去年の年末、『2022年 東京女子・後世に残したい名場面迷場面』というエントリ(全6エントリ)をアップしたが、今年もやるつもりだ。(やってる時間なさそうなんだけどね、なんとかやりたい)
しかし今年の東京女子はいろいろあって、単純に年間ベストの内容にはならない可能性が高く、タイトルも変わると思う。
なんでそんなことになったかっていう… 何度かエントリアップしようと書いてはいたんだけど、完成しなくてアップしないままだった。
でもそのへんをアップしとかないと、その年末のエントリが収集つかないことになりそうで…
結構前に書いたものなんで今となっては「ん?」という箇所もあるが、修正せずにもうそのままアップすることにする。
まずは本来なら東京女子の3.18有明コロシアム大会の1週間後ぐらいにアップする気だった文を。
ちなみに坂崎の東京女子卒業会見は5月であり、この時点ではまだ坂崎の東京女子離脱はあくまで推測の域だったことを断っておく。
―――――――――――――――――――――――――――――――
観に行けなかった。行けたら行くつもりだったけど、前日に諦めた。いろいろ状況が難しくてね… あと有明ってのもネックだった。両国とか武道館あたりだったら当日まで迷ったかもしんないけど、お台場とかあっちの方まで行こうとすると交通費と所要時間がかかりすぎるんだよね…。
でも1.4のプリプリ王座時期挑戦者決定バトルロイヤルで伊藤ちゃんが勝ってたらあの時あの場(後楽園)で有明のチケット買ってたかもしれない。坂崎vs伊藤なら観たかったし、ポスター付きだったし。でも伊藤じゃなかったからここで一旦俺の中で有明に対して失速したんだよね…。
ただまぁその後ミリオンのタッグタイトル戦とか未詩vsリカとか(←東京女子の公式ツイッターでの“有明の推しカード”ツイートして抽選で選手のサイン貰えるってやつ、俺も参加したんだけど、俺の推しカードは未詩vsリカだった。面白くなりそうだったから。でももし仮に万が一抽選に当たったら伊藤のサイン貰う気でいたけど) 荒井vsアジャとか美威獅鬼軍参戦とか決まってきて面白い感じになってきて、行ってもいいかなと。
っていうか観客動員数に貢献するために行きたかったんだよ!
会社が有明チョイスしたのもわかるんだよ。実は去年の両国はあまり観客動員数がふるってなかった。それは俺自身が観に行って実感してたんだけど(後方が空いてたんだよ…)。
だから当分(数年は)あのクラスの会場ではやらないだろうな…と思ってたら有明コロシアムやるって発表されて、キャパ調べたら両国よりちょっと落ちる感じなようで、あぁなるほどなと。
両国や武道館クラスは現状キツいと。でもまるっきり諦めるのではなく、有明コロシアムという絶妙な落としどころというか攻めどころというね。
どこぞの団体と違って金にモノをいわせてない。等身大の自分らの出来る範囲を大幅に逸脱したりしない。週プロの表紙だってどこぞの団体は金で買ってしょっちゅう取ってるだろうが、東京女子はそんなことはしねェだろ?
坂崎vs瑞希は坂崎が陥落し瑞希が戴冠!
これね、そうなる気はしてたんだよ。これが別の会場、後楽園とか大田区総合体育館とかだったらひっくり返る気がしなかったけど、有明という特大のビッグマッチでまた瑞希タイトル獲り成りませんでした…じゃ済まないだろうなと。
でも坂崎が戴冠(3度目)したのが去年の10月。山下とツートップの実力の坂崎が半年経たずに陥落ってちょっとあり得なくないか? というとこで、結果が読めないとこではあった。
でも坂崎陥落したって知って、ある意味やっぱりな…とも思った。
というのはこないだガッツリ語った海外進出の話。あと1.4の話の時に言及した新人バンバン入れてる話(今大会ではまたさらにオーディション開催新メンバー募集と発表があったし、まだ入れるのかよ!と。やっぱり新人育成が急務らしい?)。
これでいよいよ坂崎も山下同様日本を後にするのだな、と。プリプリ王座を持ったまま海外に拠点は移せないからね。団体最高峰タイトルは団体が興行をやってく中で重要アイテムだから。単にタイトル戦そのものだけでなく、毎週の興行のカード組んでく中でタイトル戦までの前哨戦とかもウリなんで、プリプリ王者が海外拠点選手じゃ団体的に非常にうまくない。
坂崎が半年も経たずに陥落したというのは、現在はもう東京女子を離れるのが内定してることを意味している、と俺は察するのだけど?
