ふるさと干溝

ふるさと干溝

路傍の風景、四季の風。豪雪の里から路傍の草花や雪の里山など、四季折々の風景を綴ります。ブログの説明を入力します。

2026年5月9日(土)雨

 

 

 魚沼干溝歌舞伎(やまびこ座)再発進公演を終えて

https://www.himizo.com/

 

 12年前の「全国地芝居サミット」の魚沼開催から12年、パンデミックのコロナ禍の影響など諸般の事情で大々的な活動が出来ていなかった「干溝歌舞伎やまびこ座」でしたが、昨年春より準備を進めて来た公演がこの4月11日に12年振りに無事開催の運びとなりました。

 

 干溝歌舞伎は新潟県北魚沼郡の干溝地域、現魚沼市干溝地域の地芝居で、その昔地域で100歳の方が出ると芝居を興行して長寿を祝って来たそうです。

 昭和30年代に興行されて以来、しばらく興行されていなかったようですが、平成15年に干溝町内からお二人の100歳の方を輩出したお祝いに「100歳歌舞伎公演」を執り行ったことから干溝歌舞伎保存会としての活動が始まりました。

 

 以来二十数年に亘って京桝屋三代目三桝京昇師匠や、三枡清次郎師匠の指導の下、1000人規模の大きな興行なども含め活動を行って来ました。

 

 今回は12年振りの復活公演と言うことで子供歌舞伎「やまびこ三番叟」と「忠臣蔵大石東下り」大人たちの「双蝶々曲輪日記 引窓」そして、友情出演の和楽路保存会の皆さんによる舞踊が催されました。

魚沼干溝歌舞伎(やまびこ座)ポスター

 

 4月11日の公演は新潟県、魚沼市、多くの魚沼市内外の団体や個人の皆様の支援を頂き、900人からのお客様も来て頂き好評の内に行われました。

 またNHKさんや新聞の「新潟日報」さん、地元誌「越南タイムズ」さんなどに取り上げて戴きました。

会場入り口の風景

 

 

新聞「新潟日報紙の記事

 

 

中村芝翫さんの「新たなる挑戦 魚沼市小出編」

 この干溝歌舞伎公演の一年前に、歌舞伎俳優の中村芝翫さんを魚沼にお招きして中村芝翫さんの「新たな歌舞伎への挑戦」と題した公演を行って戴きまして、一年後の「干溝歌舞伎やまびこ座」の演目予定の「双蝶々曲輪日記 引窓」を熱演されプロの芸を披露してくれました。

 この新たな挑戦とは芝翫さんが衣装かつらなどは付けず、一人で様々な役を演じ、セリフのみで作品の魅力を引き出すという新たな歌舞伎です。出演は中村芝翫さん、京枡屋の三枡清次郎師匠(義太夫)です。三枡清次郎さんにはずっと干溝歌舞伎のご指導を頂いています。

地元誌「越南タイムズ」さんの記事より

 

 

地元誌「越南タイムズ」の記事より

 

 干溝歌舞伎はこの中村芝翫さん、三枡清次郎さんの公演を糧に一年後の公演に向けて活動を進めて行きました。

 

 

神谷町小歌舞伎観劇

 神谷町小歌舞伎は歌舞伎俳優中村芝翫さんの成駒屋本拠地のある神谷町で中村芝翫さんのご子息3兄弟、橋之助、福之助、歌之助さんたちによる自主公演で、いつか大歌舞伎に、という決意も込めて2,023年から行われている公演で、今年4回目を数え、さらに来年2027年には新宿のミラノ座『THEATER MILANO-Za』において、待望の第五回『神谷町小歌舞伎』が開催されることが発表されています。

 

神谷町小歌舞伎とは - 検索 

 

 

 5月2日、緑風のそよぐ爽やかな五月晴れの中、東京浅草に「第4回神谷町小歌舞伎」を観劇してきました。

第四回 神谷町小歌舞伎 2026/05/01()2026/05/03() | チケット GETTIIS

 

 

 当日5月2日は八十八夜、「夏も近づく八十八夜・・・」で立夏目前の緑も逞しさを増して来た爽やかな連休の初日ということでした。早朝6時過ぎに魚沼IC.から関越自動車道に乗って、一路東京浅草へ向かいました。

 途中では何か所かSAにもゆっくりとして、ゆとりの関越道通行で目的地浅草に到着しました。浅草では「木馬亭」前、毎年お邪魔している君塚食堂さんで、開場前に少し早く軽めの昼食を済ませました。

 

 

 開場には観劇が初めてという若いお嬢さん方も多く、歌舞伎人気が高いことが感じられました。公演は昨年もそうでしたが若い3兄弟の切れの良い芝居が爽やかでした。

 

幕間に表を眺めますと賑やかな通りに人力車なども見られ、活気が溢れています。

浅草公会堂付近の通り

 

 

 当干溝歌舞伎は12年ぶりの大きなイベントを終えました。これからますます緑の濃くなる魚沼の夏に入っていきます。保存会会長以下大勢の関係者などが一丸となって行われた行事は、地域の文化振興に大きなインパクトとなっているようです。ご協力を頂きました多くの方々に、干溝歌舞伎の一員として

 

「ほんとに有難う御座いました。そしてご苦労様でした」と申し上げます。

 

 

「干溝歌舞伎やまびこ座」は大勢の方々に支えられて頑張っています。

 

 

 

 

2026年4月19日(日)晴れ

 

18日は集落内の林道に

 昨年よりずいぶん少なかった雪は、2週間ほど早く積雪ゼロとなりまして、一気に進んだ春に桜は あっという間に開花、そして満開を迎え、そしてすでに散り始めました。

 少し雪消えの遅い林道に車を走らせて先日行われた十二山神様祭りの社の前を通り、干溝の林道を走り、その後大池川に沿って帰って来ました。

12日の十二山神様の安全祈願の行事

 

