フーテンの寅さんだけではない帝釈天 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

2022年9月12日(月)

おやじの百寺巡礼NO15 

柴又帝釈天 題経寺

(しばまたたいしゃくてん だいきょうじ)東京都葛飾区

 

柴又帝釈天に着いたのは

10時をまわっていました。

 

東京駅で荷物をコインロッカーに入れ、

山手線で日暮里駅へ、

京成線に乗りかえ

京成高砂駅

金町線に再び乗り換えて

ようやく

柴又駅のホームに立ちました。

 

駅の改札口をくぐります。

あの有名な「フーテンの寅さんとさくら」の

銅像が迎えてくれました。

 

帝釈天参道はお土産物屋と

団子屋、川魚料理屋など

老舗や観光客目当ての土産物店

軒を連ねています。

 

その

突き当りにある柴又帝釈天

立派な三門(二天門)が見えました。

みごとな三門です。

 

三門をくぐると正面に

泰釈堂

枝を堂々と広げた松(瑞竜の松)が現れます。

そして

左手には大鐘楼が見えます。

 

本堂にお参りし

右手の奥に進みました。

 

この寺の庭園と本堂裏手の彫刻ギャラリー

拝観するのが、今回の目的でもありました。

 

拝観料を払い庭園に向かった。

コンパクトだが良い庭園です。

 

あの

ざわめいていた参道や本堂前

うって変わった

静かな日本庭園に心が安らぎました。

 

本堂裏手の彫刻ギャラリーへむかいました。

 

細かい細工が施された彫刻

回廊をグルリと飾っています

 

このギャラリーは二層の建物で

上の部分は

江戸職人による重厚な彫刻

一層の部分は

安房の職人による海を題材にした彫刻

を観ることができます。

 

この素晴らしい彫刻類の数々

一度は関東大震災ですべて焼失したものだといいます。

 

見事に再現した職人たちの心意気を感じました。

 

再び本堂(泰釈堂)を見上げて見ます。

 

フーテンの寅さんの映画でしか

見ていない世界が

実際にあることに驚くと共に

 

この立派な寺(題経寺)の本質を知り

とても感激した寺巡りとなりました。

              (2022年9月17日 記)

 

 

柴又帝釈天(題経寺)

(しばまたたいしゃくてん だいきょうじ)

【宗 派)日蓮宗

【寺 号】経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)

【所在地)東京都葛飾区柴又7-10-3

【電 話】03(3657)2886

【拝観時間】9時~16時

【拝観料】境内は自由、

     大庭園と彫刻ギャラリーは共通400円

【交 通】京成柴又駅から徒歩5分