散歩コース下見となんとなく春の気配 | ふるさと干溝

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路傍の風景、四季の風。豪雪の里から路傍の草花や雪の里山など、四季折々の風景を綴ります。ブログの説明を入力します。

20240227日 (火)小雪の朝

 

散歩コースの下見に

 今年の少雪は記録的になってしまい、この時期楽しみにしている雪の上を「凍み渡り」で歩く雪の里山歩きが出来ません、おまけに事情があって激しい運動はしばらく控えるようにとのドクターからのお達しで、大人しくしていまして、すっかり運動不足に陥ってしまいました。

 

 そんなこんなで、散歩でも始めようかと、コースの下見に出掛けて来ました。ポイントポイントまでの時間計測用にカメラを片手に速足で歩き、後で地図から距離を計測し、カメラでの時刻と対比してみました。

 

 ヤフーマップのルート検索で計測してみたのと、自分の実際歩いた結果を重ねてみたら、私は速足かと思っていたのでしたが、後で調べてみたら思ったほどでは無くて、少しがっくりしました。それでも取り敢えずたたき台が出来ました。

 

 

散歩コースの下見に

 自宅を出て「響きの森公園」の横を歩きインターチェンジのある国道291号線に出まして、それから北の方向に下ります。魚野川に出て、青島大橋を渡り左岸の桜堤に出ます。ここまでで2kmの歩きです。

青島大橋から魚野川上流

 

 魚野川は名前のように以前はアユ釣りが盛んでした。また秋になると鮭も登って来ましたし、大きな川鱒も見られました。この場所から見る川の風情は当時と大きく変わってしまいましたが大きな枝川をたくさん抱えた名河です。

 

現在左岸は桜堤の土手として整備されており、この土手は災害時の復旧資材として利用できるように堤内地の護岸に腹付け盛り土されて出来ています。

魚野川左岸

 

 魚野川左岸の桜堤を歩くこと1.4kmで福山橋、ここから下流側に大力山や鳴倉山が川の向こうに見られます。

福山橋左岸から右岸の遠方の大力山や鳴倉山

 

 

福山橋左岸から上流の佇まい

 

 福山橋から上流には坂戸山や八海山が見られますがこの日は生憎の曇天で景色はいまひとつ、です。

 福山橋を渡り自宅までの距離を後で調べたら、3.5kmほどありました。暖かい陽気が戻ってきたら歩こうかと思っています。

 

 

秋に渡って来て春に北へ帰る鳥

 途中で雪の消えた畑に鳥が飛んで来ました。後で調べたらツグミのようです。ツグミは冬に集団で渡って来る鳥で、雪の少ない所に分散して越冬し、春にまた纏まって北に帰るのだそうです。いつもの年のように雪が多い時にはもう少し雪の少ない所にいるのでしょうか。

 

これはこの度の写真です

 

 それから次の写真は10年ほど前2023年4月21日に写した写真です。

 

 もう桜が咲こうかという時期に降った雪の田に群れたツグミ。これから北へ帰るところだったのでしょう。「鳥帰る」は春の季語だそうです。

雪の田のツグミ(その1

 

雪の田のツグミ(その2

 

 

フキノトウの初物

 それから妻がフキノトウを採ってきました。今シーズン初めてのフキノトウでしたので、てんぷらやフキノトウミソにしてもらいました。

 

フキノトウの初物

 

 

 ここのところぐずついた天気が多く、春というには少しためらいがありますが、それでも春の便りが一つ二つと聞こえてきます。

 そこで今日のタイトルは希望も少し込めて「なんとなく春」そんな風に書いてみました。