(というかヘタすると10月に獲った時点ですでに内定していたのかもしれない。最後に贈り物的なね、会社から坂崎への。そして有明で坂崎から瑞希へ“東京女子代表”を譲渡的な。)
それは同時に、なぜ1.4のプリプリ王座時期挑戦者決定バトルロイヤルで伊藤が勝ち残らなかったのか?という理由も示唆しているともいえなくもない。
伊藤も海外志向強いから、伊藤が獲るわけにはいかなかったわけだ。
だから有明のプリプリ王座戦の挑戦者かつ勝者は海外進出予定のない選手の中の誰か、だったのだろう。その中で、シングル無冠だけどトップの一角で人気もある選手ということで瑞希になったのだろう。
(いや知らないけど、あくまで俺の推測)
ただそうなると不思議なのは、あんだけ愛し合ってる2人(笑)なのに瑞希と坂崎は離れ離れになることになりますね? まぁ2人の間で話はついてるのでしょう。
“カレシ”の坂崎は“ワシと一緒に行くか?”と誘わなかったのだろうか? 誘ったけど会社が2人ともどもというのはさすがにオッケーしなかったか? その代わり残る瑞希はプリプリ王者で新リーダーに、と?
ここまでくるともう邪推も邪推かもしんないですがね、まぁいろいろ裏側を考察したりもする。
なんにしろ…あんだけ書いた俺の思いは東京女子及び山下・坂崎・伊藤には届きませんでしたか…。
いくら本人たちの人生だから…とはいえ、時期尚早だよ。山下・坂崎・伊藤に代わる人材がまだいないんだから。もう2~3年は必要だった。
予言した通り、この3人が海外に拠点移すなら、東京女子はこの3人を永遠に失うことになるだろう。
あんまりこういうこと言いたくないけど、これは“終わりの始まり”かもよ?
東京女子はせっかくここまで大きくなってきたのに、この先 失速することが予測される。
そのぐらいこの3人の存在は大きい。コミカルもやれて、ハードな強さもある、これに該当する選手が今のところ他にいない。特に山下と坂崎が担っていた東京女子の「強さ」の部分がごっそり欠落することになる。コミカルを担える選手は他にもいるんだけどねぇ、強さも完備してるとなると… 未詩は強さの点では割とキテるけどね、ただ未詩はコミカル試合になった時、受けにまわる。自らコミカルをやるタイプではない。
リカは強さという選手ではないし、中島は強さを担うには小柄すぎるし。
山下と坂崎ですら、今の安定した強さを確立したのは2020年あたりからか?(2021年はもう今みたいな感じになってた)
とすると、それを確立するのに7年くらいかかってることになる。そのぐらいかかるんだよなぁ…。一朝一夕に出来上がるものではなく、やっぱり年月・キャリア・経験が要る。トップ選手というのは2~3年とか4~5年で作り上げられるものではない。
山下・坂崎は今全盛期じゃないか? まさにそのタイミングで手放すというのは俺には信じられないね。いやまぁ山下は数年前から海外志向を会社に伝えてたそうだから、会社の意向でなく本人の意向なんだろうけど。
にしても今全盛期迎えてて、全盛期は数年といったとこだろう、そこを海外にいっちゃって、前に散々書いたけど海外プロレスでは実力が落ちるし(海外は競技性低く演劇性高い)東京女子でやってるコミカルも出来ない…全盛期にむしろ内容的にはダウンした環境にいっちゃって、これはホントもったいない! せっかく育った人材を…。
荒っぽいテイストとか口がたつ伊藤に代わる人材もまた、いない。ヒカリはパッと見ハードっぽいけど中身はユルユルだから(笑)。角田は東京女子で数少ない荒っぽい感がある選手だけど、口撃的でないので伊藤の代わりにはならない。(あと伊藤の特長はその人生ヒストリーにある&それをリングに直結させてたところ(全3エントリ)だが、角田も苦労してきた人ではある、でも伊藤と違って角田はそれを選手として・試合として投影・直結させては(させられては)いないからね)
…だからそういう見方でいくと今回の有明大会は全然大団円ではなく前途多難の始まりといえて、俺は非常に不安を感じる。
と、ここで意外?なのはIP戦が未詩陥落でリカ戴冠であろう。東京女子の未来を担う逸材の未詩が一歩後退してリカにスポットライトが当たるという逆転?は不思議ともいえる。
いや俺この試合推してたし「負けたらリカ暴れろ!」とツイートした通りリカの活躍に期待してたけど、個人的楽しみと団体の行く末は話が別。
東京女子はどこぞの団体と違って流れがちゃんとあるので、その場限りの後先考えない いい加減な思いつき・カン違いな意外性狙って見当違いなどんでん返しなんつー糞なマネはしないんで、リカが勝ったのにも今後を見据えた理由があると考えるべきなんじゃないか?
