サークルのOB会と訪れた善光寺 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

令和3年10月24日(日)

おやじの百寺巡礼≪NO8≫

善光寺(ぜんこうじ)

長野県長野市

 

素晴らしい天気に恵まれた。

 

今日は、2年ぶりの大学サークルOB会である。

 

実に46年

途切れることなく続いたこのOB会も

コロナ禍で昨年は

開くことができなかった。

たった5人の会なのにである。

 

そして今年、

少しではあるが

コロナも少しではあるが収束してきたので

今回の担当幹事は

ぜひとも開催したかったのだろう。 

 

しかし残念ながら2名が欠席となり、

3名という少数での開催となった。

 

宿泊場所は野沢温泉であった.

 

幹事が集合場所を長野駅としてくれた。

 

まず善光寺をお参りしてから向かうという。 

 

好都合である。

 

今年から始めた百寺巡り(おやじの百寺巡礼)の中に

この善光寺は入っているのだ。

 

長野駅に集合し、長野電鉄に乗るか、

バスで行くか、歩いていくかの3択であったが、

 

迷わず歩くことに決めた。

 

今日は偶然にも「善光寺よさこい祭り」が開催されていた。

 

善光寺通は歩行者天国となり、

各場所でパフォーマンスが繰り広げられていた。

これも見ていたい。

 

しかし、

野沢温泉へ行く列車の時間もあり、

残念ながら

足早に通り過ぎることとなった。

 

目的は善光寺である。

 

やがて、お土産物屋が両脇に並ぶ参道が見えてきた。

 

コロナ禍でも、かなりの人出である。

 

この参道から仁王門をくぐると

大きな三門(重文)が見えてきた。

(山門とは言わないそうだ。)

 

平成19年に改修された立派な門である。

 

三門の上にも人が見える。

 

三門の上から

観光客や参道の様子を見てみたいと思ったが

列車の時間でこれも諦めざるをえなかった。

この大きな三門をくぐると正面に堂々たる本堂が見えてきた。

 

本尊・一光三尊阿弥陀如来を祀るお堂である。

絶対秘仏」とされるこの阿弥陀如来は、

人々の前に現れることはないという。

その代わりとしてつくられた前立本尊

七年に一度開帳されると聞いた。

 

その年はさぞかし、すごい人出になるのだろうと想像した。

この善光寺、浄土宗大本願や天台宗の寺も共存し、

無宗派の寺だという。

これは全国的にも珍しく、

この大伽藍を持つお寺としては稀有な寺だと聞いた。

 

だからこそ

「牛に引かれて善光寺参り」などと

全国から年間数百万人が訪れるという

最も人気の高い寺院の一つとなっているのだ。

 

参道脇の蕎麦屋でそばを食べた。

 

たいしたそばでは無かったが

 

善光寺で食べたことに

なぜか意義を感じる自分がいた。

            (2021年11月5日 記)

 

善光寺(ぜんこうじ)

【山 号】 定額山(じょうがくさん)

【所在地】 長野県長野市元善町491

【電 話】 026-234-3591

【拝観時間】本堂(5時半~16時半)

      経堂・資料館(9時~16時)

【拝観料】 境内は自由

      本堂、経堂、資料館共通500円

【交 通) 長野駅からバス、「善光寺大門」下車すぐ