 十二様の広場では桜の他にコブシなどの花が咲いていました。

十二様の広場の桜や辛夷の花

 

 例年まだ雪の残る時期の山は、まだ春の訪れがやっと、という所で、路傍の草花もまだまだこれからといった感じでした。

 

 アブラチャンの花が咲き始めています、この時期に咲くアブラチャンの花は、結構好きな花で、道路脇には沢山咲いています。

アブラチャンの花

 

 ツノハシバミの花は雌花、雄花と別れていますが、あまり目立ちません、しかしよく見ると赤い糸くずを集めたような雌花はとても愛らしい花です、

ツノハシバミの雌花

 

 

 この時期に杣道などを歩くのはとても気持ちが良いものです、間もなく路傍の草花も一気に増えてきます。そして山菜も盛りになって来ますが、この日は山菜などにはあまり手を出さずに林道脇の風景に目を向けながら走って来ました。

 

 旧林道の途中に馬頭観音が祀られていますが、そこには馬頭観音の猛々しい姿とはずいぶんと違い、優しく穏やかな観音像が道行く人の安全を願い両手を合わせておられます。

優しく穏やかな観音像

 

 

板木遊歩道のコシノコバイモ

 そして19日には友人たちの情報で板木遊歩道に「コシノコバイモが咲いたよ」との情報を頂いていましたので散歩がてら、3kmほど離れた林道に徒歩で行って来ました。

 

 この日も天気は良く温かいとの予報でしたので、遊歩道までの3kmをゆっくりと歩いて行きました。

 

 今の時期にはいたるところにオオイヌノフグリが咲いています。あまりかわいそうな名前なので別名「星の瞳」という愛らしい名前を頂いたようで、喜んでいるようですね。

オオイヌノフグリ (別名星の瞳)

 

 

 隣の集落までの道中、賑わっている大力山が萌黄色の装いで急速に木々の緑を深めています。今年も大力山はずいぶんと賑わいました。これから雪が解けた山もオオカメノキの白い花や、ナナカマドの白い花が稜線の爽やかな風に吹かれていることでしょう。

板木までの道中の大力山

 

 

 隣の板木集落の遊歩道入口は集落から300m位山側に向かって圃場の中を歩きます。

遊歩道入口付近の佇まい

 

 目当てのコシノコバイモは遊歩道の入り口付近に沢山見られまして、付近にはキクザキイチゲやカタクリ、ミヤマカタバミなどの花も多く咲いていますが、それらにも負けず、花の数も今が一番かな、と思うくらい沢山咲いていました。

カタクリの花も実に艶やかです

 

 キクザキイチゲは白い花や紫の花がいずれ劣らぬ豪華さで咲いています。子供の頃から春を伝えてくれる嬉しい花です。

白花のキクザキイチゲ

こちらは紫色のキクザキイチゲ

 

 ミヤマカタバミもこの時期には定番の花ですから沢山咲いています。

ミヤマカタバミ

 

 コシノコバイモは嬉しいことに沢山咲いていまして、今日の目的を十分満足させてくれました。

コシノコバイモ

 

 帰路、付近にアケビの花が咲いていたのでカメラに収めました

アケビの雄花

アケビの雌花

 

 アケビの新芽はこの地方では山菜として珍重されています。私も大好きで、山菜ベスト5に数えています。

 

 帰り道、こぶしの花が綺麗でしたのでカメラに収めました。

こぶしの花

 

 たらの芽も少し伸びたようですが何本か見られます。ただし私はタラの芽は嫌いではありませんが、あえて食べないようにしています。

タラの芽

 

 

今日は目的の写真を手にしましたので、あとはまたのんびりと帰る予定です。

 

板木集落内を歩いていましたら、私を呼ぶ声がしましたが、どこで呼んでいるのかな、なんて思いながら少し進むと知り合いの奥様でした。急ぎで無ければ家に旦那様もいるので、お茶でもどうかと言われまして、ありがたいことにお邪魔させていただきまして、お茶をご馳走になりました。

 

 家まで送ってくれるとおっしゃるのですが、それでは私の散歩の意味も薄くなりますので、丁寧にお断りして、我が家までの3kmほどを帰って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

2026年4月3日(金)晴れ

 

カタクリとギフチョウ長岡市「雪国植物園」にて

 

 新潟県は大きく分けて「上越地区」「中越地区」「下越地区」と分類されることが一般的ですが、南北に長い県ですので同じ地区でも気候に大きな差があります。

魚沼市と隣の長岡市では、同じ中越地区ですが距離的にはそんなに遠くないのですが、気候的には大きな隔たりがあり、雪の量は昔から雲泥の違いです。

 

魚沼市の平場ではようやく積雪ゼロとなって来ましたが、長岡市では雪解けも、春も早いのです。

 

長岡市「雪国植物園」

 長岡市西陵方面、国道8号線を柏崎方面に向かいますといろいろ公園や文化施設があります。今回はその内の「雪国植物園」に行ってきました。 

 

 公園の東口の駐車場に行きますと、満車状態でしたが少し待っていましたら3台ほど出て行きまして何とか駐車出来ました。

「雪国植物園」東入園口

 

 先日ここを訪れたブロ友の記事に雪割草のことが書いてありました。今日はもう時期遅れかなと思っていましたが、まだまだ園内あちこちに咲いていました。

 今日の天気は上々なのでゆっくりと歩いて回るつもりです。園内はかなり広いので順路の分る案内図は必携です。

受付近くに置いてあった園内案内図をいただいて歩き始めました。

順路№1

 

 

 歩き始めるとすぐにカタクリや雪割草の花が見られまして、そこに翔ぶ蝶の影がありました。どうやらギフチョウのようです。止まってくれないかなと思いながら視線で追っているとカタクリの花に止まってくれました。