山下・坂崎・伊藤抜け→瑞希だけでなくリカ推し???
でもIP王座ってのが… IPはインターナショナルプリンセスだからね。ココよ、「インターナショナル」。
そこで新たに危惧されるのがリカも海外に意識いっちゃってるの!?ってなところだが、インタビューで“日本拠点でインターナショナル”的なこと言ってて、あれ読んだ時リカもしかして俺のエントリを読んでくれた?とか一瞬思ったんだけど。
もしも、仮に、万が一だよ? リカが俺のエントリ読んで=俺の危惧を読んで、ならアタシにまかせろ!と思ってくれて今回獲っちゃったなんて日には、もうお兄さんリカのファンになっちゃうよ。(いや今までも好きだったけどさ)
リカがもしそんな男気(?)をみせてくれたのだとしたら、応援せずにはいられないでしょう!
…それと、ここまで話してきた通りであるなら東京女子は主役あるいはトップ交代の一大転換真っ最中ということになるが、新人もたくさん入れてるし、でもここで初期メンバーの1人であるリカの「ちょっと待ったァ――ッ!」という逆襲、…は語弊があるかもしんないけど、
初期メン山下・中島・坂崎・リカの4人の中でプリプリ王座戴冠歴 山下3回・坂崎3回・中島2回・リカ1回とどうも主役に成り難かったリカだが、山下と坂崎が東京女子を後にするとなった今(←決めつけてるけどさ・苦笑)、またそれを補填すべく新人をバンバン育成してる(ように見える)今、ここでリカが前面に出てきた意味、やる気…
未詩が陥落したのは意外であり残念でもあるのだけど、個人的にはリカの今後は要注目&期待せずにいられない。
(余談だけど、リカってメンタル的に弱いのかな? 結構前の記者会見の映像でリカの顔にかなりデキモノがあった時があって、あと去年の年末だっけ?に胃腸炎で欠場したろう、そういうのメンタルが原因なのかな?
何に悩んでるのだろう? あんなに面白くて魅力的な選手なのに。そりゃまぁたしかにあまり主役にはなれずにきたけど、主役であろうがあるまいが東京女子で生きてる人生って楽しくないか? ましてやリカは結構やりたい放題やってるように見受けられて(笑)、なんかもうそれで十分な気がするけどね、俺は。世の中、楽しく生きれない人生の方が圧倒的に多い。俺も酷い人生だよ。俺には東京女子の選手はとても羨ましく見えるし、リカもとても魅力的に見える。
だから、まぁ何に悩んでるかわからないけど、ってか さっきから悩んでる前提で話してるけどさ(苦笑)、あまり悩まなくても… いやファンのうかがい知れない何か問題や事情を抱えてるのかもしれないし、知ったようなことは言えないんだけど、もし悩みが“うかがい知れない何か問題や事情”ではないのなら、あまり悩まないでほしいね。テレビドラマ『ビーチボーイズ』のセリフ、「“悩みがない”のと“悩まない”ってのは、違うんだなァ」ってやつだよ。)
うぉお、ここまでですでにもうかなり長文だ! 観に行ってもいない試合についてこんなに言うことあるとは思わなかった(相変わらずレッスルユニバースでも見てない。見れない事情があんのよ… だから例によって断片的な映像とニュース記事のみしか見れてない)。
もう1コだけ、ワントゥーミリオンvs外人怪物コンビのタッグタイトル戦はミリオンが獲ったね。獲るだろうとは思ってたけど。だって海外に流出しっ放しってわけにはいかないでしょう。それに前々から書いてた通り、この2人はどちらも海外に移りたがってたから、利害が一致してるというか向いてる方向性が一緒というか、だから今のタイミングで獲っても問題がない。獲ったら日本と海外行き来して防衛戦するとも言ってたし。
…たださっきプリプリ王座の話でも言ったけど、海外拠点にしてる選手がタイトル保持者だと東京女子の国内の興行・カード編成に影響すんだよな… タイトル戦だけやりゃいいってもんじゃないからさ。
