雨の坐禅会≪三日坊主の会≫ | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

月初めの三日間

ご住職の指導の下

定期的に行われている

坐禅会。

 

もともと

数人のメンバーが

宗派に関係なく集まり

前住職にお願いして

 

参加費無料、

入会退会共に自由、

年齢性別の制限なしで

始まった「三日坊主の会」です。

 

本日の出席者は8名。

だいたいメンバーが

固定されてきました。

そんなゆる~い会ですが

もう30年以上続いています。

 

私も古参組で

なんとなく

興味があったもので

 

檀家ではありませんが

会員になって30年を過ぎています。

 

本日が6月の坐禅会最終日。

 

台風2号がゆっくりと接近している中ですが

この地域は

小雨であまり影響がないようです。

朝6時に鐘楼の鐘を

ご住職が突いている中

本堂に入っていきます。

 

そして作務(本堂内外の清掃作業)をします。

 

毎月最終日は

奥の開山堂の作務をします。

開山堂は本堂の裏の長い階段を上がった

奥まったところにあります。

 

普段はめったに

入る所ではありません。

この坐禅会の方々の作務の時以外は

寺人を除き

あまり入る人はいないようです。

 

だから少し緊張します。

 

作務の後は

本堂で

いつものように坐禅、

そして

ご住職の読経に続いて

般若心経、修証義を

お唱えして

この日の会は終了です。

 

この坐禅会の3日間が

終わると

また新しい月が始まるのだな、

と感じるのです。

     (2023.6.3記)