「飛び立たないでくれ」と願いながらカメラを向けましたら、幸いうまいことに留まっていて呉れました。

カタクリの花とギフチョウ

 

 

 何とか何枚か写すことが出来ましたので嬉しくなりましてその後の足取りも軽やかです。

 

 その後足元の花を探しながら歩きましたが、遅かったのか早かったのか、百花繚乱というわけにはいきませんでした。それでもいろいろ咲いているので写しながら先に進みます。

 オオイワカガミやイワウチワの花はほとんど見られません。フクジュソウやキクバオウレンなど、それから木ではおそらくヒサカキという花だと思いますが結構咲いていました。

それらをざっと紹介してみます。

   

フクジュソウ(福寿草)   イワウチワ(岩団扇)

 

  

キクバオウレン(菊場黄連)  トキワイカリソウ(常盤碇草)

 

   

ヒサカキ(姫榊)    オクチョウジザクラ(奥丁字桜)

 

 

 花の数は少なかったのですがそれでも結構楽しみながら歩くことが出来ました。また花を見ているときに話しかけて来られる方々との会話も嬉しいものです。

 

 

 コースを池寄りの道に向かって進みます。雪割草がいろいろな色や花姿で足元に賑やかでした。

  

ユキワリソウ(雪割草)

 

 

 湿地帯では沢小車や水芭蕉の花が見られました。もう少し時期が経つと、もっと見頃になるようでした。池にはちょうどクロサンショウウオのアケビのような卵塊が見られました。

湿地帯の中の東屋

 

 

ミズバショウ(水芭蕉)

 

  

サワオグルマ(沢小車) シラネアオイ(白根葵)

 

 池の反対側に行きます。キクザキイチゲが満開のようです。近くにはオオバキスミレやナガハシスミレ、それからホクリクネコノメソウやコシノコバイモ、ニリンソウなども見られます。

 

キクザキイチゲ(菊咲一華) オオバキスミレ(大葉黄菫)

 

 

ナガハシスミレ(長觜菫)  コシノコバイモ(越の小貝母)

 

  

ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)  ニリンソウ(二輪草)

 

 オオカメノキやユキツバキはこれから盛りになって行きそうです。

 

ユキツバキ(雪椿) オオカメノキ(大亀の木)

 

 

 

 魚沼市の花はこれからですので先駆けて長岡にやって来まして良い一日を過ごすことが出来ました。今年も機会があったら季節毎の花を見られればと思います。

 

 

 

 

 

春は日差しと青空が一番ですが

 暦は4月に入りましたが肌寒い4月の幕開けとなりました。自宅前の田んぼの積雪は、昨年には80cm以上もありましたが今年は既にゼロとなりました。1月の大寒寒波は一時的には厳しい冬となりましたが、その後は落ち着いて穏やかな春の幕開けとなって行きました。

 

珍しく澄んだ空気の日和が有りました

 近年春にはいつも霞がかかっていまして山がきれいに見える日が少なくなってしまいましたが、先日3月の終わりの27日には八海山が綺麗に輝いていましたのでカメラに収めました。

 

八海山(右側薬師岳1653.6m、左奥入道岳1778m)

 

南魚沼市の巻機山も遠目に綺麗に見えていましたので少し足を延ばして、行って見ました。

南魚沼市金城山から巻機山

 

 

 桜の花が各地で開花宣言をされているようですが、当地ではもう少し先になります。この日には圃場にも残雪がありました。それでも路肩の雪消えの早い所にはオオイヌノフグリの鮮やかなブルーやヒメオドリコソウなどの花が綺麗に咲いていました。

オオイヌノフグリ

 

 

 散歩で魚野川の畔を歩きますと、河畔林の柳がうっすらと色付き始めました。

青島大橋から下流小出スキー場方面

 

 魚野川の水量は雪代を集めてかなり多くなっていましたが、澄んでいまして、水底の砂利が見えていました。川岸には鳥の姿は見られませんでしたが、唯一カワウが数羽羽を休めていました。

カワウのお茶の間談義

 

 

3月31日入広瀬地区の破間川ダムの様子

 それから3月晦日の31日、長岡市雪国植物園に行こうかと思ったのですが生憎途中から雨脚が強くなって来ましたので、長岡は断念しまして方向転換し、入広瀬地区の破間川ダムの雪流れの偵察に行きました。

もう時期が終わっただろうかと想像していましたが、ダム貯水池はまだ雪に覆われていまして、少し早かったようです。

浅草大橋から下流側破間川ダム貯水池

 

 その先のムジナ沢に架かる橋まで足を延ばします。ここからのダム湖は風景が良くて、この方面に来るといつもカメラを向ける場所です。

ムジナ沢に架かる橋より浅草大橋

 

 

帰路入広瀬地区の只見線柿の木駅の近くにかなり年月を経た石積みの取水堰があります地図に上条発電所取水堰と表示があります。私はこの取水堰の佇まいが好きでよくカメラを向けます。堰の本体は石積みで実に素晴らしい構造物で、風情が漂います。また3年前の今頃にはヤマセミが見られまして貴重な写真が撮れました。

破間川上条発電所取水堰

 

 

 

 今年の雪解けや春の進行は早いので、間もなく魚沼各地で春の便りが一斉に聞かれるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年3月17日(火)晴れ

 

  東京方面では開花予報がもう間近になって来ましたが私どもの魚沼地方はまだまだずいぶん先の話です。

 

 最近話題になっている「雪桜」なる一面の雪の中で花咲くオオヤマザクラ、でさえもまだひと月も先のことです。

「雪桜」は一面の雪原に桜の花を咲かせます

 

 

 

 しかし、山の向こうに花の便りが聞かれれば、私どもの所でも負けていられません、ソメイヨシノが無理ならまずマンサクで、ということで近くの里の山にT廣さんとマンサクの花見に出かけて来ました