東京女子のタッグ戦線が萎んでく可能性が高い。タッグトーナメントは年1回だし、今年のはもう終わってるし。
…坂崎は今後おそらく海外に拠点移すからマジラビ(坂崎&瑞希)は空中分解となるだろう、ミリオンも2人とも海外に拠点移すだろうからゆくゆくは東京女子からはほぼフェイドアウトする。
東京女子のタッグチームといえばマジラビ、白昼夢(リカ&未詩)、ミリオン、享楽共鳴(中島&ミサヲ)といったところであり(でじもん(鈴芽&有栖)はまだ名物タッグの域には遠いし、ふりーWiFi(ヒカリ&角田)は去年は俺も年間ベストにリストアップしたぐらい面白かったけど、その後これといった活躍ないんだよな…)、
この中からマジラビとミリオンが東京女子から消える。
と考えると、な? 東京女子のタッグ戦線が萎むってのもわかるだろう? 名物タッグの数自体が減るうえ、タイトル保持者が海外にいるという、これでは東京女子内のタッグ戦線が盛り上がるわけもない。
だから個人的にはミリオン好きなんだけど、タイトル奪取したのも良かったけど、今後を考えるとねぇ…
たぶんどこかの時点でミリオンが東京女子内のどれかのタッグチームにタイトル明け渡すことになって、東京女子内でまわってくことになると思うけど。
…というように、この有明大会、俺的には正直明るい希望があまり見えず、かなり今後に不安の残る大会だった。
去年の両国はハピネス! 万感の思い、だったのに。(両国大会はこちら。全5エントリ)
まさかその1年後に不安定な状況になってるとは。
それもこれも山下・坂崎・伊藤の海外志向だよ。前に散々言ったように、日本を拠点にしての海外志向だったら問題なかった。でも拠点を海外に移すってことは、もう東京女子の山下・坂崎・伊藤は失われるってことなんだよ。
俺はこの3人に東京女子に居続けてほしかった。
でもこの3人の意志がもう引き返し不能なようなんで、今後はこの3人を除いたところでの東京女子というのを考えてかないとならない。ファンもね。
でもさっきも言った、前々からも言ってるけど、この3人の代わりが誰もいない。魅力的な選手は他にもいるけど、この3人が持つ個性や実力や総合力に匹敵する人が正直いないってのが痛いんだよ…。ほんと得難い選手たちだった。
山下と坂崎の肉体の力強さやシリアスにいった時の怖さに対して、瑞希は細すぎるし怖さもない。瑞希が怖さにいったら違うしね。
未詩は大器だけど、コミカルが足りない。コミカルは中島・リカ・ミサヲあたりが強い。でもこの3人には山下と坂崎の力強さと怖さがない。そもそもタイプが違うといえるし。
コミカルといえば、山下・坂崎もコミカルに強い。菓子折り問答とかも(センスもあるだろうけど)あぁいうとこにもキャリアを強く感じる。手慣れてる。余裕があるもんね。(初期メン4人ともコミカルに長けてる。ベテランの安定感、盤石の面白さがある。)
…今の東京女子ってバランスが最強なんだよな。ベストメンバーというか。揃い踏みというか、シリアスもコミカルも、強さもおちゃらけも同バランス。10年やってきてここまで整った。遂に完成されたといっていい。
なのに山下・坂崎・伊藤が抜けるという… せっかくここまできたのに…という喪失感というか残念感というか、
いやまだこの3人は離脱してはいないけど、ゆくゆく離脱することがもうわかってるも同然なんで、それが特に去年後半からだったかな、徐々にハッキリしてきて、
坂崎が東京女子の大会に穴空けて海外遠征行ったあたりからだよな、そこから段々ね、で特に今年に入ってから坂崎が1ヵ月海外とか、先日の山下の発表に至っては離脱を公言したも同然だからね。
