九品仏② | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

こちらの浄眞寺は寺の結構がコの字型になっていて、総門と本堂が反対を向いて並んでいるので珍しいそうです。


☆本堂
ご本尊に珂碵上人作の釈迦牟尼如来様(重要文化財)を安置。珂憶造りと称され、第二世珂憶上人の代の元禄11年(1698)三仏堂とともに上棟しました。
{E6BD8E14-C1E0-40FA-9099-2C2A18DAF964:01}

{672DDBFA-632F-4787-B824-3CF3F519A90D:01}

{9BED9CBE-49E2-48A9-BB63-99600C060C04:01}



本堂向かって左には五劫思惟像
{88CB6163-5CCD-4CF8-B5E2-1969481B3ECF:01}

法然上人像
{368AFA9E-A9EA-40D4-A850-96206B69831C:01}

ぴんずる尊者像
{BE183517-4EBB-4892-8994-FD57D0E9ECE0:01}

本堂向かって右はこんな感じ
{857BAF4F-36D3-4B02-8CE6-E0E911AD6954:01}

天井
{89572EB4-4352-47D3-BA82-6877CBE8C125:01}

続きまして三仏堂へ

三つのお堂のうち中央の「上品堂」のみ開いていました。
{3AE8678F-B386-4A40-B991-CC8B9747CA26:01}

{A40BCCDD-2CF3-4B8E-BF6C-DD9F7EE53F10:01}

上品堂の三躰のうち中央を上品上生仏・右を上品中生仏・左を上品下生仏とし、中品堂と下品堂も同様です。
阿弥陀様には上品上生から下品下生まで九つの名があり、それぞれ手の位置など印相が異なっているんです
浄土教における極楽往生の九つの階層を表し、本堂の此岸に対して彼岸を表しているそうです

中品堂
中品上生仏・中品中生仏・中品下生仏
{D8DC287C-A923-467C-B593-6EBAEEC324C6:01}

下品堂
下品上生仏・下品中生仏・下品下生仏
{5C7CC12E-BE03-45EB-A400-B974A310A698:01}
ガラス窓のところから覗いてみちゃいました
もう大興奮です

珂碵上人(1617~1694)は念仏行者として一代の高僧であり、非常に彫刻に秀でがられ、彫刻された仏像も多数に及んだそうです。
その中でも18歳で発願、51歳の時に完成した九躰の阿弥陀如来像(九品仏)は上人の最高傑作といわれています。

{12FEC027-F652-48F9-9F10-C82249BA739E:01}

境内には古木が多く、七堂伽藍の完備した僧房として数少ない寺院です。
周囲の土塁は旧奥沢城の城塁といわれています。

都天然記念物のイチョウの木
{E83C41F0-EF15-44BA-8E55-3D3124A490E8:01}

☆来迎会【おめんかぶり】
浄眞寺には、念仏行者が臨終の夕べに阿弥陀如来様が二十五人の菩薩様を従えて西方浄土よりご来迎になるという浄土の教えを行事にしたものがあります。三仏堂から本堂への懸け橋を僧や信者の方々がお面をかぶって行道する儀式です。無形文化財に指定されています。

寺宝では「飛び茶釜」が有名とか

*この九品仏の記事はいただいたご由緒書きを参考にしております^ ^


それにしても…こちらの三仏堂が全て開くことってあるんでしょうかね⁇
あの見事な阿弥陀様が九躰並んだらそれはそれは見事でしょうね
想像しただけで胸が高鳴ります
あぁ見てみたい


ご朱印
こちらの他にもご詠歌のご朱印があるそうです^ ^私は次にお詣りに来た時のお楽しみにしました
{AEC329A2-14AB-4853-9EB4-A2C4AE6CD2C3:01}


さてさて明日はこちらの九品仏にまつわるお姫様の伝説をご紹介したいと思いますm(_ _)m