岐阜県本巣市根尾産の菊花石。
国の特別天然記念物に指定されています。
恥ずかしながら菊花石のことは今まで知らなかったのですが、鑑賞石の一種で中に菊の模様があり、その美しさから鑑賞石の最高峰とも言われているそうですね
母岩は暗色の玄武岩が多く、赤みや青みを帯びた黒・緑・灰色・茶色等。
母岩の中に放射状の模様があり、これが菊の花そのものに見えます。
花の色は純白・青・紫・黄色等があり、花の大きさや模様は実にさまざま
菊花石自体は丸いのですが、切断するとこんな感じ
菊花石がどのようにしてできたのかについては、現在でも定説が無く、様々な説が唱えられているようです。
玄武岩の中に放射状の割れ目ができ、この中に方解石や玉随等が入り花の模様ができたもの、又は方解石が石英等に置き換わった
玄武岩の中にアラゴナイト(霰石)の結晶が放射状に現れ、アラゴナイトがやがて方解石、後に石英となった
この二つの説が有力なのだとか。
なんか化石っぽい感じがするけど⁇
このように大きなものだとかなりのお値段ですが、パワーストーンとしても販売されているようですね
菊花石のパワーストーンってお目にかかったことがないですが「菊」なだけにとても縁起が良さそう
そして姫島の黒曜石や糸魚川の翡翠などに匹敵するほどの魅力を感じました
いつか本物を見てみたいですね！
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