夢殿はどこにあるのか?(法隆寺) | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

2023.2.16

おやじの百寺巡礼≪NO27≫

法隆寺(ほうりゅうじ)

奈良県生駒郡

 

朝8時半、ホテルを出て

レンタカーで斑鳩の里へ向かった。

 

今日は法隆寺が最初の寺だ。

 

奈良のシンボルであり

日本の寺として

最初の世界遺産登録された。

 

そして聖徳太子の寺でもある。

 

法隆寺南大門に続く

松並木が見えてきた。

駐車場料金500円という看板が

至る所にある。

 

相場だろうと思って、南大門近くに

行くと、駐車代金100円の看板があった。

 

観光タクシーの車があったので

運転手さんに尋ねると

「今の時期、あそこは平日は100円で

駐車できるよ」

と教えてもらった。ラッキーである。

 

南大門をくぐると

中門、そしてあの五重塔が現れた。

 

拝観料(1500円、結構高い)を納め、西院伽藍に入る。

 

世界最古の木造建築

五重塔と金堂だ。

 

奥に大講堂も見える

 

やはり五重塔が素晴らしい。

重厚な建造物である。どっしりとしている。

一通り見学して

 

さて、

夢殿はどこだ?と

法隆寺内の配置図を見る。

少し離れた

東院伽藍にあるのに気付いた。

 

広い参道を歩く(ほんとに広い)。

 

東院伽藍の正面の門をくぐると

夢殿が現れた。

聖徳太子を供養する目的で作られた夢殿。

 

もともとこの夢殿を本堂とする寺院だったが

後に法隆寺に吸収されたという。

中には秘仏として救世観音立像が安置されているが

春と秋の特別拝観と時以外は見ることはできない。

 

残念である。

 

東院伽藍を出て次の目的地、中宮寺へ向かう。

中宮寺はこの東院伽藍に隣接しているのだ。

 

振り返ると

伽藍越しに五重塔が見えた。

 

世界最古の木造建築。

 

幾度かの火災や廃部希釈に耐えて

現代にそびえたつ

素晴らしい塔を見ることができたことに、

身体がシャキッとし、

引き締まった気がした。

        (2023.2.23記)

 

法隆寺(ほうりゅうじ)

別名 斑鳩寺(いかるがでら)とも言うらしい

【宗 派】聖徳宗大本山

【所在地】奈良県生駒郡斑鳩町

     法隆寺山内1-1

【電 話】0745-75-2555

【拝観時間】8時~17時

【拝観料】境内自由

     西院伽藍・大宝蔵院・党員伽藍

     共通1500円

【交 通】JR法隆寺駅から奈良交通バス

     法隆寺参道行終点すぐ