 

 当地の積雪はようやく1mを切って来ましたが、山の上にはまだまだかなりの積雪がありますので、カンじキ持参の花見です。朝のうちはまだ雪はしみて硬くなっていましたので,とりあえずカンジキとスコップはリュックに括り付けて出発です。

 

 場所は先日からしばしばやって来ている一本杉です。奥レク都市公園「響きの森公園」の里山エリアからです。雪がちょうど良い塩梅に締まっていまして歩き易かったです。

 

 ブナ林の中では寿命の尽きた老木が倒れていました。私どもが子供のころには盛りであったブナの木も、年輪を重ね、猿の腰掛などが生えてきて、間もなくその命を終えようとしている木も多くなりました。

 寿命が尽きて取れたブナの古木

 

ブナ林を過ぎて、今日の目的のマンサクの咲き具合を確認しながら歩きましたが、やや早すぎたかな、という感じで満開の枝はほとんどありません。しかし「花より団子」と言いますから。

 

 飲み物は準備して来ましたし、おつまみも十分。その上天気が良ければもう言うことなしですね。

 

先日登った時には雲海状だった集落は今朝はすっかり霧が晴れていました、

向かいの大力山と八海山

 

 

 一本杉の少し先に見晴らしの良い所がありまして、今日は其処を花見の舞台にしようと思っていましたので、そこに向かいました。

 

鳴倉山を背景に

 

 

 一本杉手前から追いついて来られた単独行の方は、鳴倉山の予定だそうで、みるみる内に遠ざかって行きました。

 

 まずは設営です。といっても大したことはなくテーブルと腰掛を作るだけですから、すぐに出来ました。

設営中の私とT廣さん

 

 

背景には権現堂山の近く唐松山が

 

そうそう、今日はマンサクの花見だったんでした。満開にはいまいちでしたが、一応主役ですから何枚か紹介しましょう。

マルバマンサク(その1)

 

マルバマンサク(その2)

 

 ゆっくりと歓談しながら、時折向かいの大力山に目を向けると、幾組も登っている方々が見られました。

 

 

大力山9合目付近の登山者

 

 

 里の山歩きは今が一番良い時期かもしれませんね。歩き易いし暑すぎず、そして風景も素晴らしい、何よりもこれから向かっていく季節への憧れが胸を膨らませて呉れるのです。

 

 

 

 

2026年3月10日(火)小雪

 

アンコウの吊るし切りとアンコウ鍋

 何年か前から友人たちとアンコウ鍋を楽しんでいます。先日も先輩の家で飲んでいるときにアンコウ鍋の話が出まして、Hさんが漁師さんの所に手配して、今年もアンコウ鍋の段取りとなりました。

 場所はHさん達が管理している旧守門村地区にある山小屋に一泊して鍋を囲んで酒と音楽で楽しもうということで、私ども魚沼市から4人、そして関東方面の友人2名の6名が集まりました。

 関東からの友人は昨年10月に岩手県の栗駒山登山の時にも須川温泉に同宿して温泉を楽しんだり、何回も顔を合わせている友人たちです。

 

 Hさんの手配したアンコウは7Kg、と立派なアンコウです。早速山小屋の軒先に吊り下げて解体を始めます。手順としては塩を擦り込んでぬめりを落とします。次にヒレを落とし、皮を一気に剥ぎます。それから肝を崩さないように取り出して順に解体して、それぞれ酒に浸し、調理場に運びます。

7kgの立派なアンコウです

 

 調理場での小分けはS藤さんとT廣さんがそれぞれ持参の包丁で切り分けます。

切り分けの作業

 

 

 

山小屋の中では薪ストーブが良く燃えていまして暖かです。

薪ストーブが赤々と燃えて暖かです

 

 

 友人たちはギターを持って来まして、酒と歌の暖かい夜を堪能しました。こうした空間と時間を持つことが出来ることに感謝しています。

 

 

 

大力山初登りとマンサク(3月12日)

 

2026年3月12日(木)晴れ/曇

 

 アンコウ鍋の翌々日、予報は晴れの予報でしたので山の上で一杯飲みを楽しもうと、T廣さんと出かける計画を立てました。最初はごく近くの低い所でとも思いましたが、結局私は今年大力山には一度も登っていなかったこともありまして、出来れば大力山にて、ということで宝泉寺口から大力山に向かいました。当日はHさんも参加してくれまして3人で歩き始めました。

登り口の宝泉寺と観音様

 

 登り始めはまだ霧が晴れていませんので上の方では雲海が見られるかと期待しながらの歩きです。

 

 5合目付近にマンサクが咲いているとの情報が、前日登ったY内さんからありましたので期待していましたら、先行したHさんが既に見つけてカメラを構えていました。私にとっては今年の初マンサクですので、ワクワクしながらカメラを向けました。

5合目付近のマンサク

 

 そうこうしている内に麓から急ピッチで登って来たS藤さんが私どもを追い越して行きました。

 

 今日はいつもより少し多めの荷物を背負って歩いていますのでいつもにも増してゆっくりのカメ歩きです。上の舟窪を過ぎて階段に差し掛かる頃に霧が晴れて来ましたが、雲海状にはなりません。霧がたなびく向こうに刈羽三山が見えて来ましたが残念ながら期待した風景にはなりませんでした。

上の舟窪から西のかなたに刈羽三山

 

 今年は雪が少ないので階段辺りはかなり雪解けが進んで、階段が露出している所もありました。急斜面側は雪崩の恐れもありますが、今朝ははまだ雪が固いので注意して登れば問題無いと判断しまして、皆さんのトレースを踏んで登りました。

 

