2026年5月9日(土)雨
魚沼干溝歌舞伎(やまびこ座)再発進公演を終えて
12年前の「全国地芝居サミット」の魚沼開催から12年、パンデミックのコロナ禍の影響など諸般の事情で大々的な活動が出来ていなかった「干溝歌舞伎やまびこ座」でしたが、昨年春より準備を進めて来た公演がこの4月11日に12年振りに無事開催の運びとなりました。
干溝歌舞伎は新潟県北魚沼郡の干溝地域、現魚沼市干溝地域の地芝居で、その昔地域で100歳の方が出ると芝居を興行して長寿を祝って来たそうです。
昭和30年代に興行されて以来、しばらく興行されていなかったようですが、平成15年に干溝町内からお二人の100歳の方を輩出したお祝いに「100歳歌舞伎公演」を執り行ったことから干溝歌舞伎保存会としての活動が始まりました。
以来二十数年に亘って京桝屋三代目三桝京昇師匠や、三枡清次郎師匠の指導の下、1000人規模の大きな興行なども含め活動を行って来ました。
今回は12年振りの復活公演と言うことで子供歌舞伎「やまびこ三番叟」と「忠臣蔵大石東下り」大人たちの「双蝶々曲輪日記 引窓」そして、友情出演の和楽路保存会の皆さんによる舞踊が催されました。
魚沼干溝歌舞伎(やまびこ座)ポスター
4月11日の公演は新潟県、魚沼市、多くの魚沼市内外の団体や個人の皆様の支援を頂き、900人からのお客様も来て頂き好評の内に行われました。
またNHKさんや新聞の「新潟日報」さん、地元誌「越南タイムズ」さんなどに取り上げて戴きました。
会場入り口の風景
新聞「新潟日報紙の記事
中村芝翫さんの「新たなる挑戦 魚沼市小出編」
この干溝歌舞伎公演の一年前に、歌舞伎俳優の中村芝翫さんを魚沼にお招きして中村芝翫さんの「新たな歌舞伎への挑戦」と題した公演を行って戴きまして、一年後の「干溝歌舞伎やまびこ座」の演目予定の「双蝶々曲輪日記 引窓」を熱演されプロの芸を披露してくれました。
この新たな挑戦とは芝翫さんが衣装かつらなどは付けず、一人で様々な役を演じ、セリフのみで作品の魅力を引き出すという新たな歌舞伎です。出演は中村芝翫さん、京枡屋の三枡清次郎師匠(義太夫)です。三枡清次郎さんにはずっと干溝歌舞伎のご指導を頂いています。
地元誌「越南タイムズ」さんの記事より
地元誌「越南タイムズ」の記事より
干溝歌舞伎はこの中村芝翫さん、三枡清次郎さんの公演を糧に一年後の公演に向けて活動を進めて行きました。
神谷町小歌舞伎観劇
神谷町小歌舞伎は歌舞伎俳優中村芝翫さんの成駒屋本拠地のある神谷町で中村芝翫さんのご子息3兄弟、橋之助、福之助、歌之助さんたちによる自主公演で、いつか大歌舞伎に、という決意も込めて2,023年から行われている公演で、今年4回目を数え、さらに来年2027年には新宿のミラノ座『THEATER MILANO-Za』において、待望の第五回『神谷町小歌舞伎』が開催されることが発表されています。
5月2日、緑風のそよぐ爽やかな五月晴れの中、東京浅草に「第4回神谷町小歌舞伎」を観劇してきました。
第四回 神谷町小歌舞伎 2026/05/01(金)~2026/05/03(日) | チケット GETTIIS
当日5月2日は八十八夜、「夏も近づく八十八夜・・・」で立夏目前の緑も逞しさを増して来た爽やかな連休の初日ということでした。早朝6時過ぎに魚沼IC.から関越自動車道に乗って、一路東京浅草へ向かいました。
途中では何か所かSAにもゆっくりとして、ゆとりの関越道通行で目的地浅草に到着しました。浅草では「木馬亭」前、毎年お邪魔している君塚食堂さんで、開場前に少し早く軽めの昼食を済ませました。
開場には観劇が初めてという若いお嬢さん方も多く、歌舞伎人気が高いことが感じられました。公演は昨年もそうでしたが若い3兄弟の切れの良い芝居が爽やかでした。
幕間に表を眺めますと賑やかな通りに人力車なども見られ、活気が溢れています。
浅草公会堂付近の通り
当干溝歌舞伎は12年ぶりの大きなイベントを終えました。これからますます緑の濃くなる魚沼の夏に入っていきます。保存会会長以下大勢の関係者などが一丸となって行われた行事は、地域の文化振興に大きなインパクトとなっているようです。ご協力を頂きました多くの方々に、干溝歌舞伎の一員として
「ほんとに有難う御座いました。そしてご苦労様でした」と申し上げます。
「干溝歌舞伎やまびこ座」は大勢の方々に支えられて頑張っています。























































































































