秩父夜祭の山車に似ている観音堂≪神門寺≫ | 乗り鉄親爺の寺巡り

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秩父札所巡り NO.22

2023.5.25

 

秩父観音霊場 第十八番札所

神門寺(ごうどじ

 

神門寺、なんと読むのだろう。

じんもんじ?と思っていたら

「ごうどじ」だそうです。

 

昔は神社だったそうで

榊の大木が門の両脇にあり

互いに結び合って

楼門のようだったことから

「神門寺」と呼ぶようになったと

書いてありました。

 

国道140号線沿いにある

こじんまりとしたお寺です。

 

「ニコニコ地蔵」と呼ばれる

穏やかな笑顔のお地蔵様がありました。

 

蓮華堂です。

中に九体の仏像が安置されています。

 

檀家さんなのでしょうか、

一人の地元の方が

奉納されたと書いてありました。

熱心なお檀家様なのでしょうか。

凄いことです。

 

不動明王が祀られている堂です。

祭りの山車に似ています。

 

狭い境内ですが、石碑もたくさんありました。

 

本堂(観音堂)は

正面の唐破風がやはり秩父夜祭の山車の様で

とても立派です。

 

この観音様と十輪塔も

一人の方の奉納だそうです。

 

本堂(観音堂)の内陣もなかなか立派で

正面に小ぶりな聖観音像が祀られていました。

 

観音堂の軒下の扁額です。

 

神門寺は元は神社だったそうですが

この場所はお寺にむいているという

巫女のお告げのもとにお堂が建てられ

「神門寺」という仏寺になったと

書いてありました。

そして

神戸山長生院という修験寺となり

秩父札所14番の「今宮坊」に属し

栄えたといわれています。

 

小さいお寺ですが

本堂(観音堂)や他のお堂も

とても立派でした。

     (2023.5.26記)

 

秩父観音霊場 第十八番札所

神門寺(ごうどじ)

 山号 白道山(はくどうざん)

 宗派 曹洞宗

 本尊 聖観世音菩薩

 住所 秩父市宮地町5-15

 電話 0494-25-0598