 階段を過ぎると9合目です。ここから300歩ほどで東屋です。ここでは後ろから追い付いて来た知り合いの女性、それから近所のお兄さんがありました。知り合いの女性は今年すでに20回目の大力山ということでしたが、昨年はなんとこの時期に30回を数えていたそうです。彼女の歩きは早く見る見るうちに登り東屋に近づいて行きました。

 

 今日の雪は凍み渡りにはやや硬さが不足でして。余りぬからない割には歩きにくい硬さです。

トレースの無い所はこんな硬さでした

 

 

 たっぷり時間を掛けてようやく東屋に到着しました。三山には雲が掛かってはいなくて光っています。2月の末頃に向かいの鳴倉山から眺めた三山は見事でしたが、ここ大力山からの三山も見事です。

魚沼三山(越後三山)

 

 

 今日は一杯やりながら、という目的でしたので、早速荷物を広げ、乾杯です。

 

 今日は平日ですが結構登ってくる方々も多く、トンネル口への周回コースへ向かった方も何名かありました。県外からの方もあって、東屋で話されていたご夫婦は神奈川県から来たとおっしゃって、旦那様は3回目だそうです。

東屋の雪は融けてもうすっかり見えています

 

  登って来たばかりは魚沼三山は明るく光っていましたが、昼頃からはやや曇って来まして気温も大分下がって来ました。

H さんとS藤さんは一足先に下山して行きました。私どもは今日はゆっくりとするつもりでしたので、東屋に残り、それから材料を全部入れて食料を温めなおします。

 

 

 かなり時間がたった頃単独の女性が大きなワンちゃん(35kgもあるワンちゃんだそうです)を連れて登って来ました。ずいぶん人懐こいワンちゃんで、私どもにたっぷりと愛嬌を振りまいていました。女性は関東の方で、海の近くの都市からでした。今日は温泉に浸かってのんびりとして帰ろうかとおっしゃっていましたので、Tさんは東屋に置いてあった下の入湯施設の割引券を渡していました。

 

 

 東屋で3時間ほど過ごしまして私どもも下山開始です。

麓の干溝集落

 

 下り始めると9合目の辺りにもマンサクの花が咲いていました。これから季節が進むに連れて沢山咲いて来ます。黄色いマンサク、ガクが紫のマンサク、花びらに赤い色の混じるマンサク。雪の中から突き出した枝に花を付けたマンサク。ほんとに楽しく嬉しく咲く春の花です。

9合目付近のマンサク

 

 

 上では結構冷たくなった身体も歩いているうちに徐々に温かさを取り戻して、無事にふもとまで帰って来ました。思ったより暖かくなりませんでしたが、それでも山の上から里の風景を眺めながら過ごした時間は最高でした。

 

 

 

2026年3月8日(日)小雪

 

名残りの雪

 2月の雪は大分穏やかでしたので、雪の量は一気に減って来ました。昨年3月7日には175cmの積雪がありましたが、今年は105cm、とずいぶん少ないです。またあまり締まっていないために嵩の減り方はずいぶん早いですね。

里の山でもマンサクの花便りが聞かれるようになりました。そして家の庭の雪が早く消えた所ではオオイヌノフグリの花も見られました。

 

 例年ですとこの時期の雪は当たり前なのですが、今年はここのところの陽気から考えると、雪はもうほとんど終わりの様相でしたので、今日の雪は名残りの雪といったところでしょうか。

名残の雪かな

 

 

 

 遅い雪と言えば13年前の4月の21日、いつ桜が咲いても良いころの朝、かなりの雪が降りました。ソメイヨシノには今少し、という時期でしたが彼岸桜はもう花を咲かせていました。

 4月の雪は珍しくもありませんでしたが、この年の遅い雪にはちょっと驚かされました。

 

近くの圃場にはツグミが集まって落ち穂をついばんでいたようでしたが、この雪にはきっとびっくりでしたでしょう。

13年前、名残りの雪とツグミ(2012-04-21)

 

ツグミと雪の圃場(2013-04-21)

 

 

 今から半世紀ほど前は豪雪が当たり前で、魚沼は半年近くも雪に手を焼く長い冬が当たり前でした。最近では事情も大分変ってきましたが、やはり2mを超える雪の冬は楽とは言えません。

 今年のようにある時期にまとまって降られますと、やはり大きな被害に繋がります。

 

 里の山にマンサクの便りが聞かれるようになりまして、間もなくタムシバの花も咲いてきます。日も長くなって来まして春を実感する日も多くなりました。

 

 

 

 

2026年2月26日(木)快晴

 

快晴の里山、鳴倉山にて

 2月も残りわずかとなって来まして、気が揉めていました里の山の大力山や鳴倉山ですが、ようやく足を向けることが出来ました。先日19日の20cmほど積もった新雪を踏みしめて歩いた一本杉でした。今日はその先の鳴倉山に友人たちと登ります。

 

 登り口は「響きの森公園」の里山エリアの一本杉登り口からです。8時に国道291号線の横の雪の壁の所で待ち合わせです。定刻の少し前に皆さん次々に見えられて、雪の壁を越えた所で足拵えです。

 

 

 未だ朝靄の中を定刻に登り始めます 。少し歩いて東屋の所から先日同様杉林の中を歩いてブナ林に向かいます。

朝靄の中定刻に歩き始めました

 

 杉林の坂を上り、やや平坦のブナ林を抜けると一本杉が見えて来ます。

ブナ林の先に一本杉が見えています

 

 ブナ林から一本杉はやや坂が急になりますが、登り易いスロープでここから見られる周辺の景色はなかなか魅力的です。

 

 集落の上に掛かる朝霧は雲海状に集落を包み、大力山や八海山がその上に頭を出し、その上には快晴の雲一つない青空が広がっていまして、見事な絶景です。

朝靄の中、集落は雲海の下に

 

