1000段の石段を上る「立石寺」(りっしゃくじ) | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮りしながら、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

2021年9月7日(火)

おやじの百寺巡礼≪NO2≫ 

山寺(宝珠山立石寺)

山形県山形市 

 

慈恩宗 本山慈恩寺を後にし、山寺へむかいました。

 

左沢(あてらざわ)線 羽前高松駅から 

山形駅を経由して 仙山線 山寺駅へ。

 

山寺駅から徒歩7分、山寺立石寺入口に到着しました。

これから約千段もある石段を、奥之院まで登ります。

 

今日は山形泊ですが、列車本数の少ない仙山線です。

帰りの電車の時間も考慮して、かなりの早足となりました。

(まだ少しは足早に歩けるのです。)

 

正面に根本中堂(こんぽんちゅうどう)

ご利益のありそうな線香(1500円もしました。笑)

を買ってしまいました。

 

 

芭蕉とお連れの曾良の銅像に見送られ

深い緑に覆われた参道(石段)を登り始めます。

 

ところどころにある石仏

石碑が疲れを癒してくれます。

 

早足のため

汗だくになりながらようやく「仁王門」に到着です。

 

一休みして「開山堂」へ向かいました。

目の前にあの有名な「五大堂」が現れました。

山寺随一の眺望と言われるのは

間違いありませんでした。

 

3度目の訪問でしたが、今回も天気が良く、

涼しい風も吹き抜け

素晴らしい眺望も見ることができました。

 

奥の院はもうすぐこの上です。

 

しかし、

残念ながら電車の時間がせまってきてしまいました。

急いで拝礼して、再び千段の坂道(石段)を

駆け降りて山寺駅に向かいました。

 

少しあわただしかった山寺訪問ですが、

気楽な一人旅です。

 

好きなように行動できる利点を

充分楽しんでます。

 

駅から振り返ると

岩肌に張り付くように立石寺のお堂

夕日に輝いていました。

              (2021.9.21記)

 

【宝珠山立石寺】 

  (ほうじゅさんりっしゃくじ)

  

  【宗 派】天台宗

  【寺 号】宝珠山立石寺(通称山寺)

  【所在地】山形県山形市山寺4456-1

  【電 話】023-695-2002

  【拝観時間】6~18時(根本中堂は8時~)

  【入山料】300円

  【交 通】JR山寺駅から徒歩7分

 

 《見どころ》

  屹立する岩山に堂宇が点在する

  慈覚大師円仁によって開かれた古刹。

 

  「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の

   松尾芭蕉の句で有名