青い空の下に映える寺院 龍正院 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

2023.1.20

おやじの百寺巡礼《番外編1》

滑河観音龍正院

(なめがわかんのんりゅうしょういん)

千葉県成田市

 

圏央道の成田ICまで行こうと思ったのだが

成田市内が込み合うだろうという予想で

手前の稲敷ICで降りたのは

10時半ころだった。

 

昨日、急に思い立ち

上信越道、関越道、圏央道と

乗り継いで成田市にやってきた。

 

目的は成田山新勝寺であったが

妻が巡礼(?)している

坂東三十三観音巡り

第二十八番札所滑河山龍生院」も

近いのでお参りして行くことになったのだ。

 

利根水郷ラインを走り成田市滑川に入ると

カーブした道路の正面に龍正院が見えてきた。

 

三門(山門)茅葺の立派なものだった。

軒下には正月に新しくしたばかりの

大きな注連縄(しめなわ)が軒を飾っていた。

三門をくぐり本堂を眺めた。

なかなか堂々としている。

手前の松も立派だし、

桜の季節になれば素晴らしいだろうと思った。

 

龍正院は天台宗の寺である。

 

開基は慈覚大師、838年の創立という。

 

妻が御朱印をいただいている間、本堂をグルリと廻ってみた。

 

本堂裏では、境内にある祠で氏子の人々が

正月の儀式を行っていた。写真は撮れなかったが

珍しい儀式を見せて頂いた。

静かな町ではあったが、

立派な三門や本堂であり

信仰心の篤い地域なのだろう。

 

青い空の下に映える寺院であった。

            (2023.1.23記)

 

滑河山龍正院

(なめかわさんりゅうしょういん)

【宗派】天台宗

【本尊】十一面観世音菩薩

【開基】慈覚大師

【創立】承和五年(838年)

【住所】千葉県成田市滑川1196

【電話】0476-96-0217

【拝観料】無料

【納経時間】午前8時~午後5時まで

【駐車場】無料(境内)