 一本杉まで上ると結構汗が出て来まして、今日の予報通りの暑い一日になりそうです。一本杉から松林方面に進み、一旦少し下り登り返して、百八灯山と鳴倉山分岐に出ます。鳴倉山へはこの少し先の急坂が雪崩の心配がされる所です。今日は先日より少し雪が減ってクラックも見られましたが、まあこの程度なら大丈夫だと判断して登りました。

今年は雪の減りが早くクラック発生も早いです

 

 この斜面を登りますと鳴倉山がぐんと近く感じられます。ここから鳴倉山の間は実に見事な風景を楽しむことが出来ます。東、会越国境方面には人気の権現堂山の山並みが広がっています。

権現堂山から唐松山方面

 

 そして南側には上・越国境方面山並みが、そしてその手前八色原の圃場には霧がまだ晴れずに雲海状に広がっていました。

南の六日町方面はまだ朝靄の中です

 

 

 こんな素晴らしい天気をくれた2月も終わろうとしているこの季節、あんなに苦労させられた大寒寒波がまるで嘘のようです。

 

 

 

鳴倉山から絶景を堪能

 2時間ほどで頂上に着くと先着した皆さんが待っています。合流してSさんの入れてくれたコーヒーを戴きながら、頂上からの風景を楽しみます。

 

滝雲オンパレード

 頂上から360度の眺望を楽しんでいましたら、東の毛猛山に滝雲が見られました。その先の田子倉湖で発生した霧が山を越えて流れて来るのでしょう。

毛猛山に流れ来る滝雲

 

 するとその右側の東南東の枝折峠の先にも滝雲が出ています。こちらは最近特に有名になった枝折峠の滝雲で、銀山湖で発生した霧が山を駆け上がり、そして反対側の谷に流れ落ちる滝雲と呼ばれる現象です。

枝折峠の先に発生している滝雲

 

 それから群馬県境方面にも滝雲らしき雲が見られました。秋頃には明確に滝雲の様相をするのですが、今日の雲は滝雲かどうかははっきりしません。多分奥利根湖あたりで発生した霧に拠るものかと思われます。

上・越国境方面の山々

 

 今日は魚沼三山(越後三山)は輝いています。南東に駒ケ岳、南に八海山、そしてその奥の南南東に中ノ岳。魚沼自慢の故郷の山々です。今私どもが立つこの鳴倉山から稜線続きの黒禿の頭、その背後に深田百名山の魚沼駒ケ岳(越後駒ケ岳)が輝いています。

駒ケ岳(2002.7m)、右奥が中ノ岳(2085m)

 

 南側に八海山、雲一つない快晴の空のもと険しい八峰が輝いて見えます。

八海山(1778m)

 

  そして南西に視線を転じれば妙高山、火打山が見られます。

妙高山、火打山

 

 それから西から北西にかけて刈羽三山、刈羽黒姫山、米山さん、その右隣に八石山。こうした鳴倉山から取り巻く山々を見ていると、ここはほんとに良い山だな、と思います。

刈羽三山中央が米山さん、左は刈羽黒姫、右に八石山

 

 東側の斜面は険しくて、多数クラックが入っています。今年はまさに大寒の大雪と呼ぶにふさわしい集中的な大雪でしたが、その後は落ち着いた天気に一気に積もった雪は押し詰まり、今度は不安定な雪となって雪崩やすくなっています。

 

 もうすぐ2月は終われば暦は三月、この山の周辺にも沢山の花が咲き、山菜も多く楽しめます。そんな日はもうすぐやって来ます。

鳴倉山からふもとの湯之谷村

 

 

 

 鳴倉山で小一時間近く休憩した後は快適に下ります。

 

鳴倉山頂上の山友達

 

 順調に下り、百八灯山と一本杉の分岐まで下りてきて、私とTさんは此処で皆さんと別れてゆっくりと昼食にすることにしました。

 

 腰を下ろし準備をするうちに正午を迎え、暖かな日差しを浴びているとじつに気持ちが良いです。

 

 

百八灯山と一本杉の分岐

 

 

分岐でしばらく過ごした後、百八灯山から降りてきました。里の山にどっぷり浸って6時間。

 

自宅に帰って風呂に入りゆっくりと汗を流し、最高の一日を反芻していました。

 

 

 

 

2026年2月20日(金)快晴

 

快晴の予報に誘われて

 天候も大分穏やかさが戻って来ましたたようで、周辺の里の山は随分と賑わっているようです。私も大力山などに歩く人影を見る度に気は揉めるのですが、家の周辺の雪の始末などでなかなか足を山に向けられないでいました。

 

 昨年は今頃の時期に雪が結構降りまして24日には270cmを積雪がありましたが、今年はもうあまり心配はしないで良さそうです。快晴が数日続く予報が金曜日から月曜日にかけて出ていました。

 そんな中、19日は寒の戻りの雪が降っていまして、夕方までに20cmほど積もりました。でも翌日には朝から予報通りの爽やかな空に朝日が照り輝いています。

 

 

 私の山友も大力山に足を運んで、LINEに写真を送って来ました。私も大力山には行きたかったのですが、いろいろと雑用があって、片付いた頃はお昼近くになってしまいまして、大力山は諦めて向かいの一本杉に上ることにしました。

 

 

里の山、干溝の一本杉

 干溝の一本杉はレク都市公園「響きの森公園」の隣の山です。一本杉と言いましても最近では周辺の杉の木が伸びまして、また樹齢もかなりの高齢となりまして、どれかな、と探す方も多いと思います。

一番真ん中の木が一本杉です

 

 

響きの森公園駐車場出発

 自宅を出た頃には11時を過ぎてしまいました。 登山口に向かいますが国道291号線から雪の壁を上らなくてはなりません。響きの森公園の駐車場入り口のすぐ前に、雪の壁に階段をスコップで作ってあるのを知っていましたので、そこから壁を越えました。

