ブドウ畑とキジ | 乗り鉄親爺の寺巡り

乗り鉄親爺の寺巡り

鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮りしながら、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

6月に入り

友人のブドウ畑の

剪定(摘粒てきりゅう)を

少しだけ手伝っています。

 

この時季は

ジベルリンという薬品をつけて

種なしブドウにするための

作業があるのですが

この作業が終わると

急激に

ブドウの粒が大きくなってきます。

そのために

もっと一粒一粒を

大きくするために

小さな鋏を使って

摘粒(てきりゅう)といって

ブドウの実の剪定を

しなければなりません。

(摘果とも言うようです。)

 

これがとても忙しいのです。

 

それと同時期に

田んぼでの

稲の苗植え(田植え)が

始まるので

人が足りません。

 

そこで白羽の矢が立ったのが

退職後で

いつも暇をしている私です。

 

仕方がないやってやるか

の精神で

完全ボランティアで

協力することにしました。

 

ただ

粒を落として

すくなくすれば

いいってもんでもありません。

 

大きくなった時の

形を考えたり

 

全体の粒数を考えて

間引かなければなりません。

 

全体で何粒にするかも

決まっているのようなのです。

でもこれがまた

少し楽しい。

 

また

いろんな種類があるので

その名前を覚えるのも

楽しいのです。

 

変わったのでは

ヤマソービニヨン。

食べるブドウではありません。

ソービニヨンという名前で

わかる方もいるかもしれませんね。

ワインに適している品種です。

 

その他にも

大人気のシャインマスカットや

ピオーネ、シナノパープルや

ブラックビート。

まだまだたくさんあります。

 

この畑の主人は

種類を増やすのが

好きなようです。

 

そして

増やしすぎたと

嘆いています。

 

そんな彼を

笑いながら

 

少しだけ

お手伝いしています。

 

この日は暑い日で

汗を流しながらの作業でしたが

近くで

「ケーーン、ケーーン」

と鳴く動物の声が。

 

振り向くと

キジです。

こちらを見ていました。

「ケーーン」とまた鳴きました。

 

近づくと

走って逃げていきました。

キジってあまり飛ばないのですね。

 

近くに巣があるのでしょうか?

 

こちらが作業を続けていると

また戻ってきました。

ブドウは食べないようなので

安心しましたが

 

久しぶりに

近くで見ることが

できました。