そうしてこの有明大会、坂崎陥落で瑞希戴冠は坂崎の離脱を暗示してるわけで、いよいよかっていう… 『ビーチボーイズ』でいうなら社長が広海と海都に言った「そろそろだな…」みたいな、最終回間近っていうさ、別れの時が近づいている、そういう感傷、寂しさ、
俺はこの有明大会にそういう印象を持った。
今、東京女子は分水嶺かもしれない。ここが運命の分かれ道。別れる直前のところ。終わりの始まりとなるか否か。
でも山下・坂崎・伊藤を止める権利は誰にもない。
社長が真琴に言う、「もしアイツらがここを出ていくって言ったら、その時は、絶対、止めるな」 そしてセンチメンタルな曲というか効果音?(爽やかに悲しいような音)が流れる…
あの時の感じかもしれない、俺が有明大会に対して持った感情は。
広海と海都と社長がいなくなった後も、あの民宿ダイヤモンドヘッドは存続する。春子と真琴が継いで。物語展開としてはそういう落としどころになっている。
でも広海と海都と社長のいないダイヤモンドヘッドなんて! とも思う。民宿としては存続するけど、あの5人が揃ったあの夏はもう2度と戻らないのだ。
…なんか今回つい『ビーチボーイズ』(コレとコレ参照)を思い出してしまったんだけど、なんかちょっと似てるんだよなぁ…
オリンピック出場ならずで人生ドロップアウトしてる広海と一流商社マンだが自分の人生を生きてない海都がそれぞれあの民宿に行き着いて、あそこで楽しい時間が始まって、
東京女子もいろんなコたちが紆余曲折あって東京女子に辿り着いて、出逢って、楽しい様を繰り広げて、
でも広海と海都は“夏が終わったら俺どうする?”という考えに向き合ってくことになる。
楽しい時間は永遠には続かない、必ず終わる時が来る、最終回は必ず訪れる、別れの時はやってくる。
『ビーチボーイズ』はそういう物語だったし、旅立ちの話だったから、それでいい。
でも東京女子はそこから先が違う。
広海と海都は自分のやりたい事・やるべき事・自分が生きてく世界を見つける旅に出ていった。民宿での夏はその前の猶予の時間。社会人になる前の高校生あるいは大学生みたいな(いや、一度社会に出たけど若いうちにやり直す話かな…)、『パトレイバー』の特車2課の連中みたいな。
でも東京女子は違う。もうすでに社会に出ていて、うまく生きていけなくて、そうして辿り着いたサンクチュアリみたいなもんだよ。出ていく必要はもうない。
ケガが原因とか年齢が理由で辞めるなら仕方がない。それならわかる。自然な新陳代謝でトップや主役が入れ替わるのはまぁいい。でも海外進出で東京女子から消えてくのは、俺はちょっと承服しかねるものがある。
いや、もっといろんな人たちと出逢いたい、もっといろんな人生経験したいというのは、たしかにまぁわかる。
でも繰り返すけど、前にも散々言ったわけだけど、東京女子は唯一無二だから、東京女子でやってることは他の場所では出来ない。だから他所に行ったら、その選手はもう東京女子の選手ではなくなる。そういうフェイドアウトの仕方は本当にもったいない。2択で答えを1つしか選べないわけじゃない、両方取るという選択肢もあるのに。
でも3人は考え直す気はないようだし、本人たちの人生なのだから他人は止めようもないし。
とりあえずリカは日本に居ながらの海外進出を発言してたから、それが救いではあるけど。ただ、やっぱりリカは、そして中島も未詩も瑞希もだけど、山下・坂崎・伊藤の代わりにはなれない。
この3人を欠いたメンバーでも、ユーモアは損なわれないが、攻撃値は激落ち。
今の東京女子はこの2つが素晴らしいぐらい同バランスなのに…
とにかく、東京女子はこの先どうなるのだろう…という感情で今は見守っている。
―――――――――――――――――――――――――――――――
…という、未完の文だから読みづらい文だったろうけど。
あともう2つぐらいか、書いたのあるんで、またアップする。