響きの森公園駐車場入口看板、正面は大力山

 

 少し歩いて公園の泉沢の東屋に行きます。夏場は東屋から進み、泉沢の池に出てそこから遊歩道を上りますが、この時期は東屋から杉林の中を直登してブナ林に向かいます。

響きの森公園里山エリアの東屋

 

 この時期の林の中の歩きはぬかったり、上からの滴たる水滴が五月蠅かったりと、大変なのですがこの日は足元の雪はぬからず、上からの雫も無くて、楽な登りとなりました。

 

 杉の林を抜けるとブナ林になります。このブナ林も高齢のブナの多くは寿命を迎えています。私どもが子供の頃にはよくこの林に来ました。当時は女子もブナの大木に上ったものです。また黒板を持って行き、ブナ林の中で授業をなさった先生もありました。

私どもひみぞの者には思い出の詰まったブナ林なのです。

 

集落の方には想い出深いブナ林

 

 

 ブナ林を過ぎると視界が開けます。正面には一本杉も見えまして、一気に登りました(と言いたい所ですが、少し休みました)。

 

 一本杉は樹齢も相当で、かなり老朽化が進んでいまして、何度か治療が施されました。今の姿は杉の木というよりも集落の中に「ブロッコリーの木」と呼んだ子供さんが有ったというように少し変わった形になってしまいました。

一本杉、「ブロッコリーの木 」と呼んだ子供も

 

 

 東屋から45分も掛かりまして、一本杉到着です。一本杉は標高はいくらもない里の山ですが、此処からの風景はとても良いのです。南側には大力山。そしてその背後には八海山がよく見えます。

大力山と背後の八海山

 

 大力山には晴天に誘われて実に多くの方々が来られたようです。私どもは大力山に来られる方々の記念になるように、そしてその売り上げは遊歩道整備に使うとの趣旨で、大力山バッヂを標高にちなんで504個作りまして、いろいろな方々にお願いして来ました。上り口の友人の家の軒先にも置いてもらっています。おかげさまで残りも僅かとなりました。

 デザインされている花はミヤマウズラ。ランの仲間で遊歩道や付近の山で見られます。ここの一本杉の登山道脇にもけっこうあります。小さい花ですがよく見るとクリオネみたい、とも言われる愛らしい花です、

大力山バッヂ

 

小出郷の風景

 一本杉から北西方向には小出郷の盆地です。魚野川と佐梨川の合流点付近に只見線小出駅があります。只見線は魚沼市の小出駅から福島県の会津若松駅を結び風光明媚な路線で「撮り鉄」さんたちに人気の路線です。また小出町には会津藩の陣屋が置かれていたこともあって、所縁ある地です。

魚沼市小出郷の風景

 

 

 一本杉から鳴倉山に向かって歩きます。昨日積もった新雪で、足跡の無い新雪歩きは最高の贅沢です。

正面は鳴倉山

背後には今歩いて来た私の足跡

 

 振り返ると私の足跡、少し気取って「私の前に道は無い、私の後に道は出来る」などと何処かで聞いたような気障なセリフをこっそりと呟いてみる。

 

 

 山ウサギの足跡がありました、トウホクノウサギと言うらしいです。私どもが子供の頃にはいたるところに足跡や姿が見られましたが、最近ではとんと見られなくなりまして、狐の足跡の方が多い位です。

ウサギの足跡

 

 

 

「気持ちが良いなあ」

 

 

 前方に桧岳から毛猛山塊も見えて来ました。

桧岳、毛猛山塊

 

 

 一本杉から少し進んで小高い所、かつて遠見山と呼ばれていた所。ここから少し下り、松林と呼ばれていた所に出ますが、今は松の木は幾本も残ってはいません。私どもが子供の頃「凍み渡り(雪が固く凍みてぬからなくなること)」と呼ばれる早春の朝には、授業が始まる前に此処まで来た子供も沢山ありました。なんともおおらかな時代でした。

 

 そのまま進んで鳴倉山登山ルートとの分岐まで進みます。鉄塔の付近にはマンサクの花が早く咲く所がありますが、今年はさすがに早いようで、「気の早いマンサク」はお預けでした。

 鉄塔から少し上り返して鳴倉山分岐に出ます。今日は鳴倉山には向かいませんが、この先の一箇所ある危険な個所の雪の状況を尋ねられていましたので、確認しました。中央のクラックの横の狭い尾根がルートです。

鳴倉ルート冬の危険個所

 

 

 分岐を右に降りると百八灯の行事が催される百八灯山方面です。下の鉄塔付近に点灯されますが、雪の状況で場所が変更されることもあります。

 

分岐から百八灯山方面  (※地元では詰めてひゃかっとやまと呼びます)

 

 下り始めにウコギ科のタカノツメの木があります。地元では「ウサギカジリ」と呼んでいます。ウサギが冬の食糧が少ない時期に雪から出ているこの木の冬芽を食べるのでそう呼んでいます。この冬芽はその姿が鷹の爪を連想させるのでそう呼ばれているそうです。

タカノツメの冬芽

 

 集落に向かって下る途中の両側の沢にはニホンカモシカが棲んでいるのですが、今日は足跡だけで姿が見えません。

ニホンカモシカの足跡

 

 

 下る途中に足元から「ゆきまくり」がコロコロと転がり出ます。条件が良いと大きなバームクーヘンのようになりますが今日はすぐ崩れてしまいました。

 

 晴天の中でしばらくぶりにのんびりと里の雪山歩きを満喫しました。厳しい冬の後にはこうした穏やかな一日はとてもありがたいですね。良い一日を過ごすことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

2026年2月19日(木)雪

 

