2024年03月08日 (金)晴れ
しばらくぶりに晴れの日に大力山へ
今年はいつもの年より早く開花したマンサクの花が、気になっていましたがなかなか大力山に足を向けられませんでした。前回からひと月、気になっていたマンサクでした。最初の花便りからしばらく経ちましたので、さぞや満開か、と思って出かけたのでしたが、此処のところ寒い日が続いたせいか、寂しい位大人しい咲き具合で拍子抜けしました。
まあそれでも暫く振りのお山ですから、ちょこっと書きましょうかね。
宝泉寺口から
今朝の出発は遅く10時半近くになってからの出発です。下のほうは先日降った雪も溶けて土が出ている所もありましたが、秋葉様からはまだ雪の上の歩きです。勿論、よく踏まれた道はカンジキなどを着けなくても大丈夫です。
秋葉様の横から大力山
さすがもう3月の山、雪があるとはいえとても暑いです。先行者の足跡を踏みながら、歩き慣れた道をてくてくと歩きます。途中、5合目を過ぎた辺りでK.Mさんが下りてくるのに会いまして、しばらく立ち話です。
5合目付近を振り返ります
それからまたしばらく進むと、また常連のお姉さん方が下ってくるのに会いまして、ここでもしばし道草です。
こんな風に道草だらけの登りで、あずまやに着いたのは登り始めてから1時間が過ぎていました。
先日降った雪であずまやの周りは雪が増えています
今日の三山は最高とは言えませんが、それでもよく見えているほうです。
扨て、気になるマンサクの花でした。ここまで来る途中、期待したほどに咲いている花は少なかったのですが、それでもやはり春です。
あずまやでは暫らく振りに山ノートに記入したり、先着の方々と話をしたりするうちに時間が過ぎます。
気になるマンサクは
あずまやの横に背の高いマンサクがありました。雪が多い年はこうした高い枝は雪に曲げられて、間近に見られるのですが、写真に収めるのは少し高いですね。
あずまやの近くのマンサク
今年の花の第一報はもう一月近くも前になりましたが、気にしながらも足が山に向かずにいまして、ようやく今日来られました。でも花はやはり少ないです。
雪の多い年の米は豊作だといいますが、マンサクも今年のように雪の少ない年は豊作にならないのでしょうか。 程よい花を探しながら下りました。
マルバマンサク(その1)
マルバマンサク(その2)
下る途中にも幾人かすれ違いました。若い単独行の女性と話していましたら、ことのほかこの晴天の雪の風景を喜んでいまして、私も嬉しくなりました。
もうオオカメノキ(ムシカリ)も、タムシバやタカノツメなどの芽も固いばかりでないような気もします。
オオカメノキのウサギの耳
ひと月振りの大力山、今日は賑やかすぎず、そして晴れの良い山日和になりました。
今日の当地は晴れになりましたが、関東地方ではあまり良くない天気だったようです。一日たって、ブログを更新している今は9日(土)の朝。窓の外はまた雪が降っています。
なかなかほんとの春がやって来ませんね。