三寒四温の気候 | ふるさと干溝

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路傍の風景、四季の風。豪雪の里から路傍の草花や雪の里山など、四季折々の風景を綴ります。ブログの説明を入力します。

2024年0304日 (日)雪の朝

 

散歩コースの下見のその後

 先だって散歩コースの下見をして、距離や自分なりのコースタイム、などを調べてその後に天気の良い時期に何度か歩きました。距離は7.25Km、所要時間は丁度90分、歩数は9500歩なので、この辺りの数字を私の標準として設定しようかな、と思います。

 

三寒四温

 扨て、三寒四温というのは、実際は冬の季語だそうですが、春の遅い雪国の魚沼ではまさしく今頃、2月下旬から3月上旬がぴったりなのです。

 

下見が2月の24日、曇りの午後でした。翌日も天気が良かったので歩き始めたのですが、体調が原因で、途中で切り上げて帰って来ました。29日は晴れまして快適に歩くことが出来ましたが、月が明けて3月に入りまして、2日にはまとまった雪で世界は雪まみれの風景になりました。そして昨日の3日は打って変わって良い天気になりまして、まさに三寒四温という言葉のような天気が繰り返されています。

 

 この1週間ほどの気候を見ますと、5日前の晴れの日、「響きの森公園」の雪もほとんど無くなってしまいました。

2月末日の「響きの森公園」の佇まい

 

春の淡雪の風景を何点か

 それが3月の2日になって降った雪が下のような風景に変えてしまいました。

3月2日の「響きの森公園」の風景

 

 小出郷文化会館の入り口付近です。周辺の木々はみな雪化粧ですね。

小出郷文化会館の入り口

 

 一本杉登り口の里山エリア入り口ではあずまや付近の風景はご覧の通りでした。

一本杉から鳴倉山への登り口付近の風景

 

 この朝は車で街を歩いてみました。新柳生橋から下流の風景は閑散としています。

 新柳生橋下流の魚野川

 

そしてその上流の新堀川の流入する場所には川鳥がたくさん集まっていました。

水鳥が浮かぶ魚野川

 

 私は鳥には全く素人ですのでこの鴨の種類は「コガモ」で宜しいでしょうか。コガモはシベリアから渡ってくる冬鳥で、日本で見られるカモ類の中では最小だそうです。

冬鳥のコガモ

 

 

 そして、この雪の2日後の3月2日。この日はきれいに晴れまして、かねて下見をしていた散歩コースを歩きました。

 青島大橋から上流を見ますと、今日は明るく晴れてすっかり春の風景が戻っています。

青島大橋から上流の風景

 

 

魚野川左岸の桜堤

先日こんなに地面が見えていた魚野川左岸の桜堤の堤防です。

雪のなかった日の桜堤

 

 この桜は様々な種類の桜が植えられています。そしてそれらの木々の根元にその種類が記されています。

 (ソメイヨシノ)の表示杭

ソメイヨシノの表示杭

 

 その他にはオオヤマザクラや、小彼岸桜、八重桜、枝垂桜、などの標杭が見られます。その中に聞き慣れない名前の桜がありました。(陽光桜)というのがそれです。

 

(陽光桜)はバラ科サクラ属の落葉低木でソメイヨシノより少し早く咲く鮮やかな紅紫色の桜、アマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)との交配種で自然界には無い桜だそうです。

 

サクラが咲いたらそれぞれの花を見比べてみたいと思います。

 

 

福山橋から帰路は板木集落経由

 自宅からここまでは3.5Kmあります。ここから自宅まで3.7Kmほどですから、散歩コースの中間点、といったところです。

 

福山橋から魚野川下流

 

 ここから魚野川を離れ、圃場の中の道路を歩いて帰ります。天気の良い日の歩きは快適ですね。

 途中で鳥の声がします。「チチン、ツイツイ」のさえずりはハクセキレイですね。人懐っこい鳥で人の近くを好んで暮らしています。

晴天の圃場にハクセキレイ

 

 

 板木集落は私どもの隣の集落です。ここから一本道が両集落を繋いでいます。この道から干溝集落の奥の魚沼アルプスの稜線がよく見えます。

 

 写真は「響きの森公園」の泉沢から鳴倉山の稜線ですが、遮るものの無く一望が出来ます。もう少し雪の多い年には、雪に覆われた正面の稜線を歩くのはとても魅力的だと思いませんか。

一本杉から鳴倉山の稜線

 

 

 こんな風景を見ながらこれから出来るだけマメに歩きたいものです。まだまだしばらくパッとしない天気のようで、気が滅入ってしまいそうですが、間もなく競争で咲くであろう花を心待ちに若干の辛抱です。