ご無沙汰いたしておりました

 皆様ご無沙汰いたしております、しばらくぶりに投稿いたします。先月の中ごろにいろいろな事情が重なってしばらくパソコンに向かうことが出来なくて、あっという間にひと月余りが経過しまして、その間に大寒は去り,立春を迎えましたが、それからも既に2週間余りが経ちました。

 

 今、季節はようやくようやく三寒四温らしくなって来ました。一時期ニュースで列島を騒がせた集中的な降雪の猛威は、地域に大きな傷跡を残しましたが、その寒波は少し影をひそめ、時折顔を覗かせる日差しは逞しさを増して来まして、晴天の日には公園を散歩する方々や、里の山を歩く人たちの姿。日差しに誘われて表に出て来る方々が多くなりました。

 

 

 このひと月余り、すでに次期遅れとなってしまいましたが、このひと月余りのことを端折って紹介します。

 

大寒寒波

 1月の20日、二十四節気の大寒の日から始まった寒波はしばらく居座り続けまして、列島に襲いかかった、湿って重くて粘りのある雪が、市内各地に大きな被害をもたらせてしまいました。

 

 私は自宅前に積雪を観測するスタッフを設置しています。大寒寒波の到来前では70cmの積雪でした。それがわずか数日の間の降雪で1m70㎝という一気に降り積もった大雪になりまして、2m40cmの積雪となりました。この雪は湿って重く、とても粘りのある雪でしたので、屋根に積もった雪が雪庇となってなかなか落ちずに沢山の家屋に被害をもたらせました。

 

 私もこの集中的な降雪には振り回されまして、油断の出来ない日々に、少し草臥れました。

 

自宅前の観測スタッフ、240cmあります

 

 

結の灯り魚沼雪洞(ゆきんどう)祭り

 

 2026・結の灯り 魚沼雪洞まつり開催! | 魚沼市観光協会

 

  魚沼市では豪雪を逆手にとって利雪、克雪で元気に雪国を暮らそうということで沢山の雪をテーマにした行事があります。その中で中越地震からの復興を祈念した「結の灯り魚沼雪洞(ゆきんどう)祭り」が始まりました。1月の晦日に「魚沼市響きの森文化会館」で「結の灯りの点灯式」がありまして、オープニングコンサートではひなたさん、森翼さんの歌とトーク、そして料理やドリンクを楽しんで来ました。

「結の灯り魚沼雪洞(ゆきんどう)祭りオープニングコンサート」

 

 「結の灯り魚沼雪洞(ゆきんどう)祭り」の点灯式、これから3月中旬の最終日まで市内各所で催される行事のたびに市内各所で点灯されます。

響きの森文化会館入り口での点灯式

 

 雪の降る中で点灯されると妙に温かさを覚えます。結の灯りはまさに雪国の夜に似合う風景となります。

結の灯り

 

 

魚沼国際雪合戦2月8日

 魚沼市冬の恒例イベント「魚沼国際雪合戦」が魚沼市響きの森公園の雪のコロシアムで行われました。第1回大会が開催されたのは平成元年(1989年)です。その大会には私も参加しまして、3位決定戦を勝利したことを思い出します。当時NHKさんが番組を組んでくれまして思い出の深い行事となりました。

 

 この行事のことは何度かブログで紹介しました。この平成元年はどんな年だったのか、記事の中から

 

 この第1回大会が開かれた1989年(昭和64年・平成元年)とは一体どんな年だったのだろうか。

年明け早々の1月7日に昭和天皇崩御のニュースが世界中を駆け巡り、テレビなどCM自粛、各所で派手なイベントなどの中止と、国民あげての追悼の中、年号は昭和から平成へと変わる。

 

以下、・美空ひばりさん6月4日52歳で亡くなる。

・リクルート事件、消費税スタート4月1日・バブル経済

・宇野宗佑首相:赤坂の芸者さんにスキャンダルを暴露される。

・一杯のかけそばの偽美談

・ぬれ落ち葉:掃いても、掃いてもへばりついて来る「ぬれ落ち葉」、定年後、活躍する妻にまとわりついて離れない夫だそうだ。

・魔女の宅配便(映画)

・竹やぶで1億円

 

などが平成元年の出来事でした。

 

 

 扨て、今年は途中コロナなどで中止された年もありましたが、第36回目の長寿な大会となり県内外から183チームが参加して熱戦を繰り広げました。

第36回目の大会大会の様子

 

対戦表

 

 

 私の過去何回か投稿記事の中から雪合戦に触れた記事にリンクを張っておきますので宜しかったらどうぞ。

 

雪中行事、小出国際雪合戦(魚沼市)

国際雪合戦とひみぞかまくら

 

 

 

立春が過ぎ、三寒四温

 雪の降るような日はとても寒いのですが、今の季節天気が良くなると実に温かく太陽の偉大な力に感謝です。

 寒波の後日差しの戻った日は大力山はとても賑わっているようです。

 

 ここのところずいぶん大勢の方が訪れる大力山、もっとも一般的なのがこのルートです。ここに夏ルートと冬ルートと凡例表示してありますが、冬ルートは夏には道はありません。夏ルートは9合目下の階段部分が雪崩の危険がありますので、下の舟窪手前7合目から9合目の間は写真に示した冬ルートがお奨めです。2月の後半には気の早いマンサクがこの冬ルートで見られる年があります。

大力山宝泉寺口ルート

 

9合目から東屋までの緩斜面

 

 麓から眺めていると歩いている方々がよく見えます。この時期にはクマの危険も少なく、爽やかな風の中の里山歩きは最高ですね。

 

 

 

2月19日(木)雪の朝

 少し続いた晴天は今朝は一変して雪の朝でした。でももう大分楽になりました。眠られなくなるような降雪は去ったようです。

今朝の雪

 

 

 さあ、間もなくですね。今年も波乱含みの幕開けですが大きな事件の無い一年になればと念じながら本格的な春を待つ今日この頃です。