くに京都タワーも見えます。

 

私も観光客の一人になりました。

 

子安の塔へ行く道中には

本堂の舞台朱塗り三重塔を望む

素晴らしい景色を見ることができます。

 

ゆっくり一巡りし、

下に降りてくると

舞台の真下に出ました。

木組みの構造が良くわかります。

帰りながら

三重塔西門を見上げます。

 

なんとも清水寺の参拝は疲れます。

 

インバウンドの外国人

修学旅行生

オンパレード。

さらに

レンタル着物の若者が。

 

清水寺宗派にこだわらない

昔から

誰でもお参りできる寺なのです。

 

神仏習合の寺でもあり

とにかく

いろんな宗派

肩を寄せ合うように

存在しているところが

面白い寺なのです。

 

そして

京の町を一望できる

高台にあることで

確かに東山方面では

一番人気の寺だとは思いますが

 

あの坂道の参道の人混みと

お土産物屋の数の多さに

どうしても閉口してしまうのです。

 

次回もまた来てみようと

思う気持ちが

失せてしまう

高齢者の自分がいました。

     (R6.3.23記)

 

清水寺(きよみずでら)

【宗 派】 北法相宗(きたほっそうしゅう)

【寺 号】 音羽山

【所在地】 京都市東山区清水1-294

【電 話】 075-551-1234

【拝観時間】6:00~18:00

【拝観料】 300円

【交 通】 市バス「清水道」か「五条坂」

             下車徒歩15分